バイエル薬品「妊活・妊娠と夫婦に関する実態調査」を実施

バイエル薬品株式会社

● 妊活夫婦の88.1%が「葉酸摂取の重要性」を認知
葉酸を飲むタイミングを正しく理解している人は54.5%。男性41.5%、女性67.5%と男女差が明らかに
● 夫婦の妊活は、75.3%が妻から提案。女性の約8割が「夫は妊活に協力的である」と回答
男性は「医師や妊活経験者からの情報収集」が、女性は「葉酸を含むマルチビタミンの摂取」が妊活中に取り組んでいることのトップに
● 妊活に悩む人は約8割!男性は「義務感によって感じるストレス」、女性は「妊娠しないこと」がトップ
妊活中の悩みを相談する相手は「パートナー」が約5割
● 妊活を始めて以降「夫婦関係が悪化した」人は2割弱
妊活夫婦の41.6%が、妊活開始から1年以内に”妊活倦怠期”を経験
● 妊活中、他の予定と排卵日が重なった際、男性の86.5%、女性の62.5%が「妊活を優先」
● 妊活中にイラッとするパートナーの態度、女性は「妊活に対して楽観的である」が35.5%、
男性は「妊娠についてプレッシャーをかける」が27.5%でトップ
大阪、2017年10月18日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、以下 バイエル薬品)では、既婚者かつ妊活中の男女を対象に、「妊活・妊娠と夫婦に関する実態調査」を行い、妊活中の夫婦関係や妊活知識に関する実態を調査しました。なお本調査は、2017年9月19日(火)から9月22日(金)までの期間、全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対してインターネットによるアンケートにて行いました。

<調査結果概要>
●妊活夫婦の88.1%が「葉酸摂取の重要性」を認知
葉酸を飲むタイミングを正しく理解している人は54.5%。男性41.5%、女性67.5%と男女差が明らかに

全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、妊活を助けるために重要な栄養素である、葉酸について質問したところ、全体の49.8%が「重要である理由まで知っている」と回答。さらに38.3%が「理由までは知らないが重要であることは知っている」と回答しており、重要性の認知度は比較的高く、全体で88.1%であることがわかりました。

一方で、葉酸の摂取タイミングについて「いつから摂取するのが良いか」質問したところ、全体の41.0%が「妊娠の3ヵ月前から」、13.5%が「妊娠の1ヵ月前」からと回答。正しくは「妊娠前(1ヵ月~3ヶ月前)」であるため、正答率は54.5%となりました。また、正解者の内訳を性別でみると、葉酸を飲むタイミングを正しく理解している人は男性41.5%、女性67.5%であり、男女差が存在していることも明らかになりました。
 

●夫婦の妊活は75.3%が妻から提案。女性の約8割が「夫は妊活に協力的である」と回答
男性は「医師や妊活経験者からの情報収集」、女性は「葉酸を含むマルチビタミンの摂取」が妊活中に取り組んでいることのトップに

全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して「妊活を始めるにあたり、夫婦どちらから妊活を提案しましたか?」と質問したところ、75.3%が「妻から」と回答しており、妊活や子作りに関しては女性が率先して行動する実態が明らかになりました。
 


また、全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の女性200名に対して、「あなたのパートナー(結婚相手)は妊活に協力的だと感じますか?」と質問したところ、全体の84.5%が「夫は妊活に協力的である」と回答しました。

 

 

さらに、全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、「あなたが妊活中、性交渉以外で妊活のために意識的に取り組んでいることは具体的にどのようなものですか?」と質問したところ、男性の44.5%が「医師や妊活経験者からの情報収集」、女性の44.5%が「葉酸を含むマルチビタミンの摂取」と回答しました。「その他(男性1.0%/女性5.0%)」の回答では、「基礎体温の把握」「禁酒」や「タイミング法」や「冷え対策」などにも意識的に取り組んでいる様子も明らかになりました。
 

●妊活に悩む人は約8割!男性は「義務感によって感じるストレス」、女性は「妊娠しないこと」がトップ
妊活中の悩みを相談する相手は「パートナー」が約5割

全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、妊活中の悩みについて質問したところ、全体の約77%が「悩んだことがある」と回答。男性の40.0%は「妊娠や性交渉の義務感によって感じるストレス」、女性の60.5%は「妊娠しないこと」が悩みのトップであることが判明し、男女ともに焦りが悩みの原因となる傾向が明らかになりました。
 

また、悩みを相談する相手について質問すると、全体の53%が「パートナー(結婚相手)」と回答しました。一方で「心から相談できる人はいない」と回答する人も25.0%存在し、妊活中の孤独な状況が垣間見える結果となりました。
 

●妊活を始めて以降「夫婦関係が悪化した」人は2割弱
男性の6割が「妊活の結果が出ないことへの焦り」を悪化の原因に挙げる一方、女性の約7割が「夫婦間のモチベーションの違い」と回答
妊活夫婦の41.6%が、妊活開始から1年以内に”妊活倦怠期”を経験

全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、「妊活を始めて以降、夫婦関係はどのように変化しましたか?」と質問したところ、「悪くなった」と回答した人は全体の18.6%でした。

また、「悪くなった」と回答した人74名に対して、その理由について質問すると、男性の64.0%が「なかなか妊活の結果がでないことへの焦り」、女性の71.4%が「妊活に対する夫婦間のモチベーションの違い」が原因であると回答し、夫婦間のすれ違いの実態が明らかになりました。

さらに、全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、「妊活への期待感や熱意がなくなる「妊活倦怠期」を経験したことがありますか?」と質問したころ、全体の41.6%が妊活開始後の1年以内に経験したことがあると回答しました。
 

●妊活中、飲み会などの他の予定と排卵日が重なった際、男性の86.5%、女性の62.5%が「妊活を優先する」と回答
「妊活よりもそれ以外の予定を優先する」と答えた人のうち、それが「夫婦トラブルの原因になる」と自覚する人は男性48.1%、女性37.3%であることが明らかに

全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、「妊活中、飲み会など妊活以外の予定と排卵日が重なった際、どのように対応していますか?」と質問したところ、74.6%が妊活を優先すると回答しました。性別ごとにみると、男性の86.5%、女性の62.5%が「予定よりも妊活を優先する」と回答しており、男性の方が+24%、妊活を優先する意識が高いことが明らかになりました。
 

また、前問で「どちらかというと妊活以外の予定を優先する」「妊活以外の予定を優先する」と答えた102名に対して、「妊活よりも妊活以外の予定を優先することは、夫婦トラブルの原因になると思いますか?」と質問したところ、全体の4割が「既にトラブルが起きている(7.8%)」、「まだトラブルは起きていないが、
今後起きることがあると思う(32.4%)」と回答しました。性別でみると、男性48.1%、女性37.3%がその自覚をもっていることも明らかになりました。

 

●妊活中にイラッとするパートナーの態度、女性は「妊娠に対して楽観的である」が35.5%、男性は「妊娠についてプレッシャーをかける」が27.5%でトップ
全国の既婚者かつ妊活中(開始から3ヵ月以上)の30歳~39歳の男女400名に対して、「あなたは、妊活中、パートナー(結婚相手)の次のような言動についてイラッとした経験はありますか?」と質問したところ、男女ともに「パートナーの言動についてイラッとした経験はない」が最も高かった一方、女性は「妊娠に対して楽観的である」が35.5%、男性は「妊娠についてプレッシャーをかける」がイラッとした理由として27.5%でトップとなりました。

「その他(男性0.5%/女性1.0%)」の回答においては、「あきらめようとした」、「気遣いがない」などの回答が挙がっており、夫婦関係悪化の原因にもなりうる実態が垣間見えました。

バイエルについて
Bayer: Science For A Better Life
バイエルは、ヘルスケアと農業関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。「Science For A Better Life」というミッションのもと、バイエルはその製品とサービスを通じて、人々のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献すると同時に、技術革新、成長、およびより高い収益力を通して企業価値を創造することも目指しています。また、バイエルは、持続可能な発展に対して、そして良き企業市民として社会と倫理の双方で責任を果たすために、これからも努力を続けます。グループ全体の売上高は468億ユーロ、従業員数は115,200名(2016年)。設備投資額は26億ユーロ、研究開発費は47億ユーロです。この数字は、コベストロ社として株式市場に2015年10月6日に上場した高機能ポリマー材料の事業を含んでいます。詳細はwww.bayer.com.をご参照ください。

バイエル薬品株式会社について
バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、コンシューマーヘルス、動物用薬品の各事業からなるヘルスケア企業です。医療用医薬品部門では、循環器領域、腫瘍・血液領域、ウィメンズヘルスケア領域、眼科領域、画像診断領域に注力しています。コンシューマーヘルス部門では解熱鎮痛薬「バイエルアスピリン」をはじめ、アレルギー性疾患治療剤や皮膚科領域に注力しています。動物用薬品事業部は、動物用医薬品の提供を中心にコンパニオンアニマルおよび畜産動物のヘルスケアに貢献しています。同社は、「Science For A Better Life」 というミッションのもと、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さんの「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指しています。詳細はwww.byl.bayer.co.jp/をご参照ください。

バイエル薬品株式会社
2017年10月18日、大阪

将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれています。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。

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会社概要

バイエル薬品株式会社

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業種
医療・福祉
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー
電話番号
-
代表者名
ハイケ・プリンツ
上場
未上場
資本金
22億7342万円
設立
1973年04月