プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

日本メドトロニック株式会社
会社概要

日本メドトロニック ガイドエクステンションカテーテル「TELESCOPE(TM)」販売を開始

複雑化するPCI(経皮的冠動脈形成術)症例においてスムーズなデバイス送達をサポート

日本メドトロニック株式会社

※全画像を含む完全版はPDFにてご確認ください

日本メドトロニック(本社:東京都港区)は、ガイドエクステンションカテーテル「Telescope(TM)(テレスコープ)」(以下、Telescope)を2020年2月より全国にて販売開始いたしました。Telescopeは通過困難な症例においてステントやバルーンなどのPCI(経皮的冠動脈形成術)治療デバイスを送達する際に必要となるバックアップサポート*を提供し、遠位にある病変部へのスムーズな送達を補助するためのカテーテルです。
*バックアップサポートとは、冠動脈入口部の対側にある大動脈壁面にガイディングカテーテルが押し付けられることで生まれる力のことで、冠動脈の屈曲や石灰化などから生じる抵抗に対してPCIデバイスを送達させる際に必要な“支え”となります。ガイドエクステンションカテーテルを追加することでバックアップサポートは強化されます。
 

Telescope ガイドエクステンションカテーテル(医療機器承認番号:30100BZX00191000)Telescope ガイドエクステンションカテーテル(医療機器承認番号:30100BZX00191000)

 

昨今、PCI治療においては屈曲・蛇行病変、石灰化病変、抹消病変といった、いわゆる複雑病変を含む症例が増加しています。これらの病変では標的血管にステントやバルーンなどを送達するために、通常のガイディングカテーテルに併せてガイドエクステンションカテーテルを用いることが少なくありません。
 

日本心血管インターベンション治療学会理事長である伊苅裕二先生(東海大学医学部内科学系循環器内科学教授)は次のようにコメントを寄せています。「従来のガイディングカテーテルによるサポートでは不十分であった通過困難な症例において、デバイスの冠動脈遠位部までの送達が期待できるようになった点で、ガイドエクステンションの技術は我々の治療戦略に少なからず影響を与えました。この観点から、屈曲・蛇行病変をはじめとする複雑病変におけるスムーズなデバイス送達を目的にデザインされ、さらにはサイズバリエーションが豊富なTelescopeは歓迎すべき新たな選択肢との1つと言えるでしょう。」
 

Telescopeは手元でカテーテルを推し進める際に良好なプッシャビリティを得ることを目的に、内部に空洞のない、円形(硬質ラウンド型)のプッシュワイヤ(図3 テレスコープ全体像の(1))を採用しています。また、ディスタルカテーテル(図3(2))は柔軟性と滑りの良さ、そして折れや潰れ(キンク)への耐性を考慮して親水性コーティングを施したコイル型となっています。これらを組み合わせることにより、良好なプッシャビリティと通過性能が期待できます。

先端部分のチップ(図3(3))には、メドトロニック独自のTruFlex(TM)(トゥルーフレックス)ソフトポリマーという、メインのカテーテル部分よりもさらに柔軟な素材を使用しています。異なる柔らかさのポリマーを使用することにより、先端が血管に触れるなどの力が加わると自然と向きを変えること(反応性ディフレクション 図5)ができ、血管損傷のリスクを低減することが期待できます。

さらに、併用デバイスをスムーズに送達するために、エントリーポート、ポリマーオンランプ、テーパードプッシュワイヤの3つの主要な要素からなるSmoothPass(スムースパス)テクノロジー(図3(4)、および図4)が搭載されています。この独自のテクノロジーにより、ステントやバルーンなどの併用デバイスが引っかかることなくスムーズな送達が期待できる設計となっています。Telescopeはこれらのテクノロジーによって、ガイドエクステンションカテーテルの目的である治療デバイスの目標血管への送達をサポートします。

 

図3 Telescope全体像図3 Telescope全体像

 

図4 SmoothPassテクノロジー詳細図4 SmoothPassテクノロジー詳細

 

図5 反応性ディフレクションが特長のTruFlex(TM)ソフトポリマーチップ(3)図5 反応性ディフレクションが特長のTruFlex(TM)ソフトポリマーチップ(3)


「この独自の技術を市場に導入する前に、Telescopeが複雑な症例におけるアンメットニーズを満たしているかを数百名ものインターベンション専門医の協力を得て確認しました。メドトロニックは今後も、新製品の導入、臨床エビデンスの収集、そして医師向けトレーニングの提供に力を入れていきます。それが医師そして患者さんのためになると信じているからです。」と、メドトロニックのカーディアック/バスキュラーグループCoronary and Renal Denervation 部門のVice President兼General Managerであるデイブ モーラーは述べています。


メドトロニックではPCIデバイスのポートフォリオとしてTelescopeに加え、薬剤溶出性ステント「Resolute Onyx(TM)」(リゾリュートオニキス)*を始めとしてバルーンカテーテル、ガイドカテーテル、アスピレーションカテーテルなどを日本国内で販売し、患者さんや医療従事者に臨床的かつ経済的な価値をもたらす製品やサービスの提供を目指しています。

 *医療機器承認番号:22900BZX00186000、販売名:リゾリュートオニキスコロナリーステントシステム

【メドトロニックについて】
Medtronic plc(www.medtronic.com )は、アイルランドのダブリンに本社があり、世界中の人々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばすことを目指した医療技術、サービス、ソリューションを提供するグローバルリーダーです。全世界で9 万人を超える従業員を擁し、約150 ヵ国の医師の方々や病院、そして患者さんに貢献しています。世界中のパートナーの皆様と力を合わせて、さらなる医療の発展に取り組んでいます。

【日本メドトロニック株式会社 (Medtronic Japan Co., Ltd.)について】
日本メドトロニックは1975年の設立以来40年以上にわたり、生体工学技術を応用し、様々な疾患をお持ちの方々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす医療機器を通して人類の福祉に貢献することを目指しています。メドトロニックが提供する先端医療技術は、心臓疾患をはじめ、パーキンソン病、糖尿病、脊椎疾患、脳疾患、慢性的な痛みなどを広くカバーしています。
Webサイト www.medtronic.co.jp

なお、将来の業績見通しに関わるすべての記述は、メドトロニックが米国証券取引委員会に提出する定期報告書に記載されているようなリスクや不確定要素の影響を受ける場合があります。実際の業績は予想と異なる可能性があります。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
商品サービス
ビジネスカテゴリ
医薬・製薬
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

日本メドトロニック株式会社

11フォロワー

RSS
URL
https://www.medtronic.com/jp-ja/index.html
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区港南1丁目2番70 品川シーズンテラス 22F
電話番号
-
代表者名
宇佐美 英司
上場
未上場
資本金
-
設立
1975年11月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード