地域産業×IT・IoTでユニークなサービスが誕生 ~「南島原ローカルITサービス創発塾」ビジュアルレポート公開
しいたけ栽培キットや洗濯会話ロボ、そうめんのWebブランディングなど、個性豊かなITサービスが創発される
「南島原ローカルITサービス創発塾」は、首都圏等都市部のITエンジニア、クリエーターを対象に、地元農家や素麺製造業者、サービス事業者らの課題解決・欲求実現をお題としたITおよびIoTサービスの実現を目指すもので、アイデアソン・ハッカソンの手法を用いた共創型の合宿イベントを実施しました。
しいたけ栽培キットのオンライン販売、素麺の試作開発、洗濯に話題を特化した接客用会話ロボットの開発など、ユニークなアウトプットが生まれています。それぞれの開発プロセスや成果物の詳細は、ビジュアルレポートをご覧ください。
エイチタスが企画運営を手掛けた「南島原ローカルITサービス創発塾」は、南島原市の主催により、同市内のキャンプ施設「エコ・パーク論所原」を主会場に開催されました。各回とも、15名以上のITエンジニアや企画職などの参加者が、東京、大阪、熊本をはじめ、南島原市内のIT企業や長崎県内の専門学校などから集まりました。
南島原の事業者をお題提供者として、一次産業(農業)、製造業(素麺製造)、サービス業(クリーニング)などのテーマ別で、参加者がチームを組み、フィールドワークやお題提供者とのディスカッションなどを行いました。
10月のアイデアソンでは、現地でのインプットをもとに、お題提供者の課題解決や欲求実現をかなえるためのITサービスの企画案を出し、11月に長崎と東京でそれぞれ開催されたブラッシュアップ講座での中間メンタリングを経たのち、12月のハッカソンにて、企画のさらなるブラッシュアップや、サービスの実装を手掛けました。
2泊3日の合宿を2回開催したことにより、実際にサービスがリリースされたり、ITサービスのみならず素麺の新商品の試作や、現場の業務改善が実現するなど、お題提供者と参加者の熱意と創意工夫が具体的に実を結ぶ場となりました。
その間の、参加者や地元の人たちとの交流の深まりも、仲間意識の強さを生み、ITサービス創発への機運を高める結果となりました。
ハッカソンの中で、しいたけを自宅で栽培できるサービス「CROUD FARM」がリリースされ、現在、専用WEBサイトからの購入が可能となっています。購入すると、しいたけの菌床が地元生産者のサンエスファームから送られ、WEBサイトで育て方を学びながら、栽培を楽しむことができます。
各チームはハッカソン終了後もブラッシュアップを続け、2018年1月16日に東京で開催予定の成果発表イベントにて、最終成果を報告する予定です。
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