まごチャンネル、2016年度「グッドデザイン・ベスト100」を受賞
テクノロジーが人に歩み寄った誰でも使えるシンプルさと、お孫さんの名入れパッケージが高評価を獲得
株式会社チカク(東京都渋谷区、代表取締役社長 梶原健司)は、同社初のプロダクト「まごチャンネル」が、2016年度グッドデザイン賞の「グッドデザイン・ベスト100」を受賞したことを発表いたします。
まごチャンネル: https://www.mago-ch.com/
「グッドデザイン・ベスト100」は、2016年度グッドデザイン賞審査対象数4,085件のうち、審査委員会により、特に優れていると選ばれた100件です。
まごチャンネル: https://www.mago-ch.com/
「グッドデザイン・ベスト100」は、2016年度グッドデザイン賞審査対象数4,085件のうち、審査委員会により、特に優れていると選ばれた100件です。
○テクノロジーが人に歩み寄った「まごチャンネル」
「まごチャンネル」は、スマホに苦手意識があるシニア世代向けの最も簡単な動画・写真共有サービスです。専用スマホアプリで撮影やアップロードすると、すぐに遠く離れた実家のテレビに配信され、まるでテレビに孫専用のチャンネルが加わったような体験を提供します。
テレビ側の操作はご実家でお使いのテレビリモコンを使って行います。PCの操作が苦手で、スマートフォンも持たない(使いこなせない)祖父母世代に、子ども夫婦や孫の毎日の生活をストレスなく共有することを目指して開発しました。携帯電話と同様の通信回線を搭載しているため、祖父母側の自宅にインターネットや無線LAN環境がなくても利用できます。
従来のITサービスやプロダクトはテクノロジーを習得し使いこなせる人を想定して作られたものが多いなか、「まごチャンネル」は、テクノロジーを人に近づけ、できるだけシンプルに、シニアでも直感的に使えるもの、家族のコミュニケーションの温度を感じられるものの実現を目指しました。
○離れた家族の存在を感じさせるインタラクティブなプロダクト
「まごチャンネル」にお孫さんの動画や写真が届くと、ご実家のテレビに接続された家の形をした「まごチャンネル」受信ボックスの窓に明かりが灯り、更新があったことを知らせます。
この受信ボックスを離れて暮らす家族が集まる「家」に見立て、お孫さんや家族がこの家に帰ってきたような楽しさを少しでも感じてもらいたいと考えました。また、ご実家が「まごチャンネル」を見るとお孫さんの動画や写真を撮ったスマホアプリには通知が届きます。お互いに言葉は交わさなくても相互の存在を感じ、つながっていることを体感していただけます。
ユーザーからは、「まごチャンネル」を利用するようになってから「家族間の電話やメールの回数が増えた」「動画を見ているうちに会いたくなって実際に年に2回もニューヨークまで行ってしまった」といった声が寄せられています。
○「父の日」「敬老の日」ギフトとしてご用意した名入れパッケージも好評
「父の日」「敬老の日」の新しいギフトとして注目され、伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、銀座三越店、伊勢丹立川店などに期間限定で専用コーナーを設け、店頭展示、予約受付を行いました。大切なご家族へのギフトとして、お孫さんのお名前を入れた特別パッケージもご用意し、こちらもグッドデザイン賞の審査過程において高い評価を得ています。
○審査員講評
「テクノロジーが苦手な祖父母と、その孫の写真を共有したい両親。両者の問題を解決すべく通信回線まで内蔵するという大胆な一歩を踏み出し、本当に「テレビにつなぐだけで使える」を形にしている。電源とHDMIケーブルさえつなげればすぐに使えるという、今のテクノロジーでできる最大限の配慮をしている。パッケージに孫の名前を入れられるという贈答上の演出も素晴らしい。」
○デザイナープロフィール
SEIKI DESIGN STUDIO / 石井 聖己(プロダクトデザイナー)
1986年京都生まれ。電機メーカー勤務の後、2015年SEIKI DESIGN STUDIO設立。
IF design award、グッドデザイン賞など、国内外でのデザインアワードを多数受賞。
http://www.ishiiseiki.com/
○史上最速で目標達成したIoTプロダクト「まごチャンネル」
2015年9月14日に同社初のサービスとして発表いたしました。同日よりクラウドファンディングサイトMakuakeで支援を募り、IoTカテゴリーでは史上最速の開始50分での目標を達成、最終的に269人から571万円を集めました。
○株式会社チカクについて
株式会社チカクは、大切な人たち同士が場所やデバイス、時間に依存せず、また時間的・心理的な負担なく、いつでも自然につながっていられる世界を創りたいというビジョンのもとにスタートしました。大切な人たちの存在をもっと「近く」に感じてほしい、大切な人たちの気配をいつも「知覚」していてほしい、そんな想いを込めて、社名に「チカク」という言葉を選びました。週刊東洋経済7月23日号にて「すごいベンチャー」100社のひとつとして紹介されています。
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