大地を守る会×パタゴニアいわきオーガニックコットン栽培支援ツアー実施のお知らせ
有機食材宅配のパイオニア・大地宅配を運営する株式会社大地を守る会(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:藤田和芳 以下、当社)は、パタゴニア日本支社(本社:横浜市戸塚区 支社長:辻井隆行)と共同で「いわきオーガニックコットン栽培支援ツアー」を実施致します。
本ツアーは「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」の一環として両社の社員が中心となって、6月から11月に3回に渡って種まきや草取り、収穫を行います。
本ツアーは「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」の一環として両社の社員が中心となって、6月から11月に3回に渡って種まきや草取り、収穫を行います。
●ふくしまオーガニックコットンプロジェクトとは
ふくしまオーガニックコットンプロジェクトは、NPO法人ピープルにより東日本大震災の翌年、2012年春に始動しました。福島は原発事故による風評被害影響で生産者が農業を断念するケースが多く見られ、また、農家の後継者不足などにより、遊休農地・耕作放棄地は年々増加し続けていました。 食用ではなく、塩害にも強い綿を有機栽培で育て、収穫されるコットンをいわきおてんとSUNが製品化・販売する一連の取り組みで、地域に活気と仕事を生み出すことを目的とし、福島から新しい農業と繊維産業を作り出したいと考え、設立されました。活動を通して福島県いわき市を中心に、広野町、南相馬市など浜通りで震災を契機としてスタートしたオーガニックコットン栽培が広がりを見せ、これまでにその圃場を訪れ栽培の農作業に関わった方々の数は15,000人を超えています(2016年5月時点)。
●大地を守る会とパタゴニアがともにプロジェクトに参画する意義
大地を守る会は1977年に設立され、有機食材の宅配事業を約40年前に開始して以来、環境への影響や生物多様性の観点から、有機農業の重要性を訴えてきました。また、パタゴニアも1996年以降、製品素材の環境への負荷を考慮しすべてのコットン製品をオーガニックに切り替えています。
東日本大震災から5年が経過し、震災への記憶が徐々に風化しつつある今、オーガニックコットンに深く関わる両社は、食品と衣料、企業として異なるアプローチではありますが、オーガニックコットンに対する考えを同じくし、今回のツアーを共催することとなりました。
移動には有限会社 リボーン 協力のもと、家庭で使用された廃食油を回収・リサイクルした燃料『BDF(バイオディー ゼルフューエル)』100%で走る観光バス、通称『天ぷらバス』が採用されております。
こ取り組みを通して、両社は東日本大震災で被害を受けた福島県の農家を継続的に支援していくとともに、オーガニックコットンの普及に務めて参ります。
<ツアー実施概要(予定)>
●日程
2016年6月12日(日) 大地を守る会社員、パタゴニア社員による 種まき/定植作業
2016年9月 3日(土) 大地を守る会社員、パタゴニア社員による 草取り
2016年11月3日(木) 収穫祭 ※一般参加者募集予定
●会場
福島県いわき市内 オーガニックコットン畑
●一般のお客様 お問合せ先
旅行企画・実施 有限会社リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>(TEL:03-5363-9216)
<株式会社 大地を守る会について>
自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、利用者数は約27万9千人、生産者会員は全国に2,500人(2016年3月末現在)。
本社:千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデン D棟21階
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