東洋大学 創立125周年記念事業 創立者・井上円了博士の志に立ち返り、国内を “行脚” 「東洋大学全国行脚講演会in福岡」開催のお知らせ
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東洋大学 創立125周年記念事業
創立者・井上円了博士の志に立ち返り、国内を “行脚”
「東洋大学全国行脚講演会」開催のお知らせ
東洋大学全国行脚講演会 in 福岡
■日時:2012年8月4日(土) 13:30~16:00
■場所:福岡ソフトリサーチパーク 2階SRPホール
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東洋大学(文京区白山/学長・竹村牧男)では、今年創立125周年を迎える記念事業の一環として、創立者であり哲学者である井上円了が、生前、哲学の普及を目指して国内外を巡回し、講演を行った志に立ち返る「東洋大学全国行脚講演会」を開催致します。
井上円了は、「館外員制度」を設けて、今日の通信教育の形で全国に学びの門戸を広げるとともに、地方の農山村、漁村を中心に自ら出向いて講義をする「全国巡講」の旅に出ました。その訪問先は、記録にあるだけで、全国60市6島472郡2198町村、2831か所5291回にのぼります。
「東洋大学全国行脚講演会」では、2014年度まで日本各地を 講演“行脚”する予定で、8月4日(土)には、福岡ソフトリサーチパーク において「東洋大学全国行脚講演会 in 福岡」を開催致します。
井上円了の巡講日誌『南船北馬集』によると、明治41年9月、円了は約50日をかけて、福岡県内を行脚したようです。福岡市では、講演会場となった小学校の校長による筑前琵琶の演奏を楽しんだこと、その後太宰府へと足をのばし、自らが「六賢人」として奉った菅原道真を思いながら、太宰府天満宮にて深い所感を歌にしたことなど、福岡での詳細な足取りの記録が残されています。
今回の福岡講演では、学長であり文学部インド哲学科教授の竹村牧男による「井上円了の人と思想」の講演の他、文学部中国哲学文学科教授の吉田公平による「東アジア文化圏の特質と現代的意義について」をプログラムとして予定しております。
また、本学では、大学の講義を全国各地の社会人や高校生向けに提供する「講師派遣事業」を行っております。今後も、井上円了博士の志を受け継ぎ、より多くの方々に開かれた学びの場を提供し、社会に貢献できる取り組みを積極的に展開して参ります。
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「東洋大学全国行脚講演会 in 福岡」実施概要
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日 時:2012年8月4日(土)13:30~16:00(開場/13:00)
会 場:福岡ソフトリサーチパーク 2階SRPホール
福岡県福岡市早良区百道浜2-1-22
参加費:無料
定 員:先着300名
内 容:講演Ⅰ 「井上円了の人と思想」
講演Ⅱ 「東アジア文化圏の特質と現代的意義について」
主 催:東洋大学
共 催:朝日新聞社
後 援:福岡市
申し込み方法:インターネットまたはFAX・ハガキにてお申し込みください。
※7月28日(土)まで
http://www.toyo.ac.jp/enryo/event/angya.html
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「東洋大学全国行脚講演会 in 福岡」講演内容
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○講演Ⅰ 13:40~14:40
「井上円了の人と思想」
講師 :竹村牧男(学長・文学部インド哲学科教授)
講演概要:東洋大学は井上円了が明治20(1887)年に創設した「私立哲学館」に始まり、今年、創立125 周年を迎えました。井上円了は東京大学で哲学を学び、また仏教思想をも高く評価しました。それらの広範な哲学・思想研究はやがて「活動主義」に集約され、しかも世のため人のためにひたすら働くことに人生の真意を見出していたといえます。
そうした井上円了の思想について解説し、東洋大学創立者の思いについて考えてみたいと思います。
○講演Ⅱ 15:00~16:00
「東アジア文化圏の特質と現代的意義について」
講師 :吉田公平(文学部中国哲学文学科教授)
講演概要:日本人が用いている漢字は東アジアが共有する言語であり、漢字を媒介にした独自の文化圏です。その中で、日本は漢字文化の恩恵を受けて日本の文化を豊かにしてきました。西欧文化を摂取して200年。生活の西欧化が顕著ですが、日本人の心性は、いまもなお漢字文化を資源にして熟成されたものが基底にあります。その最たるものが東アジア漢字文化圏の人間観を象徴する性善説です。性善説の本義、そしてその現代的意義を考えます。
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「講師派遣」について
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講師派遣事業は、学長をはじめとする東洋大学の教員や名誉教授が、全国各市町村に出向き、無料で講義をお届けする制度です。創立者井上円了の教育理念でもある「生涯学習・社会教育」の考え方を継承し、大学の持つ「知」を社会へ還元することを目的として行っています。本学は、10学部44学科、大学院10研究科29専攻、法科大学院を擁しているため、多種多様なテーマで講義を提供することが可能です。
①社会人向け「生涯学習支援プログラム」
教育委員会、生涯学習・社会教育・社会福祉の各種団体および小中高等学校の教職員・PTA等で企画する 講演会・研修会等へ、本学専任教員を派遣します。
テーマ例: ※2012年5月現在 計310テーマ
ネット社会における人間関係/子どもの表現力を伸ばすには/ものつくり革新とものつくり教育/近世庶民の旅と歩行 など
②高校生向け「総合的な学習の時間支援プログラム」
高等学校の『総合的な学習の時間』等の講演会へ本学の専任教員を派遣し、それぞれの専門分野を活かした講義を行います。
テーマ例: ※2012年5月現在 計286テーマ
地震で地球が水になる?/歴史を学ぶ意味/本当の「豊かさ」とは? など
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一般の方からのお問い合わせ先
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東洋大学生涯学習センター(エクステンション課)
TEL 03-3945-7637[受付時間:月~金の9:00~17:00]
東洋大学 創立125周年記念事業
創立者・井上円了博士の志に立ち返り、国内を “行脚”
「東洋大学全国行脚講演会」開催のお知らせ
東洋大学全国行脚講演会 in 福岡
■日時:2012年8月4日(土) 13:30~16:00
■場所:福岡ソフトリサーチパーク 2階SRPホール
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東洋大学(文京区白山/学長・竹村牧男)では、今年創立125周年を迎える記念事業の一環として、創立者であり哲学者である井上円了が、生前、哲学の普及を目指して国内外を巡回し、講演を行った志に立ち返る「東洋大学全国行脚講演会」を開催致します。
井上円了は、「館外員制度」を設けて、今日の通信教育の形で全国に学びの門戸を広げるとともに、地方の農山村、漁村を中心に自ら出向いて講義をする「全国巡講」の旅に出ました。その訪問先は、記録にあるだけで、全国60市6島472郡2198町村、2831か所5291回にのぼります。
「東洋大学全国行脚講演会」では、2014年度まで日本各地を 講演“行脚”する予定で、8月4日(土)には、福岡ソフトリサーチパーク において「東洋大学全国行脚講演会 in 福岡」を開催致します。
井上円了の巡講日誌『南船北馬集』によると、明治41年9月、円了は約50日をかけて、福岡県内を行脚したようです。福岡市では、講演会場となった小学校の校長による筑前琵琶の演奏を楽しんだこと、その後太宰府へと足をのばし、自らが「六賢人」として奉った菅原道真を思いながら、太宰府天満宮にて深い所感を歌にしたことなど、福岡での詳細な足取りの記録が残されています。
今回の福岡講演では、学長であり文学部インド哲学科教授の竹村牧男による「井上円了の人と思想」の講演の他、文学部中国哲学文学科教授の吉田公平による「東アジア文化圏の特質と現代的意義について」をプログラムとして予定しております。
また、本学では、大学の講義を全国各地の社会人や高校生向けに提供する「講師派遣事業」を行っております。今後も、井上円了博士の志を受け継ぎ、より多くの方々に開かれた学びの場を提供し、社会に貢献できる取り組みを積極的に展開して参ります。
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「東洋大学全国行脚講演会 in 福岡」実施概要
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日 時:2012年8月4日(土)13:30~16:00(開場/13:00)
会 場:福岡ソフトリサーチパーク 2階SRPホール
福岡県福岡市早良区百道浜2-1-22
参加費:無料
定 員:先着300名
内 容:講演Ⅰ 「井上円了の人と思想」
講演Ⅱ 「東アジア文化圏の特質と現代的意義について」
主 催:東洋大学
共 催:朝日新聞社
後 援:福岡市
申し込み方法:インターネットまたはFAX・ハガキにてお申し込みください。
※7月28日(土)まで
http://www.toyo.ac.jp/enryo/event/angya.html
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「東洋大学全国行脚講演会 in 福岡」講演内容
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○講演Ⅰ 13:40~14:40
「井上円了の人と思想」
講師 :竹村牧男(学長・文学部インド哲学科教授)
講演概要:東洋大学は井上円了が明治20(1887)年に創設した「私立哲学館」に始まり、今年、創立125 周年を迎えました。井上円了は東京大学で哲学を学び、また仏教思想をも高く評価しました。それらの広範な哲学・思想研究はやがて「活動主義」に集約され、しかも世のため人のためにひたすら働くことに人生の真意を見出していたといえます。
そうした井上円了の思想について解説し、東洋大学創立者の思いについて考えてみたいと思います。
○講演Ⅱ 15:00~16:00
「東アジア文化圏の特質と現代的意義について」
講師 :吉田公平(文学部中国哲学文学科教授)
講演概要:日本人が用いている漢字は東アジアが共有する言語であり、漢字を媒介にした独自の文化圏です。その中で、日本は漢字文化の恩恵を受けて日本の文化を豊かにしてきました。西欧文化を摂取して200年。生活の西欧化が顕著ですが、日本人の心性は、いまもなお漢字文化を資源にして熟成されたものが基底にあります。その最たるものが東アジア漢字文化圏の人間観を象徴する性善説です。性善説の本義、そしてその現代的意義を考えます。
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「講師派遣」について
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講師派遣事業は、学長をはじめとする東洋大学の教員や名誉教授が、全国各市町村に出向き、無料で講義をお届けする制度です。創立者井上円了の教育理念でもある「生涯学習・社会教育」の考え方を継承し、大学の持つ「知」を社会へ還元することを目的として行っています。本学は、10学部44学科、大学院10研究科29専攻、法科大学院を擁しているため、多種多様なテーマで講義を提供することが可能です。
①社会人向け「生涯学習支援プログラム」
教育委員会、生涯学習・社会教育・社会福祉の各種団体および小中高等学校の教職員・PTA等で企画する 講演会・研修会等へ、本学専任教員を派遣します。
テーマ例: ※2012年5月現在 計310テーマ
ネット社会における人間関係/子どもの表現力を伸ばすには/ものつくり革新とものつくり教育/近世庶民の旅と歩行 など
②高校生向け「総合的な学習の時間支援プログラム」
高等学校の『総合的な学習の時間』等の講演会へ本学の専任教員を派遣し、それぞれの専門分野を活かした講義を行います。
テーマ例: ※2012年5月現在 計286テーマ
地震で地球が水になる?/歴史を学ぶ意味/本当の「豊かさ」とは? など
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一般の方からのお問い合わせ先
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TEL 03-3945-7637[受付時間:月~金の9:00~17:00]
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