東京のサンバチームが2026年もリオのカーニバルに出場!Quer Swingar Vem Pra Cá、2026年の演奏テーマは「子どもたちと話そう・未来について語ろう」
13名がブラジルへ渡り、未来をつなぐ祈りのサンバを演奏
サンバチーム Quer Swingar Vem Pra Cá (東京都、代表:宮澤 摩周、読み:ケール・スウィンガール・ヴェン・プラ・カ、以下「当団体」)は、2026年2月15日(日)14:00(現地時間)にブラジル・リオデジャネイロ(以下、「リオ」)のカーニバル公式プログラムに、通算7年連続※となる出場を果たします。
※2018年から2026年にかけ通算で7年連続(2021・2022年はコロナ禍により中止)

▼本ニュースリリースのPDF版はこちらからダウンロードできます▼
d31454-7-77ab909bb9f5de888301dfbc3d49e562.pdf世界最大級の祭典「リオのカーニバル」。
その舞台に再び日本のサンバチーム が出場します。
今年は「子どもたちと話そう・未来について語ろう」をテーマに掲げ、サンバという文化表現を通して、いまの世界と未来について語りかけます。
肌の色や言葉、文化の違いを超えて人々が集い、同じリズムを分かち合うカーニバルは、多様性が自然なものとして存在する場です。その中で私たちは、子どもたちが持つ可能性や想像力、そして次の時代を創っていく力に思いを寄せながら、ブラジルと日本、世代と文化をつなぐ演奏を届けます。
なお、現地滞在中の2月13日(金)には、リオ市内の日本人学校の児童・生徒に向けてサンバを演奏する予定で、サンバを通じた現地の子どもたちとの交流も検討しています。
◆リオのカーニバル出場について
リオのカーニバルは、世界中から人々が集う、音楽と踊りによる祝祭です。街全体が舞台となり、多様な文化や価値観が自然に交わるこの期間は、サンバという文化の魅力を最も感じられる機会でもあります。
当団体は、日本を拠点に活動しながら、現地の文化や歴史に敬意を払い、学び続けてきました。リオのカーニバルへの参加は、演奏を披露するだけでなく、文化を受け取り、次の世代へとつなげていく大切な機会と考えています。
リオにルーツを持つ当団体がリオに赴き現地でサンバを演奏するという本プロジェクトは、当団体代表の宮澤摩周が、サンバの師である故メストリ・トランビッキ氏と生前に交わした約束に基づくものであり、2018年より続けられています。

◆カーニバル出演概要
日時:2026年2月15日(日) 14:00頃~
※現地時間。当日の状況により大幅に前後する可能性があります
場所:ブラジル リオデジャネイロ市 ヴィラ・イザベル地区
「Praça Barão de Drumond」(バラォン・ヂ・ドゥルモンド広場)
内容:歌手、弦楽器奏者、打楽器隊(30~40名程度の予定)による演奏
当団体渡伯メンバーとリオ支部である「Quer Swingar Vem Pra Cá Rio」による共演
演目:「子ども・未来」をテーマにした今年の当団体オリジナル楽曲と、その他十数曲を予定
協賛:株式会社アルファインテル、SAMBAMUSIC
後援:駐日ブラジル大使館 (EMBAIXADA DO BRASIL)

株式会社アルファインテル
協賛

SAMBA MUSIC
協賛

駐日ブラジル大使館
後援
◆2026年のテーマ「子どもたちと話そう・未来について語ろう」に込められた思い

昨年のカーニバルでは「平和」をテーマにサンバを制作・演奏しました。
その際、「平和について考えるのなら、同時に子どもたちの未来についても思いを寄せていこう」という声があがったことから、その思いを受け今年のテーマを「子どもたちと話そう・未来について語ろう」としています。
以下の思いを込めて、当団体の今年のカーニバルのテーマソングとしてポルトガル語のオリジナル楽曲を制作し、現地のメンバーと共にカーニバル本番に演奏します。また、テーマを表現したオリジナルのシャツも着用します。
いまの世界にとって、子どもたちとは何でしょうか。
それは、まだ形になる前のたまごのような存在であり、未来へとつながる可能性そのものです。
子どもたちは、自由な想像力を持ち、違いを自然に受け入れる力を持っています。
人類は、肌の色や文化、考え方の違いを抱えながら、長い時間をかけて生きてきました。
多様性は特別なものではなく、はじめからそこにあったものです。
だからこそ、もっと知り、理解し、関心を持つこと。
欲しがるのではなく、押し付けるのでもなく、分け合い、与え合うこと。
私たちがここにいるのは、誰かのおかげであることを忘れず、周りへの感謝を大切にすること。
世界の未来は、いまの子どもたちがつくっていきます。
私たちは、同じ星に生き、同じ行き先を目指す存在として、子どもたちの声に耳を傾けながら、文化を手渡していきたいと思います。
このサンバは、世代や文化をつなぎながら、子どもたちの未来が少しでも明るく照らされることを願う、ひとつの祈りです。
◆演奏・演出の特徴
当団体の演奏の特徴のひとつは、代表・宮澤摩周が長年にわたり築いてきた現地との関係性を基盤に、ブラジルの演奏家と共演している点にあります。リオのカーニバルでは、リオ支部メンバーとして参加する現地の音楽家とともに、同じリズムを共有しながら演奏を行います。
演出は、人々が輪になって音楽を分かち合うroda de samba(ホーダ・ヂ・サンバ)から始まります。これは、サンバが日常の中で自然に生まれ、共有されてきた原点とも言えるスタイルです。そこから、打楽器による力強いリズムで場の一体感を高めるbatucada(バトゥカーダ)へと展開し、カーニバルならではの高揚感をつくり出します。そしてクライマックスでは、2026年のテーマである「子どもたちと話そう・未来について語ろう」に込めた思いをsamba enredo※(サンバ・エンヘード)として演奏します。
一方的に見せるステージではなく、その場に集う人々と空気を共有しながら、音楽が自然に広がっていく構成を大切にし、現地と日本をつなぐ演奏を目指します。
※samba enredoは、カーニバルにおいて物語やテーマを音楽で表現する楽曲形式であり、歌詞とリズムを通してメッセージを届ける役割を担います。

◆カーニバル(Carnaval de Rua)出場までのスケジュール
カーニバルの準備は半年以上をかけて進めます。当団体が、リオ市の承認を受けて市内のカーニバルへ公式出場するまでには以下のような手順を踏みます。

|
2025年夏頃 |
2026年カーニバル出場の準備開始 |
|
2025年夏~秋頃 |
パフォーマンステーマを決定、テーマに合わせた楽曲とオリジナルシャツの制作を開始 |
|
2025年10月~2026年2月 |
Riotur(リオ市のカーニバル事務局)への出場申請手続き |
|
2026年2月上旬 |
2班に分かれてメンバーがリオへ渡航 |
|
2026年2月12日 |
現地メンバーと共にテーマ楽曲のレコーディング |
|
2026年2月14日 |
現地メンバーとのリハーサル |
|
2026年2月15日 |
カーニバル本番出演 |
◆コメント
代表 宮澤摩周(みやざわ ましゅう)
2015年、所属するサンバチームの練習に参加していたある日、休憩中におしゃぶりをくわえた子どもが楽器を叩いて遊ぶ光景を目にしました。自分の手足よりも長いスティックを両手で持ち、もちろんリズムにはなっていませんでしたが、日本であれば周囲が止めていただろうその場面でも、周りの大人たちは何も言わずむしろ自由にやらせていました。その時、サンバは彼らの文化であり、外国人として関わらせてもらっている自分は、一生勉強を続けなければならない、と改めて気付かされました。
当団体の基本方針もそこにあり、サンバの楽しさや高揚だけを享受するのではなく、文化としての背景や、それを守り育ててきた人々への理解を深めることを大切にしています。2018年からは師との約束どおり、現地の仲間とともにカーニバルに参加し、文化の一端を見る機会をいただいています。
今年は“子どもたちと未来について語ろう”というテーマで楽曲を制作・演奏します。この想いが我々の演奏を見にきてくれる現地の人々に少しでも届くことを願っています。


副代表 兼 リオ支部代表 Carlos Jonatt(カルロス・ジョナッチ)
ちょうどヴィラ・イザベルのエンサイオ・テクニコ(カーニバル本番に向けた公式リハーサル)を終えたばかりで、今も強い高揚感に包まれています。あの場で感じた一体感や手応えは本当に素晴らしく、この流れのまま、私たちのブロッコ(団体)も前に進んでいけると感じています。たとえサンボドロモでのパレードとは異なる定点での演奏であっても、心を込めて、私たちらしいサンバをしっかりと届けたいと思っています。
今年のテーマソングはとても美しい楽曲で、演奏できることを心から楽しみにしています。毎年この時期は準備で慌ただしくなりますが、そのすべてが本番につながっていきます。今回も、きっと心に残る、感動的なカーニバルになると信じています。
◆Quer Swingar Vem Pra Cá(ケール・スウィンガール・ヴェン・プラ・カ)について

「リオのカーニバル」のトップリーグに出場する老舗チームG.R.E.S. Unidos de Vila Isabel(ウニードス・ヂ・ヴィラ・イザベル)の打楽器隊メンバー、宮澤摩周により2012年に東京で結成されたサンバ団体。宮澤のサンバの師である故メストリ・トランビッキから授かったチーム名はポルトガル語で「スウィングしたけりゃ、こっちにおいで」の意。サンバを通じた文化交流と継承を目的に、10~60代、学生・社会人・プロミュージシャンなど、年齢も背景も様々なメンバーが集まり、現地から学んだメソッドで「ホンモノのサンバ」を目指しながら国内外で演奏・活動を行っている。

▼▽当団体の詳細についてはこちらの参考資料(PDF)もご覧ください▽▼
d31454-7-f2ce0dd9cbdb28708d70b9edcff71c60.pdfこのプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
