クリエイティブエージェンシーニードが海外進出。ベトナム・ホーチミンに新拠点を設立し、日系企業のベトナム展開・進出をサポート

株式会社ニード

2024年12月18日 16時33分

東京のクリエイティブエージェンシー株式会社ニード（nide Inc.、東京都中央区、代表取締役：飯島理、以下ニード）は、海外初の拠点としてベトナム・ホーチミン市に「vina nide Co.,Ltd（ヴィナニード）」（Binh Thanh, Ho Chi Minh City、代表取締役：山岸麗菜）を設立し、2024年12月18日（水）より営業を開始いたします。本拠点では、ベトナム市場に拠点を持つ、または進出を検討する日系企業を対象に、クリエイティブやマーケティング、サービス設計など幅広い支援を行います。今まで18年にわたり日本で培ってきた知見を活かし、現地の文化や市場特性も取り入れたブランド構築や事業成功を強力にサポートしてまいります。ニードは、今後グローバル展開を加速させるべく、ベトナムを起点とした更なる事業拡大を目指します。

https://vinanide.com/

ベトナム拠点設立の背景

わたしたちニードは、かねてより、成長市場へのアクセスと豊富な労働力を源泉とした多様なビジネス機会を期待できるASEANで新たな拠点をつくりたいと考えていました。

これまで日本が育んできた無形の資源である美意識は、さまざまなクリエイションに潜んでいます。それはビジネスでも同様で、わたしたち日本人の緻密で丁寧な仕事によって、世界的にみても非常に品質の高いプロダクトやサービスが世に送り出されています。
しかし、一方で「デザイン」への投資に対する理解がまだまだ浅く、新たな価値を創り出すことが苦手であるという課題があります。
わたしたち日本企業が、国内は元より海外で事業展開していくにあたって、強い競争力を維持することができず、品質は高いが、選ばれないブランドに留まってしまう懸念があります。
わたしたちは、この課題解決の取り組みのひとつとして、まずはベトナムでの拠点を構築しました。

現地のカルチャーや生活者の嗜好、感情を正しく学び、理解することで、ベトナムをはじめとしたASEAN諸国に進出していこうとする日本企業の価値創造の支援ができたらと考えています。
vina nide Co.,Ltdでは、創業以来わたしたちが溜めてきたデザインに関する知見を以て、広義のデザインを含めたクライアントのビジネスそのものに関与するようなアプローチをしていきます。
デザインのクリエイションはもちろん、マーケティング、PR、広告活動を含めたデザイン戦略パートナーとしてクライアントのビジネスに貢献するために、一生懸命仕事に励み、その責任を全うします。

代表紹介

山岸麗菜 / vina nide Co.,Ltd 代表

株式会社ニードプロデューサー

株式会社Fantrec 取締役

1988年生まれ、長野県出身。中高生から独学でWebサイト制作を行い、大学時代には日本大学藝術学部放送学科で、テレビ制作を専攻。チームでのものづくりに興味を持ち、新卒で株式会社カヤックに入社。Webディレクションを中心に業務にあたる。

2014年に株式会社ニードへ入社。プロデューサーとして、Webサイト制作・運用、製品ブランディングやマーケティング施策の提案、クライアント企業におけるチーム立ち上げ支援まで、幅広い領域でクライアントのビジネスにおける最適な方法を提案。東京・月島で運営する自社店舗「anata」ではマネージャーを務め、飲食事業部とクリエイティブ事業部の連携強化やECサイトの運営ディレクションも担当している。

（コメント）
このたび、ベトナム・ホーチミン市に「vina nide Co.,Ltd」を設立することとなり、大変嬉しく思っています。日本で培ったクリエイティブの力を活かし、ベトナムでもさまざまなクライアントや代理店との関係性を大切にしながら、良いクリエイティブを提供していきたいと考えています。私は大変な状況の中での方がやりがいを感じるタイプなので、未知の領域に挑戦できることをとても楽しみにしています。
さらに、新たな取り組みとして、日本では展開していないビジネスにも挑戦していきたいと考えています。例えば、日本の中小企業の製品や工芸品などをベトナムで販売するビジネスに取り組みたいと考えています。日本国内では需要が低くなってきているものでも、日本のプロダクトは品質が高いので世界で十分に評価される価値があります。既に必要なライセンスも取得済みで、これを機に日本の魅力をベトナム市場で発信していきたいと考えています。
今回の拠点設立を通じて、新しい挑戦を楽しみながら日本とベトナムを繋ぐ架け橋になれるよう尽力してまいります。