YTGATEが提供するEC事業者向けSaaS「YTGuard」がクレジットカード業界の国際セキュリティ基準「PCI DSS」に準拠

PCIDSS、ISMS27001、プライバシーマークの基準に沿った、EC事業者が安心して利用できる安全な決済環境を提供

株式会社YTGATE

2025年6月12日 10時01分

株式会社YTGATE（本社：東京都中央区、代表取締役：高橋祐太郎、以下「YTGATE」）は、2025年5月30日（金）、決済の可視化・不正検知・カゴ落ち防止をワンストップで提供するEC事業者向けSaaS「YTGuard」が、クレジットカード業界の国際セキュリティ基準「PCI DSS」に準拠したことをお知らせします。

概要

サービス名	YTGuard（ワイティーガード）
準拠日	2025年5月30日（金）
対象範囲	決済の可視化・不正検知・カゴ落ち防止をワンストップで提供する EC事業者向けSaaS
認証基準	PCI DSS（Payment Card Industry Data Security Standard）

上記により、加盟店様はより安心・安全に利用することができ、不正利用リスクの軽減と売上機会損失の防止を同時に実現できます。

PCI DSS について

PCI DSS（Payment Card Industry Data Security Standard）は、国際カードブランド5社（American Express、Discover、JCB International、MasterCard、VISA）が共同で策定した、クレジットカード業界の国際セキュリティ基準です。カード加盟店や決済代行を行うサービス・プロバイダー、クレジットカード会社をはじめとして、クレジットカード情報を保存、処理または伝送するすべての事業者が準拠の対象となります。

PCI DSSに準拠することで、加盟店様は「カード情報が漏洩してしまった場合の損害賠償責任を軽減できる」「カードブランドからの信頼度が向上し、交渉しやすくなる」といったメリットがあります。

背景と導入の経緯

近年、EC市場の急速な拡大に伴い、不正決済の手口はますます高度化・多様化しており、中小から大手に至るまで多くの加盟店が被害リスクに晒されています。こうした状況を踏まえ、当社ではサービス立ち上げ段階から、国際セキュリティ基準であるPCI DSS準拠を前提とした設計・開発を進めてまいりました。

当社が提供する「YTGuard」は、EC加盟店の決済データをリアルタイムに収集・分析し、不正検知と“かご落ち”防止を同時に実現するSaaS型ソリューションです。特に、一部導入先では決済事業者の仕様上、クレジットカード番号をはじめとしたセンシティブなカード会員データを取り扱う可能性があるため、サービス初期段階からPCI DSSレベルのセキュリティ水準を担保できるシステム構成が必須でした。こうした背景のもと、YTGATEでは2024年初頭から開発チームとセキュリティ専門家を集め、システムの全領域にわたる要件定義、設計、実装、そして第三者機関による監査を経て、約半年に及ぶ準拠を完了。正式に「YTGuard」がPCI DSSに準拠したことを確認いたしました。

さらに、当社ではPCI DSSに加え、ISMS（ISO/IEC 27001）およびプライバシーマークの各基準に沿った運用体制を整備し、業界最高水準のセキュリティ環境を実現。これにより、EC加盟店様が安心して利用できる安全な決済基盤を提供しています。

▼「YTGuard」に関する詳細はこちらをご覧ください

https://ytgate.jp/service/#supportThree

今後もYTGATEは、不正利用の防止とECサイトの収益最大化を両立するソリューションのさらなる強化に注力し、多くの加盟店に「安心かつスムーズな決済体験」をお届けしてまいります。