イタリアの「ビエッラ」で五感を開放する森林浴体験を!合同会社G.I.Liberaが提供する、ピエモンテ州の自然を満喫する旅
ピエモンテ州の自然を満喫するトレッキングパッケージを提供開始
合同会社G.I.Libera(本社:石川県かほく市、代表取締役:池島 範彦)は、この度、ピエモンテ州出身の執行役員・スガイ マッシミリアーノが厳選する、イタリア・ビエッラ市の雄大な自然を体験する「森林浴・トレッキングパッケージ」の提供を開始したことをお知らせします。
アルプス山脈の麓に位置するビエッラ市は、賑やかな観光地とは一線を画す、静かで落ち着いた魅力に満ちています。当社は、この街の「静けさ」と「豊かな自然」に焦点を当て、日本の「森林浴」の概念と結びつけることで、心と体を癒す新しい旅のスタイルを提案します。
このパッケージでは、ビエッラ山地の美しい森や清らかな水源、そして手つかずの自然が残るトレッキングコースを巡り、五感を研ぎ澄ます特別な時間をお届けします。

ビエッラ山地の魅力は緑の山々と心癒す静寂
イタリアの北西部、ピエモンテ州に位置するビエッラ。この街は、豊かな自然と静寂に包まれた、知る人ぞ知る隠れた宝石のような場所です。特に、その山間部「ビエッラ山地」は、まるで日本の「森林浴」という概念がそのまま具現化されたかのような、心身を再生する理想郷といえるでしょう。この記事では、ビエッラの自然が持つ奥深い魅力を「トレッキング」「水」「静けさ」という視点から掘り下げていきます。
「Oasi Zegna」 がもたらす「Green Mind」
1910年に北イタリアで創業された高級生地メーカーであるエルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)の親族であるゼニア家は、100平方キロメートルに及ぶ自然保護区域 「Oasi Zegna」 での活動を基盤に、自然保護への取り組みを拡大しています。「Oasi Zegna Global Initiatives」 として、アスペンの火災跡地への16万本の再植林や、ミラノ、ボストンなど世界各地での公園再生を展開。単なる植林を超え生態系の回復や文化の継承、責任ある進歩を掲げ、アルプスで生まれた「Green Mind」を世界中に広げています。

心潤う静寂のトレッキングコース

ビエッラ山地を語る上で欠かせないのが、その多様なトレッキングルートです。多くの人が訪れるアルプスとは異なり、ここは観光客の喧騒から隔絶されており、一歩足を踏み入れるごとに時間がゆっくりと流れるのを感じられます。
グランデ・トラベルサタ・デル・ビエッレーゼ(Grande Traversata del Biellese)は、ビエッラ山地を横断する壮大なハイキングコースです。初心者から上級者まで楽しめる様々なセクションがあり、それぞれのルートで異なる景色が楽しめます。たとえば、鬱蒼とした森の中を歩く道もあれば、眼下にビエッラ平野を見下ろすことができる絶景の尾根道もあります。

これらのコースは、ただ歩くという行為を超えた体験を提供してくれます。森の匂い、鳥の声、木漏れ日が織りなす光と影。五感が研ぎ澄まされ、心の内側から深い安らぎが満ちてくるのを感じるでしょう。それは、まさに日本の「森林浴」そのもの。木々に囲まれ、自然のエネルギーを全身で受け止めることで、日々のストレスが溶けていくような感覚を味わえます。
生命を育む清らかな水
ビエッラ山地は、イタリアでも有数の「水の源泉」として知られています。雪解け水や豊かな雨水が、地中の岩盤を時間をかけてゆっくりと流れ、純粋でミネラル豊かな天然水を生み出します。この水は、ビエッラの美しい風景だけでなく、この地域の歴史と文化を形作ってきました。

街を流れるチェルヴォ川や、山間部に点在する無数の小川や滝、そして氷河湖は、ビエッラの生命線です。トレッキング中に耳にする水のせせらぎは、心地よいBGMとなり、疲れた体を癒してくれます。特に、緑深い森の中で見つける小さな滝壺や、透き通った水が満たされた湖は、自然の神秘を感じさせてくれる特別な場所です。
また、ビエッラは繊維産業で栄えた歴史を持ちますが、これもまた豊かな水の恩恵によるものです。高品質なウールの加工には、不純物のない清らかな水が不可欠でした。このように、ビエッラの水は単なる自然の要素ではなく、この地域の文化や経済、そして人々の暮らしに深く根付いているのです。
自分と向き合う静かな時間
ビエッラ山地には、自然の保護と保全を目的とした複数の自然公園があります。中でも、「モンテ・フェネーラ自然保護区」や「アルペ・オロパ自然保護区」は、手つかずの自然が残る貴重な場所です。
これらの公園では、絶滅の危機にある動植物が生息しており、生物多様性の宝庫となっています。ここでは、大きな声で話すことをためらってしまうほどの、深い静寂が支配しています。都市の喧騒から遠く離れ、ただ風の音や木の葉が擦れる音に耳を傾けてみてください。その静寂は、心の雑音を消し去り、自分自身と向き合う時間を与えてくれるでしょう。

この静けさこそが、ビエッラ山地の最大の魅力の一つです。ただ風景を「見る」のではなく、その静寂を「感じる」ことで、より深く自然と一体になることができます。日本文化において瞑想や精神の統一が重んじられるように、ビエッラの静けさもまた、内面的な安らぎをもたらしてくれるでしょう。
日本とイタリアをつなぐ「森林浴」
日本の「森林浴」は、単なる散策ではなく、心身の健康を目的とした療法の側面も持っています。ビエッラ山地は、この概念を実践するのに完璧な場所です。
森の香り成分であるフィトンチッドを吸い込み、澄んだ空気の中で深く呼吸をする。携帯電話の通知を気にすることなく、ただ今この瞬間の自然を感じる。ビエッラの自然は、私たちにそうした贅沢な時間を与えてくれます。

静かにたたずむ古木や苔むした岩、そして清らかな水の流れ。これらは、日本の里山風景とどこか共通する美しさを持っています。遠く離れた二つの国、日本とイタリア。その自然が持つ「癒しの力」という共通の価値観で、私たちは深く繋がっているのです。

ビエッラは、ただ美しいだけでなく、心と体を再生させる特別な力を持っています。日常の忙しさから離れ、本当の意味での休息を求めているなら、ビエッラ山地への旅は、きっと忘れられない体験となるでしょう。
日本窓口事業の背景
合同会社G.I.Liberaは、ピエモンテ州出身の執行役員が持つ現地のネットワークと知識を活かし、日本の皆様にビエッラ市の魅力を最大限に伝えたいと考えています。大都市の観光とは一味違う、本物のイタリアの自然と文化に触れる旅を提供することで、ビエッラ市の地域活性化に貢献してまいります。
G.I.Liberaでは、今後もビエッラの歴史、ファッション、グルメ、自然など、さまざまな新事業をリリースしていく予定です。ご不明点がありましたら、お問い合わせをお待ちしております。
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