ザ・ウールマーク・カンパニーがパリメンズコレクション開催に先立ちファセッタズムとのパートナーシップ契約発表

2018年1月パリコレクションにて披露

 ザ・ウールマーク・カンパニーは、パリメンズコレクション開催に先立ち、日本を代表するファッションブランド FACETASMと18/19秋冬および19春夏の2シーズンにわたり作品製作におけるパートナーシップを提携することを発表します。2シーズンで発表されるのは、ウールマークの品質認証をうけたカプセルコレクションです。

 2007年の創業以来、FACETASMは自身のコレクションにウールは欠かせないものと考え、常にその多様性を追求し続けると共に、ウールをラグジュアリーファッションに必要なプレミアムな素材と位置付けてきました。その独自のクリエイションは東京のヒップなストリートカルチャーに由来し、すぐさま世界的プライズを受賞するに至っています。今回のパートナーシップは長期にわたるものとなり、FACETASMのデザインチームと密に協力していくものです。

 FACETASMの創業者であり、デザイナーでもある落合宏理氏は、今パートナーシップにおいて、メリノウールの故郷であるオーストラリアを訪れました。牧羊場の訪問し、メリノウールが育まれる環境や工程に触れ、コレクション創作のための貴重なインスピレーションを得ました。

 落合宏理氏はオーストラリアを訪れたことについて、「牧羊場で、家族が何代にも渡り、羊、自然、自分の土地を愛し、それがメリノウールになっていく姿をファーマーの方たちと話しながら見て経験できたことは、人生において貴重な体験になりました。僕らが生地になった段階でしか見ていなかったメリノウールが、これだけの想いや、歴史に基づいてできているということを発信していきたいと思っています。そして、この貴重な体験をクリエイションに活かしたいと強く思っています。」と述べています。

 ザ・ウールマーク・カンパニーは、革新的なウール生地と糸の素材ガイドであるザ・ウール・ラボをコレクション製作のためにデザインチームに紹介しました。また、落合宏理氏とFACETASMデザインチームと共に、日本の一大毛織物産地である尾州を訪れて高い技術を持つ職人や企業を紹介しています。

 落合宏理氏は今回のパートナーシップについて、「ブランドの次のステップとしてさらにクリエイションをあげるために、メリノウールは欠かせない素材だと思っていて、その中で、今までトム・ブラウンやラフ・シモンズといった素晴らしいブランドと世界的規模でパートナーシップを展開しているザ・ウールマーク・カンパニーとコラボレーションできたことはブランドにとって大きな飛躍になると実感しています。」と述べています。

 ザ・ウールマーク・カンパニー日本支社長 サミュエル・コクデは、「日本を代表し世界へと飛躍を続けるFACETASMと協業できることを非常に嬉しく思っています。メリノウールに関わる様々なバックアップを日本のみならず世界規模で展開することでFACETASMのクリエイションを後押しすると共に、この取り組みを通じて日本と世界のファッションシーンに改めてオーストラリア産メリノウールの持つファッションの多様性や重要性を強く発信していきたいと思っています。このパートナーシップは、日本のファッション界にとっても、弊社にとっても、非常に意義のある取り組みです。」と述べています。

 またザ・ウールマーク・カンパニーのマネージング・ディレクターであるスチュアート・マカラックは、「落合宏理氏は日本で最初の世界的なウールのアンバサダーとなってくれるでしょう。日本は高い創造性と品質の高さを持つ常に重要なマーケットであり、伝統的なテーラリングをはるかに超えた領域へメリノウールの歴史を発展させています」と述べると共に、「今回のパートナーシップは、オーストラリアのウール業界と日本のファッション業界の関係をいっそう深めるものです。FACETASMはその広範囲にわたる取扱店を通じて、オーストラリア産ウールと日本のファッションを世界中の消費者に紹介していくからです」と述べています。

 FACETASMの18/19秋冬 ウールマーク・カプセル・コレクションは2018年1月にパリで発表されます。
 

 

■ザ・ウールマーク・カンパニーについて
 ザ・ウールマーク・カンパニーはウールのグローバル・オーソリティーであり、テキスタイル・ファッション業界を網羅した国際的かつ膨大なネットワークを通じて、オーストラリ産メリノウールを最上級の天然繊維であり、ラグジュアリーファッションに欠かせない素材と位置づけています。
 ザ・ウールマーク・カンパニーは非営利法人「オーストラリアン・ウール・イノベーション(AWI)」の子会社です。約50,000の牧羊業者を代表してオーストラリア産メリノウールの研究開発とマーケティングを行い、その世界的なサプライチェーンをサポートしています。ウールマークのロゴは世界の誰もが認めるブランドのひとつであり、ウールマークの品質認証は高品質の証です。同時にこのロゴは、牧羊から完成品に至る過程で先駆的・革新的かつ卓越したものづくりが行われたことを意味しています。
 また、かつてカール・ラガーフェルドやイヴ・サンローランも受賞した歴史あるグローバル デザインアワード、インターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP)を主催しており、その審査委員にはヴィクトリア・ベッカムなどファッション界をけん引する顔ぶれが名を連ねます。アレキサンダー・ワン、トム・ブラウン、ラフ・シモンズといった多くのブランドとの世界的コラボレーションも展開しています。

Official Website: http://www.woolmark.jp
Facebook:@thewoolmarkcompany.jpn
Twitter:  @WoolmarkJapan
Instagram: thewoolmarkcompanyjp
Hashtags:  #woolmark/#merinowool #choosewool

■FACETASM(ファセッタズム) について
 2007年にFACETASMを立ち上げ、F/W’07より初の展示会形式でコレクションを発表。S/S ’12 Tokyo Fashion Weekにて初のランウェイ形式でコレクション発表。2015年、S/S’16 Milano Men’s Fashion Week アルマーニ/テアトロにてコレクションを発表。2016年、第3回 LVMH Young Fashion Designers Prize にてファイナリストに選出。SS’17 Paris Men’s Fashion Weekにてコレクションを発表。2016年、第34回 毎日ファッション大賞「大賞 受賞」。2017年、第55回 日本ファッション・エディターズ・クラブ「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」受賞。
 ブランド名は宝石の切子面や物事の様々な面を意味するfacetの造語からなる。たった1つの物事も正面から見た事実だけが全てではない。横から見ること、後ろから見ることでまるで違った事実になる。こだわりを持たず、常に新しい顔を持ち、プライドを持って挑戦しつづけること。心に触れ、服って楽しいと感じてもらえるものづくりを目指します。
Official Website: http://www.facetasm.jp
Instagram: facetasmtokyo
Hashtags: #facetasm / #facetasmtokyo

 

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会社概要

URL
-
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山3-2-5 南青山シティビル6F
電話番号
-
代表者名
サミュエル・コクデ
上場
未上場
資本金
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設立
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