TikTokとの連携による乳がん啓発「#胸キュンチェック」プロジェクト実施報告
横浜市が取り組む「医療の視点」プロジェクトでは、ショートムービープラットフォームTikTok(ティックトック)と自治体として全国初の連携協定を締結しています。10月の「乳がん月間」に合わせ「#胸キュンチェック」と題した乳がん啓発を、第1弾の取組として9月29日より実施しました。
TikTokを通じて、子ども世代からその親の世代にメッセージを伝えるきっかけづくりを目的とした結果、約1か月間で1,090本の動画が投稿され、その総視聴回数は9,450万回※を数えました。また他SNSでのシェア数はTikTokの他キャンペーン平均と比較すると約3倍多いという結果です。
※10月31日現在、ハッシュタグページ視聴回数
TikTokを通じて、子ども世代からその親の世代にメッセージを伝えるきっかけづくりを目的とした結果、約1か月間で1,090本の動画が投稿され、その総視聴回数は9,450万回※を数えました。また他SNSでのシェア数はTikTokの他キャンペーン平均と比較すると約3倍多いという結果です。
※10月31日現在、ハッシュタグページ視聴回数
(1)背景・課題認識
生涯に乳がんを患う日本人女性は11人に1人で、40〜50歳代に多く発症すると言われていますが、家庭や仕事などに忙しいこの世代は、自分自身の体調や体のことに関心を向ける時間をなかなか取れず、直接的な啓発だけでは届けきれていないのでは、という課題認識がありました。
(2)目的・狙い
発症リスクが高まる啓発対象者本人に向けた直接的な情報発信ではなく、啓発対象者の子ども世代を中心に共感者を増やし、いわゆる口コミ(情報シェア)を通じて啓発対象者本人へ情報を届けてもらう仕組みとしました。このことにより、さらに広く情報を届ける機会とすることができ、乳がんの話題や関心を、より身近に話せるきっかけづくりを目的としています。
(3)今後の取組
TikTok上での動画閲覧・投稿や特設WEBサイトは引き続き閲覧可能ですので、継続的な乳がん啓発につなげます。今後も連携協定に基づき、乳がん啓発に限らず、その他医療政策に関する広報にもTikTokの強みを活かし、取り組んでいく予定です。
(参考)胸キュンチェックとは
「例えばネイル(爪)のような定期的な身だしなみチェックと同様に、自分の胸についても関心を持ってもらいたい」というメッセージを、特に40歳以上の大事な人へ伝えていくことを、プロジェクト名、楽曲で表現しています。
※実際の楽曲はTikTokのアプリ上でのみご確認いただけます。
千島隆司先生(独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院 包括的乳腺先進医療センター長、乳腺外科部長)に取組の監修をいただくほか、サラ・コールディさん(TikToker)、矢方美紀さん(「SKE48」元メンバー、乳がん治療経験者)にもご協力をいただいています。
【イベント等での様子(9月)】
(参考)特設WEBサイトについて
TikTok上で「#胸キュンチェック」に興味を持ったユーザーが乳がんに関する適切な情報を得て、周囲の人にシェアできるよう、特設WEBサイトを開設しました。本取組を後援している公益財団法人日本対がん協会のご協力のもと、がん相談ホットラインなど、特にシェアしていただきたい情報を掲載しています。
▼#胸キュンチェック 特設WEBサイト
https://iryonoshiten.city.yokohama.lg.jp/munekyun-check/
(参考)「医療の視点」
「医療への視点が少し変わることで、異なる気づきが得られ、行動につながる」をコンセプトに昨年9月から取組をスタートしています。民間企業等との連携や、市民の皆様の関心事にフォーカスすることで、より印象に残りやすく、伝わりやすい広報に様々な切り口で取り組んでいます。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/iryo/iryonoshiten/iryonoshiten.html
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