テクノロジーの力でエネルギーの流通を再構築するBluefield Energy、シードラウンドで6.6億円を調達
分散型エネルギーの発電・電力小売に立ちはだかる構造的な非効率をテクノロジーで改革するBluefield Energy株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:島田 孝文 以下「Bluefield Energy」)は、エネルギー産業の複雑性・非効率を、テクノロジーの力で抜本的に解決することを目指し、XTech Venturesをリード投資家として総額6.6億円の資金調達を実施しました。

低圧太陽光発電所を含む分散型エネルギーの急拡大と電力小売の自由化の裏側では、「取引・精算・需給管理」等の複雑性が継続的に増加しており、エネルギー業界ではこの解決が急務となっています。
Bluefield Energyは今回の資金調達を通じ、採用を強化するとともに、金融機関と連携して低圧を含む太陽光発電所の長期運用モデルを推進し、再エネの販売・精算プロセスを自動化するクラウドサービス「BF Cloud」の開発を加速します。発電事業者・電力小売事業者・金融機関と共に新しいエコシステムの構築を進め、この問題の解決を目指します。
XTech Ventures コメント:代表パートナー 手嶋 浩己 / アソシエイト 桑江竜威
代表の島田さんは、当社がシリーズAで投資しその後IPOしたベースフードの3人目の共同創業者であり、製品開発責任者でした。
同社退任後、何をやっていくか決まってない時期から定期的に連絡をいただき、半年に1度程度雑談していました。その中で、「エネルギー領域で起業」「エネルギー領域の中でも事業内容を修正」「共同創業者(野田さん)が見つかる」「システムDX関連でも事業機会あり」と、1-2年の間に急速に解像度が上がっていく様をみて、「ゼロから完全栄養食市場を仲間と共に作り上げてきた島田さんなら、また自身にとって未知な領域で大きいことを成し遂げられるんだろう」と私も考えるようになり、今回シードラウンドではありますが、大きめの金額の投資を決断しました。巨大なエネルギー市場という領域の中で、中核になる人材を巻き込みながら、矢継ぎ早に事業機会を見つけ連続的に立ち上げていくような企業グループになっていくことを期待しています。

Bluefield Energy コメント:代表取締役 島田 孝文
Bluefield Energyは「エネルギーの制約から人と社会を解き放つ」をミッションに戦略コンサル、総合商社、メガベンチャーなどの第一線で活躍してきた実力を持った経営メンバーが集まって事業を力強く推進してきました。
今回の資金調達をきっかけにXTech Ventures様及び多くの金融機関系ベンチャーキャピタル様に株主としてご参画頂きました。今後は各金融機関様と深く連携し、全国に分散する太陽光発電所の長期運用モデルの構築を進めてまいります。
現在、全職種において採用を強化しております。私たちのミッションである「エネルギーの制約から人と社会を解き放つ」に共感いただける方の参画を心よりお待ちしております。

資金調達の概要と背景
電力源の脱炭素化が社会全体から強く要請される中、2012年から固定価格買取制度が開始され、風力、水力、太陽光などの再生可能エネルギーを生み出す発電所が急速に整備されてきました。特に太陽光発電所は全国各地に多数建設され、屋根上を除く数は60万箇所を超えています。
ここ数年、コーポレートPPA※を活用した再生可能エネルギーの利用拡大が進んでいますが、電力会社における精算業務の複雑性が大きな課題となっています。
また固定買取価格制度の終了が迫ってくる中、全国に分散する60万箇所を超える太陽光発電所の管理・運用の担い手不足が顕在化しようとしています。
※企業(需要家)が、再生可能エネルギー発電事業者と直接あるいは仲介を通じて電力購入契約を締結し、一定期間に渡って固定価格で電力およびその環境価値を調達する仕組み。
Bluefield Energyは、「エネルギーの制約から人と社会を解き放つ」をミッションに、小売電気事業者の精算業務を含むオペレーションのDX化と日本全国で低圧を含む太陽光発電所のアグリゲーションサービス、太陽光発電所への蓄電池併設サービスを提供しており、電力システムの安定化とエネルギーの長期安定確保に貢献する事業を展開しています。
本資金調達においては、リード投資家のXTech Venturesをはじめ、金融機関系ベンチャーキャピタル6社を引受先とする6.1億円の第三者割当増資を実施いたしました。併せて、株式会社三菱UFJ銀行および株式会社日本政策金融公庫との融資契約を締結し、第三者割当増資と融資契約を合わせた総額6.6億円の資金調達を完了しました。
引受先
XTech Ventures株式会社
SMBCベンチャーキャピタル株式会社
三菱UFJキャピタル株式会社
みずほキャピタル株式会社
ほくほくキャピタル株式会社
ごうぎんキャピタル株式会社
肥銀キャピタル株式会社
投資家コメント
SMBCベンチャーキャピタル:投資営業第四部長 安田 純也/ 投資営業第四部 髙橋 大
島田代表を中心に各領域のプロが集結した精鋭チームが、業界の複雑な課題を泥臭く仕組み化する姿勢に強く共感しています。
巨大なエネルギー市場のインフラを担う企業へ飛躍されることを、SMBCグループのリソースを活用して全力で支援いたします。

三菱UFJキャピタル:投資第二部次長 潮田 俊介
当初は難易度の高い挑戦と感じましたが、検討を進める中でも事業の着実な進捗と実行力を拝見することができ、この経営陣であれば社会的インパクトの大きな事業を作れると確信し、出資させて頂きました。今回、三菱UFJ銀行からの融資も併せてMUFG一体でご支援できることを大変嬉しく思います。今後、更なる成長を力強く支援して参ります。

みずほキャピタル:営業第1グループ長兼投資第1部長兼海外投資部長 眞鍋 裕亮
この度みずほキャピタルはBluefield Energy社の資金調達ラウンドに参画致しました。電力という巨大ながら課題の少なくない市場に対し、低圧分散アセットを軸に再エネの運用高度化により真正面から切り込む戦略と、島田代表を中心に熱量と知見・経験を併せ持つ経営チームを高く支持しました。今後も当社の成長を全力で支援して参ります。

ほくほくキャピタル:代表取締役 木田 弘誠
カーボンニュートラルの実現に不可欠な太陽光発電の、卒FITや出力抑制による収益性低下などの課題に対応できる得難いソリューションとして、大いに期待しております。ほくほくフィナンシャルグループは今回の出資を通じ、Bluefield Energy社の事業成長とともに、地域のカーボンニュートラル実現に貢献すべく、今後も積極的に取り組んでまいります。

ごうぎんキャピタル:代表取締役社長 井田 修一
山陰合同銀行グループは、地域のカーボンニュートラルの実現を最重要課題の一つとして掲げ、これまで積極的に取り組んできました。
今回の出資を通じて、Bluefield Energy社の最先端テクノロジーと山陰合同銀行グループの広域な顧客基盤をかけ合わせ、同社の更なる成長を応援します。

肥銀キャピタル:代表取締役社長 田島 功
再生可能エネルギー事業者が集積する九州エリアにおいて、
地域課題の解決に貢献する形での太陽光発電を活用した取り組みとして本件出資を決定しました。
今後も連携を深め、脱炭素社会の実現に向けて着実に取り組んでまいります。

Bluefield Energyの経営チーム
エネルギー・テクノロジー・ファイナンス分野に知見を有し、圧倒的実行力を持った経営チームで、エネルギー産業の複雑性・非効率の解消に努めてまいります。
代表取締役 島田 孝文
一橋大学経済学部卒業。DeNAにて広告営業, 新規事業開発を担当、会計系スタートアップにてソフトウェアエンジニアとしてプロダクト開発。
ベースフードに3人目の共同創業者として参画し、プロダクト開発責任者として組織を牽引。22年11月IPOを達成後退職。野田と出会い、24年11月共同創業。
取締役 野田 翔
London Business School MBA、京都大学大学院エネルギー科学研究科修士課程修了。JR東海で超電導リニアの車両設計を担当。その後、自然電力にてPM部副部長として合計数百億円の太陽光発電所の建設プロジェクトをP/L責任を持ちリード。
MBA留学後マッキンゼーで成長戦略構築、全社改革における設計、調達、営業、製造の改革プロジェクトをリード。
最高技術責任者 土田 拓也
北海道大学大学院情報科学研究科 修士課程修了。野村総研にてテクニカルエンジニア、その後、経理代行ソリューションを提供するスタートアップのCTO、税理士向け会計システムを提供するスタートアップのVPoEを歴任。直近はマネーフォワードにて複数製品の開発部長を務めた。
最高財務責任者 林 樹一郎
一橋大学商学部卒業。SMBC日興証券に入社。リテール営業とリサーチ業務を経て、総合商社へ出向し、ワシントンオフィスで米国の政治経済動向に加え、エネルギー政策や環境規制に関するレポートを執筆。
2021年からは事業会社のグリーンボンドやトランジションボンドによる資金調達の支援など投資銀行業務に従事。
会社概要
社名:Bluefield Energy株式会社(ブルーフィールドエナジー)
代表者:代表取締役 島田 孝文
所在地:東京都港区新橋5丁目13番5号 新橋MCVビル9階
設立:2024年11月
事業内容:電力アグリゲーション事業
SaaS型請求管理システム「BF Cloud」の開発・提供
再生可能エネルギー発電所及び蓄電所の開発・運用代行
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