「冨田勲・源氏物語幻想交響絵巻 Orchestra recording version 藤岡幸夫 指揮・関西フィルハーモニー管弦楽団」発売のご案内
冨田ワールドの集大成と言われた「源氏物語幻想交響絵巻」が藤岡幸夫 指揮・関西フィルハーモニー管弦楽団によって演奏された伝説のライブ・パフォーマンス!
2000年11月にリリースされ、冨田ワールドの集大成と言われた「源氏物語幻想交響絵巻」は、アルバム発売後にも冨田勲氏本人によって幾度とリバイスされ進化を続けました。そして2015年4月3日に大阪のいずみホールにて行われ、藤岡幸夫 指揮、関西フィルハーモニー管弦楽団によって演奏された伝説のライブ・パフォーマンスを、最新のテクノロジーを使用してハイレゾ・フォーマットの3Dオーディオで収録しました。
本アルバムは、オーケストラ編成と日本を代表する伝統的邦楽器演奏の組み合わせのみならず、冨田勲氏自身のミュージック・コンクレートととの協奏により21世紀の日本を代表する作品になっております。その圧倒的な空間演出も特筆され、先進の録音およびミックス技術により、その場で体験している状況に最も近い音でお楽しみいただけます。
※製品サイトでは、アルバムには収録されていないコンサート当日の冨田勲と藤岡幸夫による楽曲解説の音源を掲載しています。
アルバム・タイトル:
冨田勲・源氏物語幻想交響絵巻 Orchestra recording version 藤岡幸夫 指揮・関西フィルハーモニー管弦楽団
演奏:関西フィルハーモニー管弦楽団
指揮:藤岡幸夫(関西フィル首席指揮者)
京ことばの朗読と歌と琵琶:坂田 美子
琵琶:久保田 晶
箏(二十五絃箏):滝田 美智子
龍笛、篠笛:西川 浩平
篳篥:稲葉 明徳
篳篥、笙:西原 祐
シンセサイザー:氏家 克典
録音 / ミックス / マスタリング:入交英雄
曲目:
1 序の曲 00:05:19
2 桜の季節、王宮の日々 00:06:13
3 藤壺への思慕 00:01:44
4 宮の御帳台 00:02:46
5 庭園 00:00:5
6 管弦のお遊び 00:03:15
7 世の中は… 00:01:31
8 北山の寺院 00:03:39
9 美しい童女 若紫 00:05:13
10 葵の上 00:03:01
11 六条の御息所 00:02:59
12 斎王の行列 車争い 00:04:20
13 生霊 00:07:56
14 女三ノ宮 00:08:05
15 藤壺を想う 00:01:36
16 御息所の死霊 00:02:51
17 紫の上挽歌 00:05:31
18 歌「憂き世には」 00:02:10
19 浮舟 00:09:55
20 出家の笛 00:00:55
21 再び訪れる春 00:06:25
22 終曲 平家の世へ 00:04:17
アーティストについて
冨田勲
1932年東京生まれ。慶応義塾大学在学中に平尾貴四男、小船幸次郎各氏に作曲を師事。1950年代前半から放送、舞台、映画、コマーシャルなど多彩な分野で作編曲家として活動をはじめ、1974年には『月の光』がビルボード・クラシカルチャートで2位を記録し、続く『展覧会の絵』が同チャート1位を獲得。「TOMITA」の名前を世界に知らしめた。このアルバムをリリースした翌年には、日本人として初めて"Album of the Year"他、グラミー賞の4部門にノミネートされるという快挙も成し遂げる。テレビ作品のテーマ音楽ではNHKの「花の生涯」「天と地と」「新平家物語」「勝海舟」「徳川家康」「新日本紀行」「現代の映像」「海峡」など、映画音楽では「飢餓海峡」「ノストラダムスの大予言」「警視庁物語シリーズ」など、アニメ映画では手塚治虫作品の「ジャングル大帝」「千一夜物語」「リボンの騎士」「どろろ」、東映動画「シンドバットの冒険」「ガリバー宇宙旅行記」など多くの分野で、誰もが一度は耳にしたことがある親しみ深い数々の曲を世に送り出してきた。1960年〜1970年代には、いち早く立体音響作品に取り組み始める。代表的な作品として、1970年の大阪万博の東芝IHIのパビリオンの為の音楽、そして、1984年には、オーストリア、ドナウ川両岸の地上・川面・上空一帯を使った超立体音響を構成し、8万人の聴衆を音宇宙に包み込む壮大なイヴェント「トミタ・サウンドクラウド」を催し大成功を収めた。それ以降も、ニューヨーク(1986 自由の女神百年祭)、岐阜(1988 中部未来博)、シドニー(1988 オーストラリア建国200年祭)、名古屋(1997 中日ドーム)でも同様のイヴェントを行ない好評を博した。1998年、冨田音楽の集大成とも呼べるオリジナル作品「源氏物語幻想交響絵巻」を作曲。ロンドンフィルハーモニー管弦楽団や、東京交響楽団の演奏で作品をリリース。1998年の作品誕生から幾度となくリバイズを重ね、2015年4月3日には、大阪のいずみホールにて、京ことばの朗読と邦楽器のソリストをフューチャーした最終版の「源氏物語幻想交響絵巻」を公演し、大成功を収めた。(本作品)2016年5月5日永眠。亡くなる直前まで新作の創作を行なっていたという。
エンジニアについて
入交英雄氏
株式会社WOWOW
1956年生まれ。1979年九州芸術工科大学音響設計学、1981年同大学院卒。2013年残響の研究で博士(芸術工学)を取得。1981年(株)毎日放送入社。映像技術部門、音声技術部門、ホール技術部門、ポスプロ部門、マスター部門を歴任した後、2017年より(株)WOWOWへ出向。2020年よりWOWOWエグゼクティブ・クリエイターに就任。1987年、放送業界初となる高校野球サラウンド放送のプロジェクトに関わる。2005年より放送のラウドネス問題研究とARIB委員、民放連委員を通じて規格化に尽力した。学生時代より録音活動を行い、特に4ch録音や空間音響について探求を重ね、現在では3Dオーディオ録音の技術開発と共に、精力的な制作や普及活動を行っている。また、個人的にも入間次朗の名前で音楽制作活動を行っており、花園高校ラグビーのオープニングテーマやPCゲームのロードス島戦記などを担当した。
価格:4,840円(税込)
レーベル:RME Premium Recordings
JAN:4589473710884
販売元:株式会社エムアイセブンジャパン
発売日:2021年5月5日
ディスク枚数:(Blu-ray x1、CD x2)
サイズ:126×140×20 mm
重量:168g
製品ウェブサイト:https://synthax.jp/rme-premium-recordings/the-tale-of-genji-2014/
RME Premium Recordingsについて
RME Premium Recordingsは、RMEを使用して録音された、色付けのない透明無垢なサウンドで演奏会場の空気感さえも余すことなく録り込んだレコーディング作品を録れたての音を、余分な加工をせずにユーザーの再生環境へ届けることを基本理念とし、録音段階から24bit/96kHz以上の真のハイレゾ・コンテンツを供給するために設立されました。
Synthaxについて
Synthax(シンタックス)グループはドイツ、ベネルクス、オーストリア、イギリス、アメリカ、カナダ、香港に支社をもつドイツ RME 製品他の総販売元です。プロオーディオおよび関連製品の共同開発から、マーケティング、ディストリビューションに至るまで独自の展開を行っています。2006年1月より、世界戦略の一環として日本での現地法人Synthax Japan Inc.を設立し活動しています。
シンタックスジャパン公式サイト:https://synthax.jp
シンタックスシジャパン Twitter:https://twitter.com/SynthaxJapan
シンタックスシジャパン Facebook:https://facebook.com/synthaxjapan
※ 製品の仕様・性能、外観、価格、発売日等は予告なく変更となる場合があります。
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