The Clearing(クリアリング)
アートウィーク東京 参加企画

キュレーション:エコー・エシュン
会期:2025年11月3日[月]– 12月26日[金]
アートウィーク東京 参加企画(11月5日–9日)
出展作家:ネンギ・オムク(Nengi Omuku)、ソラ・オルローデ(Sola Olulode)、オキキ・アキンフェ(Okiki Akinfe)、アーサー・ティモシー(Arthur Timothy)、クウェシ・ボッチウェイ(Kwesi Botchway)
東京・青山のスペースアンは、アフリカ系ディアスポラの現代アーティストによるグループ展「The Clearing(クリアリング)」を開催いたします。本展は、キュレーターで作家のエコー・エシュンが企画し、絵画を中心にブラック・コミュニティの記憶と想像力を探ります。
展覧会タイトル「The Clearing(開けた場所)」は、作家トニ・モリスンの小説『ビラヴド』に登場する、森の中にある特別な空間に由来します。そこはブラック・コミュニティの人々が集い、癒やし合い、愛を育み、外部の敵意ある視線から一時的に解放される場所。本展は、この「集うこと」を、単なる交流を超えた抵抗・回復・創造の行為として捉えています。
ネンギ・オムク、ソラ・オルローデ、オキキ・アキンフェ、アーサー・ティモシー、クウェシ・ボッチウェイらの作品を通して、ブラック・サブジェクティビティ(主体性)を「見せる/見せない」という対立構造から解放し、夢を見て、変化し、新しい世界とつながる広がりのある存在として描き出します。
静けさとケアに満ちた展示空間の中で、これまで見過ごされてきた感情や物語が少しずつ可視化され、ブラック・ライフの精神的・感情的な深みが浮かび上がります。
特別イベント
● 11月6日(木):エコー・エシュン × 長谷川佑子トークセッション(会場:Space Un)
本展や現代美術におけるブラック・ディアスポラの表現、国際的なキュレーションの視点などについて語り合います。

キュレーターについて|エコー・エシュン(Ekow Eshun)
ロンドンを拠点に活動するキュレーター、作家、文化批評家。アフリカ系ディアスポラの歴史や文化、美術に関する国際的な展覧会や出版で知られ、バービカン・センター(ロンドン)、サーペンタイン・ギャラリー(ロンドン)、テート・ブリテン(ロンドン)など主要美術館で企画を手がける。著書に In the Black Fantastic(テート出版、2022年)などがあり、BBCや主要美術誌にも寄稿。人種、アイデンティティ、想像力をテーマに、現代美術と社会の接点を探求している。
展覧会概要
会期:2025年11月3日[月]– 12月26日[金]
会場:Space Un(スペースアン)/東京都青山
キュレーター:エコー・エシュン
出展作家:ネンギ・オムク、ソラ・オルローデ、オキキ・アキンフェ、アーサー・ティモシー、クウェシ・ボッチウェイ
アートウィーク東京 AWT(11月5日–9日)参加
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