松尾たいこイラストの短冊1000枚に祈りを込めて平和記念公園に奉納
アーティスト・松尾たいこ(広島県出身)が、平和への祈りを込めて、自身の作品を描いた短冊1000枚に1000人のメッセージを募り、平和記念公園「原爆の子の像」に奉納するプロジェクトをスタートした。
祈りを作品に込めるだけではなく、同じように平和を祈る人たちの想いを1000枚の短冊に募り、千羽鶴のように束ね、平和記念公園「原爆の子の像」への奉納を予定している。
■短冊には、松尾たいこが描き下ろした龍のイラストが描かれており、メッセージと名前を記入するスペースが設けられている。
■イラストの龍の目は色付けできるようになっており、記入する人それぞれの龍を生み出してもらいたいとの想いが込められている。
■1000人の募集は、松尾たいこオフィシャルサイトやSNSで募るほか、開催予定の個展会場でも自由に記入することができる。
個展「私の色を探して」https://www.taikomatsuo.com/japanese/news/
2023年9月20日(水) ~26日(火)
時間:連日午後6時まで開催 ※最終日は午後4時閉場。
会場:玉川髙島屋本館5階アートサロン(東京都世田谷区玉川3-17-1)
■母校である広島女学院や、仕事の依頼をきっかけに自身の作品が多く展示されている神石インターナショナルスクール(広島県神石郡)などにも協力要請し、1000人の短冊への記入を集める計画。
■短冊の奉納は2024年春を目指す。
<短冊イメージ>
<龍のイラストに込められた想い>
松尾たいこは、神社や古事記にまつわる書籍装画の仕事を多く経験する中で、森羅万象には神々が宿るという日本古来の概念に深く共感してきた。中でも、世の平定を司る龍神は、特に現代の平穏ならぬ世界を護ってくれる存在なのではないかという考えのもと、今回のイラストを描いた。
<松尾たいこからのメッセージ>
広島出身である私は、叔母が被爆者ということもあり、物心ついたときから「平和」という言葉は身近で重要な位置付けでした。広島がヒロシマとなったあの日から78年経った今でも、世界では戦争が無くなるどころか、新たな戦争が始まる気配さえしている現代。どんなに小さな声であっても、どんなに些細な行動であっても、表現者の一人としてできることをする。発信していく。そう強く思っております。私一人の言葉は弱いものであっても、1000人の言葉を集めれば1000倍の力になります。今回のプロジェクトは、単発企画に止まらず、今後の私のライフワークのひとつとして継続していきたいと考えています。
<松尾たいこ>
広島県呉市出身のアーティスト・イラストレーター。
手がけた本の表紙装画は300冊を超え、大手企業の広告などにも多く作品を提供している。角田光代 や江國香織との共著やエッセイも出版。イラストエッセイ「出雲IZUMOで幸せ結び」(小学館)「古事記ゆる神様100図鑑」(講談社)を発表するなど、神社や古事記にまつわる仕事も実績に多い。
<千羽鶴様式に1000枚を束ね奉納イメージ>
<本件に関するお問い合わせ先>
Pottary Arts & Crafts ジュエラ株式会社
福井県福井市問屋町1-3
0776-97-8552
support@potteryarts.shop
https://prtimes.jp/a/?f=d25467-7-7cdc841c21f877c01ee6127b35535981.pdf
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