セカンドライフで中部地区がパワーアップ

---現実世界との融合がテーマ---
---リアル大学やリアル本屋の誘致を計画---

米イングリッシュロビンはこのほど、仮想空間セカンドライフ内において中部地区の経営権の取得を明らかにした。今後、セカンドライフにおいて中部地区の発展に寄与すると期待されている。

現在まで個人ユーザーによって所有されてきた中部エリア（栄、名駅、栄北）は新しいマネジメントの元、大きな変革を経験することとなった。　

この中部エリアは「セントラルジャパン」と命名され、現実の大学や企業との連携を計画し、現実に使えるサービスの提供を計画している。

では現実に使えるサービスとはどのようなものなのだろうか。

社長のタイチ・フォックス氏によると、現在のセカンドライフはまだプリミティブ（初歩的段階）なものであるという。

現在のセカンドライフはウェブの初期段階に見られたものととても良く似ており、
企業からユーザーへの一方的な宣伝、ユーザー同士のチャットなどウェブの創世記に見られたものに近い。

そしてウェブが本格的に飛躍したのはアマゾンやYahooなどの会社がウェブを双方向のメディアに置き換わってからだった。以上のことから、今後の仮想空間は必然的に現実に役に立つものになるのではないかとの事だ。

例えば、仮想空間に本屋があったとすると、本棚の流し見ができ、本の立ち読みができ、同じコーナーに同じ興味を持つユーザーがいて、ユーザー同士で本の紹介や批評をしあうことができる。本の著者と会話ができたり、現実世界に本が届くのも重要なファクターのひとつになり得るだろう。

実際、この変革にはまだ時間がかかるかもしれないが、今の日本で一番活気のある地域である中部エリアからこの変革を起こせればと語っている。


現在、米ロビンでは中部エリアへの入居企業を募集している。入居は中部エリア外の企業、個人も可。また日本国内の提携会社にてセカンドライフの初級者へ実際に企業を訪問しての初級者講習なども行っている。

米ロビンは国際不動産開発、投資グループ。本社を米国コロラド州に置き、セカンドライフ内において2年以上50サーバー以上のリゾート開発の実績を誇る。現在、アジア太平洋地域は同社の最重要投資対象になっている。