普段からフルメイクをする女性が多い年代は、２番目が「20代」で43.3%。1番は？

年代・職業によって異なる「メイクをする目的」とは

株式会社ビズキ

2023年6月6日 08時00分

「今のキレイも、10年後の輝きも」をコンセプトに美容や健康にまつわる情報を発信する「Kirei Style（キレイスタイル）」の運用を行う株式会社ビズキは、全国の女性2,000人を対象に普段のメイクに関するアンケートを実施し、年代別等の特徴についてまとめました。

【調査概要】

対象者：15歳~89歳の女性

サンプル数：2,000人

居住地：全国

調査方法：ネットリサーチ

アンケート実施日：2023年05月25日～ 2023年05月26日

【質問1：あなたは普段メイクをしますか？】

質問に対しての回答選択肢は以下

1．はい（フルメイク）

2．はい（ベースメイクのみ）

3．はい（リップのみ）

4．はい（アイメイクのみ）

5．あてはまるものがない

6．メイクはしない（※理由を記入してください）

全体

全国の女性2,000人を対象とした「あなたは普段メイクをしますか？」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「はい（フルメイク）」で35.4%となりました。次いで、「はい（ベースメイクのみ）」が23.6%、「はい（リップのみ）」が8.2%と続きました。

一方、「メイクはしない」と回答した人は13.5%となり、メイクをしない理由として「マスクをしているから」、「肌トラブルが起きやすいから」、「面倒だから」などの回答が得られました。

年代別

年代別に見ると、どの年代でも「フルメイク」の回答率が最も高くなりましたが、年代が下がるにつれ、フルメイク率が高くなっていることが分かります。

また、各項目で最も回答率が高かった年代に注目すると、年代によってメイクをする目的が変化していることが伺えました。

消費者庁が発表している『令和４年版消費者白書』によると、「美容のためにお金や時間をかけたい」と回答した人は10代女性で89.0%、20代女性で84.6%と、若い世代に多くなりました。

また、その理由として、10代では「自分に自信を持つため」と回答した人の割合が最も高くなっており、モチベーションアップなどポジティブな意識でメイクをしている人が多いことが分かります。

（出典：『令和４年版消費者白書　第１部第２章【特集】変わる若者の消費と持続可能な社会に向けた取組』https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/white_paper/assets/2022_whitepaper_0003.pdf）

職業別

職業別で見ると、フルメイクをする人は「会社員・公務員」の割合が最も高くなり、48.6%となりました。

『女性における化粧行動の目的と自意識の関連』

file:///C:/Users/NK-219-PC/Downloads/001032222_03.pdf　では、化粧行動の実施に影響を与える要因として、「自意識」が関わっていると記されています。自分の外見や他者に他する行動など、外から見える自己の側面に対する意識を「公的自意識」、自分の内面や気分など、外から見えない自己の側面に対する意識を「私的自意識」とし、公的自意識の高い女性は、公的自意識の低い女性に比べて化粧の実施頻度が高いことが報告されていると記されています。

通勤や対面でのやり取りが必要な「会社員・公務員」の人は公的自意識が高くなり、「身だしなみやマナー」、「オンとオフを切り替えるため」などのためにメイクをしていることが推察されます。