酒場から世界へ。扇暖簾がひらく、新たな出会いへ。
人と空間、人と文化の間に新たな入り口を提案する。THE NORENMAKERが描く扇暖簾の未来
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。

当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「THE NORENMAKER」の夢です。
酒場で生まれ世にひらく。THE NORENMAKER/川畑 健人の原点。
私は3代続く居酒屋の息子として育ちました。
そこは、ただお酒を飲む場所ではなく、
人と人が偶然出会い、会話が生まれ、空気がほどけるような場所です。
予定されてなかった出来事や、その場にしかない温度感があります。
一方で、店の前に来ていながら、
なんとなく入りづらそうに思い通り過ぎてしまう人がいることも知っていました。
そして自分自身もまた、旅先で気になる店の前に立ちながら、
後一歩がでずにためらってしまった経験があります。
旅先での気づき
私はこれまで日本各地を一人旅してきました。
その中で見てきた歴史的な地や観光スポット、飲食店、土産店。
そこには素敵な暖簾が掛けられているのですが、その一部を捲り上げた姿を何度も目にしました。
暖簾は店が開店していることを知らせるものでもありますが、時にそれは人と店との間に薄い壁を作ってしまっているのではないか。
その閉鎖感を解消する為の行為なのではないかと考えました。
そこでの気づきが後のデザインのヒントになりました。
入り口の印象が出会いを変える
人は入り口に立った瞬間、その場の空気を感じ取っているのだと思います。
入ってみたいと思うか。
少し緊張するか。
なんとなく足が止まるか。
言葉になる前に、無意識のどこかでその場との距離を測っている。
もし入り口の印象が少し和らげば、その出会いは変わるかもしれない。
ほんの少しだけ入りやすくなるかもしれない。
その小さな差が、人と場の関係を変えるのではないか。
そんな想いが原点にあります。
扇暖簾という新たなかたち

そして、その想いから生まれたのが扇暖簾です。
半円型の曲線は扇のように空間にひらきます。
曲線により間口に余白を作り、閉鎖感を軽減します。
視認性を持ちながらも、柔らかい形状が空間の印象を少し和らげる。
ただ目立つためではなく、人が一歩を踏み出してみたくなるような入り口を作りたい。
私はこの形に、そんな役割を託しています。
暖簾は長い歴史において様々な役割を担ってきました。
そして私は扇暖簾を通し、出会いのきっかけを空間にひらいていきたいと考えます。
静かに風に揺れながら、場の焦点となり視線を受け止め、気持ちの向きを少し変える。
扇暖簾はそんな入り口をデザインします。
言葉より先に存在は届く
人は情報より先に存在を認知しているのではないでしょうか。
説明を読む前、理屈を知る前に、その場の気配や美しさ、または違和感のようなものが届く。
それから意味や背景に繋がっていく。
だからこそ入口に掛かる1枚には言葉以上の力がある。
まず、その場に在ることで、魅力を無意識レベルで伝えていくものにしたいと思っています。
そこに私は暖簾という存在の大きな可能性を感じています。
川崎で出会った、藍染めという入口

活動を続ける中で、私は地元・川崎で受け継がれてきた伝統的な藍染めと出会いました。
その出会いは、文化に対する私の視点をさらに広げてくれました。
空間の入口を考えてつくり始めた扇暖簾は、その先で土地の技術や歴史、文化へと視線をひらく存在にもなり得るのではないか。
人が扇暖簾を見て立ち止まり、その先で空間と出会い、その土地に息づく文化とも出会っていく。
私はそこに、暖簾の新しい可能性を感じました。
空間の入口であると同時に、文化の入口にもなれる。
その感覚は、活動を続ける中で少しずつ確信に変わっていきました。
文化を日常へひらくために
現代において情報は各個人の傾向が最適化されていき、興味がある分野以外の事を知る機会は減りつつあります。
価値のある文化や技術であっても、もともと興味のある人にしか届かないままでは、広がりには限界があります。
だから私は、文化を特別な場所に閉じ込めるのではなく、日常の景色の中にひらいていきたいと思っています。
人が意識的に学ぼうとしなくても、日常生活の中に、ふと出会える状態をつくりたい。
文化は、遠くにあるから価値があるのではなく、暮らしの中でふと触れられるからこそ、記憶に残ることもある。
私は、扇暖簾を通して、そうした出会いのきっかけを少しずつ増やしていきたいと思っています。
酒場から世界へ
酒場から生まれた一枚の暖簾が、やがて人と場をつなぎ、文化へとひらき、さらに世界へ向かっていく。
私はそんな夢を思い描いています。
いつか、さまざまな街の中で。
店先で。
宿で。
ギャラリーで。
人が集う空間で。
扇暖簾が静かにひらき、誰かの足を止める。
その人は、理由をうまく言葉にできないまま、少し気になって、少し惹かれて、ほんの少しだけ前へ進む。
その一歩の先に空間との出会いがあり、
人との出会いがあり、
文化との出会いがある。
酒場から生まれた扇暖簾が、新たな出会いを世界に咲かせていく。
私はそんな未来を本気でつくっていきたいと思っています。
THE NORENMAKER 川畑 健人
扇暖簾/THE NORENMAKER
2024年 意匠権取得 THE NORENMAKERを展開
飲食店、宿泊施設、イベント空間など多様な空間へ製作
2025年 京都デザイン賞2025 入選
第59回かわさき市美術展 最優秀賞受賞
2026年 商標権取得
製作事例
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