高付加価値、差別化を実現する地域ブランドの新戦略 データストラテジー株式会社研究員 久保健治の初書籍『ヒストリカル・ブランディングー脱コモディティの地域ブランド論』11月10日(金)発売開始

データストラテジー株式会社

データストラテジー株式会社で研究員を務める久保健治の初書籍『ヒストリカル・ブランディングー脱コモディティの地域ブランド論』が2023年11月10日(金)に角川新書より発売されます。
(URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4040824490

本書は、すぐ模倣され、汎用品・低価値にされる時代において、高付加価値、差別化の鍵が「歴史」にあることをグローバルな観光マーケティング研究から実証し、他地域に模倣されない地域独自のブランドを確立する方法を全国各地の事例と理論を基に解説しています。また、弊社が継続して支援する豊岡市・城崎温泉の「観光DXプロジェクト」や、地域を強くするための新たな「観光データ戦略構想」についても紹介されています。

発売に合わせて、今後複数のニュースレターやセミナーなどを開催していく予定です。事前登録はこちらから行うことが可能です。(URL:https://forms.gle/26owUgwA6yXRiHRm6

  • 書籍概要

『ヒストリカル・ブランディング』とは、歴史を模倣されない地域性として地域ブランドのコアにしていくブランド戦略です。


すぐ模倣され、汎用品・低価値にされる時代において、高付加価値、差別化の鍵は他地域が模倣できないものでなくてはなりません。その代表格は歴史です。しかしながら、歴史を活用した観光振興は時として地域内に歴史と経済という対立構造を生み出すなど、現場においては混乱が生じています。観光マーケティングは地域が消費されるだけなのではないかという不安の声も多く頂きました。


このズレを生む大きな原因の1つがマーケティングの方法論です。観光におけるマーケティングは製造業を中心としてきた既存のプロダクトマーケティングでは説明できない部分が多く、欧米圏では経営学を中心にして観光に特化したマーケティング理論の研究がすすめられてきました。しかしながら、現在の日本ではそれらの知見が現場レベルで十分に浸透しているとは言い難い状況です。


本書では、この課題を解決すると共に、地域ならではの強みを活かす方法が全国の事例とその背景にある理論が記載されています。弊社の支援先である、豊岡市・城崎温泉における観光DX事業や、地域を消費するのではなく地域を強くするための新たな観光データ戦略構想についても言及しています。


  • 書籍情報


タイトル:『ヒストリカル・ブランディング-脱コモディティ化の地域ブランド論』

著者:データストラテジー株式会社研究員、株式会社ヒストリーデザイン代表、武蔵野大学兼任講師 久保健治


・発売日 :2023年11月10日(金)

・価格  :本体1034円(税込)

・出版社 :KADOKAWA

・新書 ‏ : ‎ 256ページ

・ISBN-10 ‏ : ‎ 4040824490



・KADOKAWA書籍紹介サイト:https://www.kadokawa.co.jp/product/322206000776/

・Amazon販売サイト:https://amzn.asia/d/2Kru9yY


【目次】

はじめに――コモディティ化が進む世界

第一部 観光によるヒストリカル・ブランディング

第一章 保存vs.開発を超える――北海道小樽運河

第二章 無形価値を可視化する――千葉県佐原の大祭

第三章 ヒストリカル・ブランディングの理論――観光による地域ブランディング

コラム一 歴史文化観光を推進しても上手くいかない――失敗の検証一

第二部 商品開発による地域ブランディング

第四章 地場産業のブランド化――千葉県横芝光町の大木式ソーセージ

第五章 ファンコミュニティによるブランディング――熊本県菊池市の菊池一族

第六章 ヒストリカル・ブランディングの理論――商品開発による地域ブランディング

コラム二 歴史文化観光を推進しても上手くいかない――失敗の検証その二

第七章 ヒストリカル・ブランディングの持つ可能性――イノベーションを起こす歴史活用

コラム三 実践する上での注意事項

終章 「勝つための競争」から「負けないための競争」へ

おわりに



  • 著者プロフィール



久保 健治

1981年、東京都中野区生まれ。データストラテジー株式会社研究員、株式会社ヒストリーデザイン代表取締役。武蔵野大学・神田外語大学兼任講師。NPO法人全日本ディベート連盟専務理事。

創価大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学、修士(歴史学)。専攻は近代日本政治史、演説討論教育史。現在、大阪市立大学経営学研究科博士後期課程にも在学、経営学者。

専門は地域マーケティング論、経営戦略論。経営学者兼コンサルタントとして、観光分野を中心に歴史を活用した経営戦略の理論研究とビジネス実践を行っている。


【データストラテジー株式会社について】

データストラテジーは、データ・AIを活用して価値を生むために必要な「データR&D」を提供するコンサルティング会社です。官民連携・地域経営・交通・教育・社会課題・SaaS等の分野を中心に100件を超えるAI導入・DX組織立ち上げの豊富な経験に基づき、企画立案・チーム組成・市場/顧客/先端技術にまたがるハイブリッドリサーチを通じて、大企業・スタートアップ・公的機関への支援を提供します。

https://datastrategy.jp/


【データストラテジー株式会社 代表者略歴】

代表取締役CEO 武田元彦

東京大学大学院経済学研究科修了。株式会社三菱総合研究所、教育系NPO団体、フリーのデータサイエンティストを経て、2016年データストラテジー株式会社を創業。宿泊業や小売業などの店舗サービス業界のDXを実現する「はたLuck」を提供するHataluck and Person株式会社にて社外取締役を務める他、独立行政法人中小企業基盤整備機構DXアドバイザー、兵庫県豊岡市政策アドバイザー、長野県立大学大学院、芸術文化観光専門職大学にて非常勤講師を務める。


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経営・コンサルティング
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会社概要

データストラテジー株式会社

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都 港区南青山2-2-15 ウィン青山 UCF917号
電話番号
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代表者名
武田 元彦
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年05月