所沢を描く104部屋の美術展「所沢パークホテル ルームクリエイティブコンペティション」開催
― 所沢に息づく文化と風景を、アートで感じるホテルへ ―
合同会社RPG(所在地: 埼玉県所沢市/代表: 角田テルノ)は、所沢パークホテル(所在地: 埼玉県所沢市、代表: 内川英敏)と共同で、地域の文化や風景をテーマにしたアートコンペティション「所沢パークホテル ルームクリエイティブコンペティション(以下: 所沢パークホテルRCC)」を開催しました。
客室・ロビー展示のご案内
本企画では、所沢市およびその周辺にゆかりのあるクリエイターが「あなたにとっての所沢とは?」をテーマに作品を制作。
ホテルの全104室に入賞作品の複製画を展示し、訪れるすべての人がアートを通して所沢の魅力を体感できる「104部屋の美術展」として展開します。
あわせて、入賞者の原画はホテルロビーにて期間限定で展示しています。宿泊の有無にかかわらず、どなたでも作品を鑑賞・購入することが可能です。
客室展示
内容:入賞者作品の複製展示(全104室)
期間:常設(期間の定めなし)


ロビー展示
内容:入賞者作品の原画展示
会場:所沢パークホテル ロビー(埼玉県所沢市東住吉3-5)
期間:2025年9月11日(火)〜2025年12月31日(水)
観覧可能時間:11:00〜21:00
※宿泊者以外の方も観覧・購入可

企画の目的
「宿泊するだけの空間」から「所沢を感じる特別な空間」へ
所沢パークホテルは開業以来、「地域に根ざした温かな空間」を理念に掲げ、多くの来訪者を迎えてきました。
その中で所沢パークホテルRCCは、地域の文化や自然、日常の風景をアートを通して発信し、ホテルの客室を「泊まる場所」から「地域の魅力を体感できる空間」へと進化させることを目的として企画されました。
本企画では「あなたにとっての所沢とは?」をテーマに、所沢市やその周辺地域にゆかりのあるクリエイターが、それぞれの視点で“所沢”を描いています。
武蔵野の森や狭山丘陵の自然、茶畑の緑、祭りの灯、そして何気ない日常の瞬間。
作品の一つひとつには、地域の風景や記憶、人々の思いが込められています。
応募者52組の中から選ばれた8名の作品を展示!
本コンペティションには、所沢およびその周辺にゆかりのある52名のアーティストから応募があり、厳正な審査の結果、グランプリ1名、準グランプリ2名、奨励賞2名、審査員特別賞3名の計8名が選出されました。
入賞者の紹介
GRAND PRIX(グランプリ) 小松 くみさん
受賞作品タイトル:公孫樹


2020年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒
2017年 月光荘画室2 / 二人展
2020年 コート・ギャラリー国立 / 二人展
2024年 所沢ギャラリーつみき / 個展
※グランプリは、受賞作および過去作品40点を客室展示
SECOND PRIZE(準グランプリ) 開道 孝之 さん
受賞作品タイトル:scrap and build


所沢市在住。独学で写真を学び、都市の日常風景をグラフィカルに切り取ったシリーズを中心とした写真の作品制作に取り組む。2024年 第2回写真・映像作家発掘オーディション「GRAPHGATE」佳作。
SECOND PRIZE(準グランプリ) たかはし れいな さん
受賞作品タイトル:MY FAVORITE PLACE


美術講師として勤務しながら画家として活動。
個展、グループ展、公募展出展。
未就学児対象の親子造形教室「アトリエれっぽん」主宰。
東京都東村山市在住。
※準グランプリ2名は、受賞作20点を客室展示
ENCOURAGEMENT AWARD(奨励賞) 川原井 康之 さん
受賞作品タイトル:こだち


1997.東京都生
2015.県立芸術総合高校卒
2019.東京造形大学卒
個展
2024.「山河の訪い」B-gallery(豊島区)
2025.「うつろい」GALLERY b.TOKYO(京橋)
ENCOURAGEMENT AWARD(奨励賞) 松橋 萌 さん
受賞作品タイトル:三角と武蔵野の地


1985年生
2009年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
2017年 ドレスデン造形芸術大学マイスターコース卒業
2009年 art-icle アワード入賞
2009年 佐藤一郎賞受賞
2016年 ポーラ美術振興財団助成
※奨励賞2名は、受賞作12点を客室展示
SPECIAL AWARD(審査員特別賞) 諏訪部 昭久 さん
受賞作品タイトル:野老澤(ところさわ)神明社・秋


昭和18年東京都生れ
都内の小中高校、日本大学理工学部卒
大成建設㈱にて特殊建築の計画設計監理に従事
この間建築学会委員会委員
国際会議論文発表、米国研究所実験計画参加、等
一昨年まで一級建築士事務所代表
SPECIAL AWARD(審査員特別賞) 醪 “low moromi” さん
受賞作品タイトル:拾う形


1995年 埼玉県狭山市生まれ。
神社仏閣やその周辺を彩る植物の美しさに琴線が触れた幼少期の原体験がフラッシュバックし、独特の雲柄「遊雲(Yu-Un)」が完成する。
「遊雲」は、雲をテーマに心象風景を目に見える形に表現したアート作品です。
流れるような雲の形は、心の変化や不安定さを象徴し、観る者に人生の無常さを思い起こさせます。
SPECIAL AWARD(審査員特別賞) 志村 ねね さん
受賞作品タイトル:reflection town – あそぶまち –


2020 埼玉県立芸術総合高校 卒業
武蔵野美術大学造形学部日本画学科 入学
2024 武蔵野美術大学造形学部日本画学科 卒業
武蔵野美術大学大学院日本画コース 入学
2025 現在在籍中
※審査員特別賞3名は、原画をロビー展示。
所沢パークホテル代表からのコメント
「所沢というまちの空気や文化を、客室にいながらも感じていただきたい」
──その想いから本企画はスタートいたしました。
当初は応募が集まるか不安もございましたが、最終的に52名もの方々よりご応募を賜り、心より感謝申し上げます。
多様な手法やアプローチで表現された「ところざわ」の姿は、ロビーや客室に新たな彩りと温かさをもたらしてくれました。
遠方からお越しのお客様にも、作品を通じて“所沢の息づかい”に触れていただければ幸いです。
今後も所沢パークホテルは、所沢の魅力の発信拠点として地域社会と共に歩んでまいります。
結びに、ご応募いただいた52名のアーティストの皆様、厳正な審査を担ってくださった審査員の皆様、そして本企画に関わっていただいたすべての皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上
げます。
所沢パークホテル 代表 内川 英敏
<合同会社RPGについて>
本アートコンペの企画運営を担う、所沢を拠点に活動する会社です。
「人生を冒険しよう」をテーマに、イベント企画、美術装飾、骨董商など多角的に事業を展開しています。
これまでに、ところざわサクラタウンで開催された「武蔵野回廊文化祭」や「冬のライトアップ」装飾なども担当。
今回の企画では主催である所沢パークホテルと連携し、全体構成や広報業務を担っています。
所在地:埼玉県所沢市大字山口647番地の4
<所沢パークホテルについて>
有限会社アトム開発が運営する1993年開業のビジネスホテル。所沢駅から歩いて2分ほど、また都心までは西武池袋線にて乗り継ぎなし24分と利便性が高い。
所在地:埼玉県所沢市東住吉3-5
アクセス:西武線所沢駅南口から徒歩3分
公式サイト:https://www.tokorozawa-parkhotel.co.jp/
<本件に関するお問い合わせ先>
所沢パークホテル ルームクリエイティブコンペティション事務局
E-mail: parkhotel.rcc@gmail.com
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