マーシブエンターテインメントの新たな地平を目指す:KOJIMA PRODUCTIONS とのパートナーシップについて

東京– Niantic Spatial は、KOJIMA PRODUCTIONS と次世代のイマーシブエンターテインメントの共創を目指し、パートナーシップを発表しました。9月23日に行われた、KOJIMA PRODUCTIONS 設立10周年記念イベント「Beyond The Strand」に、Niantic Spatial CEOのジョン・ハンケがサプライズで登壇。小島秀夫氏とジョンは、Niantic Spatial の地理空間AI技術を活用し、小島氏ならではのアイコニックなストーリーテリングを現実世界に拡張していく新たな技術提携について話しました。
このコラボレーションは、インタラクティブなストーリーテリングの可能性を切り拓くという共通のビジョンを示す、両社にとって大切な取組となります。KOJIMA PRODUCTIONSにとっては、従来のゲームの枠を超えた新たなメディア領域への大胆な拡張となり、Niantic Spatialにとっては、人とマシンの物理世界における理解やインタラクションを、地理空間AI技術によっていかに変革できるかを示すものとなります。
小島秀夫氏のコメント:
今まで私たちはスクリーンの中でゲームを作ってきました。それをリアルな日常の中に解放させることが、ジョンさんの、Niantic Spatialのテクノロジーで可能になります。現実の山に登りながら、そこにエンターテイメントがあり、そこで本物の友達とつながる、そんな体験を一緒に作っていけるのが楽しみです。
ハンケのコメント:
「Nianticは常に、テクノロジーが人と人、そして人と世界をより近づけられると信じてきました。Niantic Spatial はそのビジョン が進化したものです。私たちは、人とマシンが対話できる “生きた世界のモデル” を構築し、より闊達なストーリーテリングとインタラクションのため、新しいキャンバスを作り上げています。KOJIMA PRODUCTIONS と共に、私たちの創造性とイノベーションを結集することで、新旧のファンにどのような体験を届けられるのか探求できることを大変嬉しく思います。」
Kojima Productions について
株式会社コジマプロダクションは、ゲームクリエイター小島秀夫が “FROM SAPIENS TO LUDENS” の旗のもと、2015 年12月に設立したクリエイティブスタジオです。
2019年11月、PlayStation®4用ソフトウェアとして発売された『DEATH STRANDING』は、プレイヤー自身のゲームプレイによって誰かと繋がり助け合う“ソーシャル・ストランド・システム”を導入し、ノーマン・リーダス、マッツ・ミケルセン、レア・セドゥ、リンゼイ・ワグナーら世界的な名優たちの出演も話題を呼びました。その後、PlayStation®5、PC、iPhone、iPad、Mac、Xbox Series X|SやAmazon Lunaなど様々なプラットフォームへ展開し、2025年3月に全世界で累計プレイヤー数2000万人を突破しました。2025年6月26日、PlayStation® 5用ソフトウェアとして発売したシリーズ続編『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』は、前作のエンディングから数か月後の世界を舞台に、主人公サムの新たな旅が始まります。
映画制作・配給 会社「A24」との実写映画化プロジェクトや、Xbox Game Studiosと贈る『OD』、完全新規のアクション・エスピオナージ・ゲー ム『PHYSINT(仮題)』など、様々なプロジェクトが進行中です。
2020年、小島秀夫はこれまでの卓越した貢献が認められ、英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)が個人に授与する最高の栄誉である「BAFTAフェローシップ」を受賞。日本国内においては、2022年文化庁より「芸術選奨文部科学大臣賞(メディア芸術部門)」を受賞しました。
詳しくはwww.kojimaproductions.jp をご覧ください。
Niantic Spatial について
Niantic Spatial は、地理空間AIの分野で先駆的な取り組みを行っており、人とマシンが物理空間を新しい方法で認識し、理解できるテクノロジーを開発しています。コアの技術は、第3世代デジタルマップを基盤に構築され、Visual Positioning System(VPS)により、現実の空間でセンチメートル単位の高精度な位置特定を実現しています。現在は、Large Geospatial Model(LGM)の開発に取り組んでおり、現実世界の地理空間を、意味的に豊かで一貫性のあるかたちでAIが理解できるようにする、新しいモデルの構築を目指しています。
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