乾燥炉の品温計測で品質と省エネを両立 「V-THERMO」の活用事例が日本設備管理学会「ものづくり大賞(事例賞)」を受賞

9月30日から幕張メッセで開催されるCOATING JAPAN東京に出展。IPCO共同展示スペースと栗田工業ブースの2か所で実機を展示し、10月1日16時から受賞事例を講演

株式会社真空断熱研究所

株式会社真空断熱研究所(本社:三重県亀山市、代表取締役:中村圭介)は、小型耐熱温度データロガー「V-THERMO」を活用した塗装乾燥炉の品温計測による改善事例が、日本設備管理学会の「ものづくり大賞(事例賞)」を受賞しました。

当社は、2026年9月30日(水)から10月2日(金)まで幕張メッセで開催される「第9回 塗料・塗装設備展-COATING JAPAN-」に、一般社団法人国際工業塗装高度化推進会議(IPCO)の共同出展企業として参加します。会場ではIPCO共同展示スペースで活用事例を紹介するのに加え、栗田工業株式会社ブース内でもV-THERMOを展示します。また、10月1日(木)16時からは「塗料・塗装セミナー」に登壇し、受賞事例を交えながら、品温計測による品質確認と省エネルギー改善について紹介します。

製品の温度履歴計測のために、温度ロガーも製品と一緒に炉内へ投入する。

■受賞事例について

一般的に乾燥炉では、炉内に設置された定点温度計により雰囲気温度を管理、制御しています。しかし、製品の材質、形状、板厚、配置場所などによって昇温状態が異なるため、雰囲気温度だけでは実際の製品温度を十分に把握できません。

受賞対象となった事例では、株式会社村上商会の塗装乾燥炉において、V-THERMOを製品と一緒に乾燥炉を通過させ、複数箇所の温度履歴を計測しました。得られたデータを基に、製品温度が塗膜の硬化に必要な温度条件を満たしていることを確認したうえで設備の運用方法を見直し、品質条件を維持しながら、バーナー稼働時間を約10%削減しました。

設定温度を下げることだけを目的とするのではなく、実測データによって品質条件を確認しながら、設備本来の改善余地を見つけた点が本事例の特徴です。

この取り組みは、日本設備管理学会誌に「V-THERMOを用いた塗装乾燥炉内品温計測による設定温度の確からしさの確認とエネルギー効率最適化の事例」として掲載され、日本設備管理学会「ものづくり大賞(事例賞)」を受賞しました。

※約10%削減は本事例における結果であり、設備、製品、塗料および運用条件によって効果は異なります。

▼導入企業・株式会社村上商会様インタビュー動画

■品温計測で、品質と省エネルギーを両立

乾燥炉の温度計測は、単に設定温度を下げるためのものではありません。実際に設定温度を下げて検証した結果、必要な温度保持時間を満たさないことが判明する場合もあります。

製品が実際に受けた温度履歴を把握することで、品質条件を変更してよい部分と、維持すべき部分をデータに基づいて判断できます。また、設備不具合の早期発見、品質不良原因の特定、新製品立ち上げ時の条件確認、設備メンテナンス後の状態確認にも活用できます。

当社はV-THERMOの販売に加え、現地での温度計測、データ解析、乾燥炉温度診断を通じ、製造現場における品質向上と省エネルギーを支援しています。

■V-THERMOについて

V-THERMO200は、200℃の環境下で1時間使用できる小型耐熱温度データロガーです。外形約φ80mm×高さ120mm、重量約500gのコンパクトな本体で、最大4か所の温度を同時に計測できます。

製品や搬送治具とともに乾燥炉内を通過させることで、炉内の定点温度ではなく、製品が実際に受けた温度履歴を取得できます。小型・軽量で専用架台を必要としないため、従来の耐熱ロガーでは設置が難しかった製品や設備にも使用できます。

■COATING JAPAN 2026 出展概要

展示会名:第9回 塗料・塗装設備展-COATING JAPAN-
会期:2026年9月30日(水)~10月2日(金)
開催時間:10時~18時(最終日は17時まで)
会場:幕張メッセ 7ホール

■日本設備管理学会ものづくり大賞受賞事例など温度診断による事例紹介
出展:一般社団法人国際工業塗装高度化推進会議(IPCO)共同展示スペース
展示内容:V-THERMO実機、塗装乾燥炉における品温計測・温度診断事例
小間番号:41-40B

■栗田工業株式会社ブース内でも乾燥炉内のV-THERMOの計測イメージを展示

展示場所:栗田工業株式会社ブース内オールグッド株式会社展示コーナー

展示内容:乾燥炉内における小型耐熱温度ロガーV-THERMO200の計測イメージ

小間番号:44-48

■セミナー概要

日時:2026年10月1日(木)16時~16時45分
会場:幕張メッセ 8ホール「塗料・塗装セミナー会場」
セッション番号:COAT-12
講演タイトル:乾燥炉温度診断による品質と省エネの両立
― 品温計測から見えた設備運用の改善事例 ―
講演者:株式会社真空断熱研究所 代表取締役 中村圭介

乾燥炉を通過する製品温度を計測し、品質条件の確認、設備不具合や品質不良原因の発見、省エネ改善につなげた実践事例を、日本設備管理学会の「2026年ものづくり大賞(事例賞)」受賞事例も交えながら、品温計測の有効性を解説します。

参加費:無料
事前申込:不要
※展示会への来場登録が必要です。

■株式会社真空断熱研究所について

株式会社真空断熱研究所は、真空断熱技術と温度計測技術を活用し、産業分野の熱課題を解決する研究開発型企業です。小型耐熱温度データロガー「V-THERMO」の開発・販売、乾燥炉の温度計測・診断のほか、極低温輸送容器「V-CRYO」など、各種産業向け真空断熱製品の開発などを行っています。

会社名:株式会社真空断熱研究所
所在地:三重県亀山市西町556番地13
代表者:代表取締役 中村圭介
事業内容:耐熱温度データロガー、真空断熱製品の開発・製造・販売、温度計測・技術支援
Webサイト:https://vthermo.jp/

お問い合わせフォーム:https://form.run/@info-vthermo-XkDcFlEoy47ooO0RhLkG

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会社概要

株式会社真空断熱研究所

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URL
https://vthermo.jp
業種
製造業
本社所在地
三重県亀山市西町 556-13
電話番号
-
代表者名
中村圭介
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年10月