ハワイ運輸省より空港各所の大規模改修を受注

5億1,800万ドルの経費削減を実現するとともに、同州のエネルギー効率向上、雇用創出、観光促進、州経済の回復を支援

ビルシステムと自動車部品事業を中心とした多角ビジネスを展開するグローバル企業であるジョンソンコントロールズは、州の運営する12ヵ所の空港において、今後20年間で49%のエネルギー使用量削減と計5億1,800万ドルのコスト削減を実現するための設計、管理および省エネ設備施工の契約をハワイ運輸省と結びました。

【2013年12月18日 米国ジョンソンコントロールズ インク(ウィスコンシン州ミルウォーキー)より発表】
ビルシステムと自動車部品事業を中心とした多角ビジネスを展開するグローバル企業であるジョンソンコントロールズは、州の運営する12ヵ所の空港において、今後20年間で49%のエネルギー使用量削減と計5億1,800万ドルのコスト削減を実現するための設計、管理および省エネ設備施工の契約をハワイ運輸省と結びました。

この契約では、新たな照明システムの導入や、換気・空調設備の改修、再生可能エネルギーの使用で省エネを実現する一方、地域に数百人単位の雇用を創出し、何億ドルもの経済効果をもたらします。

ハワイ州のエネルギーコストは米国平均の2倍から3倍であるため、この事業はハワイ運輸省が空港運営の効率化を行う上で非常に重要な役割を果たすことになります。

観光はハワイ州の経済の要であり、観光客のほとんどは州内にある12の空港のいずれかを通過します。年間1,650万人の住人や観光客がこれらの空港を利用しています。

ジョンソンコントロールズ ビルディングシステムズ社長のデイビット・マイヤーズは「石油の輸入への依存度が高いハワイ州ですが、2030年にはエネルギー需要の70パーセントを省エネと再生可能エネルギーの利用でまかなう目標を立てています。このプロジェクトはハワイ州の目標達成を支援し、効率化を進めようと模索している他地域のモデルとなるでしょう」と述べています。

ジョンソンコントロールズは州内の空港各所に計9,100枚の太陽光パネルを設置し2.6メガワットの再生可能エネルギーを創出します。7万5,000個の照明器具がエネルギー効率のよいLEDと蛍光灯に置き換わります。換気・空調設備の改修に加え、このプロジェクトでは屋根の修繕や機器の交換などのメンテナンスも同時に行います。

今回の1億5,000万ドルの設備改修は成果保証契約(ESCO)を基本としており、改修費用は契約期間中のエネルギーと光熱費のコスト削減分によってまかなわれます。これにより、ハワイ州は初期投資を必要とせず、コスト削減分はジョンソンコントロールズによって保証されます。ジョンソンコントロールズはこれまで2,500以上の成果保証契約導入実績があり、75億ドル以上のコスト削減を保証してきました。

ハワイ運輸省は本プロジェクト実施後1年で1,580万ドルのコストを削減し、その後契約期間終了まで毎年5パーセントの経費削減を見込んでいます。着工は2014年1月、完成は2015年12月の予定です。

このプロジェクトにより300人以上の職人、90人近くの専門家や、事務職、管理職の雇用を創出し、ハワイ州に6億7,000万ドルの経済効果をもたらすことになります。

ジョンソンコントロールズは1960年のホノルルの有名ホテルでの設備施工以来、同州内でビジネスを行っています。

 

米国ジョンソンコントロールズ インクについて
ジョンソンコントロールズは、世界150ヵ国以上のお客様に多様なテクノロジーを提供する、業界トップクラスのグローバル企業です。17万人の従業員が、ビルのエネルギー効率や運用効率を最適化する質の高い製品、サービス、ソリューションをはじめ、自動車用鉛酸バッテリーおよびハイブリッド車・電気自動車用先進バッテリー、自動車用内装システムの開発に取り組んでいます。ジョンソンコントロールズのサスティナビリティへの取り組みは、創業のきっかけとなった初の電気式室内サーモスタットが発明された1885年にまで遡ります。成長戦略とマーケットシェアの拡大によって、ジョンソンコントロールズは、株主への価値の提供と、顧客の成功の支援に取り組んでいます。また、2013年にコーポレート・レスポンシビリティ誌(Corporate Responsibility Magazine)の「企業市民100社」で、当社は第14位に選定されました。詳細は http://www.johnsoncontrols.com をご覧ください。

 

ジョンソンコントロールズ株式会社 ビルディングシステムズについて
ジョンソンコントロールズ株式会社 ビルディングシステムズは、米国ジョンソンコントロールズ インク(Johnson Controls, Inc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長: マーク・カトラー/ Mark Cutler)です。空調制御用機器、ビル管理システム、自動制御機器、産業・舶用冷凍機器および装置、およびセキュリティシステム全般の設計、製造、販売、施工、サービス、エネルギーソリューション、ならびに統合ファシリティマネジメント事業を提供しています。
国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細は http://www.johnsoncontrols.co.jp/be をご覧ください。


≪報道関係の方々からのお問い合わせ先≫
ジョンソンコントロールズ株式会社
ビルディングシステムズ 広報グループ 村井(むらい)、平野(ひらの)
TEL: 03-5738-6054  FAX: 03-5738-6508 mailto:jp.pr@jci.com


会社概要

URL
http://www.johnsoncontrols.co.jp
業種
建設業
本社所在地
東京都渋谷区笹塚1-50-1
電話番号
03-5738-6100
代表者名
吉田 浩
上場
海外市場
資本金
-
設立
1971年06月