量子コンピュータのハイブリッドシステムを利用したAIフレームワークのB2B提供を開始
マーケティング自動化や業務自動化など汎用的な量子コンピュータ利用が可能に
MDR株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:湊 雄一郎、以下「MDR社」)は、量子コンピュータ向けのソフトウェア開発ツールのBlueqatを活用した新しいAIフレームワークの提供をはじめました。量子コンピュータと既存コンピュータのハイブリッドで構成され、現在の業務にすぐに対応でき、将来的にもスケールする形で業務の自動化を行うことができます。
■背景
高度情報化社会の到来により計算量が膨張し、膨大な並列計算機の消費電力の増大や、既存半導体技術の微細化と計算能力の限界が指摘されており、新たなデータ処理設計基盤における計算機の需要が高まっています。現在、米国のIT大手Google、Microsoft、IBM、中国の大手Alibaba、Baidu、Tencentなどの各社は汎用量子コンピュータと呼ばれる新方式の計算機の開発に着手し開発競争が加熱しています。
■量子コンピュータとAI・人工知能
量子コンピュータを活用したアプリケーションは最適化計算から材料開発まで計算を必要とし、既存の計算機で原理的に計算が難しいと言われている分野の多くに必要とされています。今回MDR社では、将来的な消費電力の増大が見込まれるAI分野における計算を効率化し、将来的なスケールを確保した形で様々なサービスに対応できるAIフレームワークの提供を開始いたしました。量子コンピュータ上における機械学習分野は世界中で開発が進んでおり、一早い導入によって将来的な業務の展望を把握することができます。
■フレームワーク、プラットフォーム化
MDR社では多くの量子コンピュータプロジェクトにおいてプラットフォーム技術を有しており、今回様々な量子コンピュータのプロジェクトにおける知見を生かし、ノウハウをソフトウェア化しクラウドプラットフォーム上にAIフレームワークとして準備いたしました。ベースとなる技術はMDR社からOSSとして公開されている量子コンピュータ向けのSDK(ソフトウェア開発キット)であるBlueqat(ブルーキャット https://github.com/Blueqat/Blueqat)となり、MDR社の契約するカナダ、米国の量子コンピュータにクラウド経由で接続いたします。また、GPUにて開発されたシミュレータを併用し、ハイブリッド方式と呼ばれる量子コンピュータと既存コンピュータを併用する形で実用化を行いました。
■活用方法
活用方法はすでに実績としてある様々な最適化とともに、多くの業務の自動化を行います。単調な作業などを自己学習を通じて少しずつ会得します。
・マーケティング業務、広告配信業務の自動化、自動評価
・ダイナミックプライシング、値付けの最適化
・ECのリコメンドシステム、商品のランディングページ最適化
・既存システムのパーソナライズ。個人への最適化。
・アルゴリズムによる新規商品開発
など
多くの業務や評価を自動化し、既存計算機の苦手とする量子コンピュータを活用したモデルでのAI分野の活用を促進してまいります。将来的にはサービスを通じて誰でも簡単に意識せず、自由に最適化の設計ができるようにインターフェイスの改良などに努めてまいります。既存のシステムはMDR社の担当者と共同で最適化を設計し、活用していただく形になります。
■MDR社の取り組み
MDR社は国内大手企業、国立大学法人、国立研究開発法人と共に、量子コンピュータハードウェア、ミドルウェア、アプリケーションを開発しています。直近では、文部科学省の平成30年度光・量子飛躍フラッグシッププログラムにおいて、量子情報処理(主に量子シミュレータ・量子コンピュータ)の超伝導量子コンピュータの研究開発に共同研究機関として採択されました。株式会社三菱UFJ銀行とは量子コンピュータ利用の共同研究に関する契約を締結し、金融領域におけるアプリケーションの共同研究を行なっております。現在、金融、モビリティ、創薬といった分野におけるプロジェクトを進めており、今後は多くの方に量子コンピュータの計算能力を業務に活用していただけるよう技術開発とともにサービス提供を行ってまいります。
■会社概要
会社名 :MDR株式会社
代表者 :代表取締役 湊雄一郎
所在地 :〒113-0033 東京都文京区本郷2丁目40番14号
設立 :2008年12月12日
事業内容:量子コンピュータの研究開発、機械学習アプリケーション開発
資本金 :1億3,000万円 (資本準備金94,986,050円)
URL : https://mdrft.com/?hl=ja
高度情報化社会の到来により計算量が膨張し、膨大な並列計算機の消費電力の増大や、既存半導体技術の微細化と計算能力の限界が指摘されており、新たなデータ処理設計基盤における計算機の需要が高まっています。現在、米国のIT大手Google、Microsoft、IBM、中国の大手Alibaba、Baidu、Tencentなどの各社は汎用量子コンピュータと呼ばれる新方式の計算機の開発に着手し開発競争が加熱しています。
■量子コンピュータとAI・人工知能
量子コンピュータを活用したアプリケーションは最適化計算から材料開発まで計算を必要とし、既存の計算機で原理的に計算が難しいと言われている分野の多くに必要とされています。今回MDR社では、将来的な消費電力の増大が見込まれるAI分野における計算を効率化し、将来的なスケールを確保した形で様々なサービスに対応できるAIフレームワークの提供を開始いたしました。量子コンピュータ上における機械学習分野は世界中で開発が進んでおり、一早い導入によって将来的な業務の展望を把握することができます。
■フレームワーク、プラットフォーム化
MDR社では多くの量子コンピュータプロジェクトにおいてプラットフォーム技術を有しており、今回様々な量子コンピュータのプロジェクトにおける知見を生かし、ノウハウをソフトウェア化しクラウドプラットフォーム上にAIフレームワークとして準備いたしました。ベースとなる技術はMDR社からOSSとして公開されている量子コンピュータ向けのSDK(ソフトウェア開発キット)であるBlueqat(ブルーキャット https://github.com/Blueqat/Blueqat)となり、MDR社の契約するカナダ、米国の量子コンピュータにクラウド経由で接続いたします。また、GPUにて開発されたシミュレータを併用し、ハイブリッド方式と呼ばれる量子コンピュータと既存コンピュータを併用する形で実用化を行いました。
■活用方法
活用方法はすでに実績としてある様々な最適化とともに、多くの業務の自動化を行います。単調な作業などを自己学習を通じて少しずつ会得します。
・マーケティング業務、広告配信業務の自動化、自動評価
・ダイナミックプライシング、値付けの最適化
・ECのリコメンドシステム、商品のランディングページ最適化
・既存システムのパーソナライズ。個人への最適化。
・アルゴリズムによる新規商品開発
など
多くの業務や評価を自動化し、既存計算機の苦手とする量子コンピュータを活用したモデルでのAI分野の活用を促進してまいります。将来的にはサービスを通じて誰でも簡単に意識せず、自由に最適化の設計ができるようにインターフェイスの改良などに努めてまいります。既存のシステムはMDR社の担当者と共同で最適化を設計し、活用していただく形になります。
■MDR社の取り組み
MDR社は国内大手企業、国立大学法人、国立研究開発法人と共に、量子コンピュータハードウェア、ミドルウェア、アプリケーションを開発しています。直近では、文部科学省の平成30年度光・量子飛躍フラッグシッププログラムにおいて、量子情報処理(主に量子シミュレータ・量子コンピュータ)の超伝導量子コンピュータの研究開発に共同研究機関として採択されました。株式会社三菱UFJ銀行とは量子コンピュータ利用の共同研究に関する契約を締結し、金融領域におけるアプリケーションの共同研究を行なっております。現在、金融、モビリティ、創薬といった分野におけるプロジェクトを進めており、今後は多くの方に量子コンピュータの計算能力を業務に活用していただけるよう技術開発とともにサービス提供を行ってまいります。
■会社概要
会社名 :MDR株式会社
代表者 :代表取締役 湊雄一郎
所在地 :〒113-0033 東京都文京区本郷2丁目40番14号
設立 :2008年12月12日
事業内容:量子コンピュータの研究開発、機械学習アプリケーション開発
資本金 :1億3,000万円 (資本準備金94,986,050円)
URL : https://mdrft.com/?hl=ja
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発