再生医療ベンチャーのメトセラ、経済産業省推進スタートアップ支援プログラム「J-Startup」に選定
心不全向けの細胞医薬品を開発する株式会社メトセラ(山形県鶴岡市、代表取締役:岩宮貴紘、野上健一、以下「メトセラ」)は、経済産業省が推進するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」に選定されました。
「J-Startup」は、グローバルに活躍するスタートアップを創出するために、2018年6月に立ち上げられました。選定企業は、日本発のロールモデル創出に向けて、官民からの集中支援を受けることが可能となります。
メトセラは本プログラムへの選出により、治験実施に向けた準備をさらに加速するとともに、海外展開や外部との提携にもより一層取り組んでまいります。
▼本件に関するプレスリリース
https://www.j-startup.go.jp/news/news_190624_2.html
【J-Startupについて】
「J-Startup」は、グローバルに活躍するスタートアップを創出するために、2018年6月に立ち上げられました。実績あるベンチャーキャピタリストやアクセラレータ、大企業の新事業担当者等の外部有識者からの推薦に基づき、J-Startup企業を選定し、大企業やアクセラレータなどの「J-Startup Supporters」とともに、官民で集中支援を行うプログラムです。
経済産業省・日本貿易振興機構(JETRO)・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局となり、プログラムの運営を行っています。
2019年は、「①オープンイノベーションの促進」、「②海外展開」、「③地域の有望スタートアップの発掘」の3つの観点を重視し、日本のスタートアップ企業約10,000社の中から、49社の新たなスタートアップをJ-Startup企業として選定しました。
J-Startupウェブサイト: http://www.j-startup.go.jp/
【メトセラについて】
メトセラは、心不全向けの再生医療等製品の研究開発を事業とするベンチャー企業です。当社では近年の研究を通じて、同じ臓器の中に様々な種類の線維芽細胞があること、その中でも機能的な心組織の作製や、心不全の治療に特に適した線維芽細胞群(VCAM-1-positive Cardiac Fibroblast, “VCF”)が存在することを明らかにしました。
「心不全」は心臓の機能が低下して十分な量の血液を送り出せなくなる心臓の状態を指し、依然として根本的な治療法が存在しない一方、高齢化の進展などにより患者数は増加の一途を辿っています。そのため、低下した心機能を回復させる治療法や、リスクの高い心移植を代替する治療法の開発が急がれています。
メトセラはこのVCFを活用した再生医療等製品の提供を実現してまいります。
メトセラウェブサイト:http://www.metcela.com
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