Z世代向けメンタルヘルスケアアプリ「emol」が心のケア方法をAIがレクチャーするデジタルセラピーの提供を開始

emol

emol株式会社は、2020年12月25日、AIが心に寄り添うメンタルヘルスケアアプリ『emol(エモル)』の正式版をリリースと共にアプリ上でのデジタルセラピーの提供を開始しました。これまでにβ版のダウンロードはiOS版のみで24万ダウンロードされており、今後は正式版として機能の拡充を行っていきます。


2020年は新型コロナウイルス感染症の流行により、不安な気持ちと向き合うことを強いられた年でした。
オラクルの調査では、コロナ禍において78%の人がメンタルヘルスの悪影響を感じており、メンタルヘルスのサポートを人よりもロボットに頼りたいという回答は82%という結果がありました。
 

(出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000057729.html

emolアプリでは、緊急事態宣言後に利用頻度が1.5倍増加しており、AIに悩みを話したいと思う人が多くいることがわかりました。

【emolとは?】
emolは個人のメンタルヘルスに関連する課題を、カウンセラーや産業医などの「人」ではなく、「AI」と会話することで解決していくサービスです。
サポートAIの「ロク」とチャットで会話をすることで、CBT(認知行動療法)やACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)に基づいた簡易のカウンセリングやコーチング、雑談などを行えます。
感情記録や睡眠時間記録などのライフログ機能も搭載しており、メンタルセルフケアをトータルサポートします。

【なぜAIと会話するのか?】
対人でのコミュニケーションは、顔色を伺ったりと相手の反応を気にして、自分の本音を話すことに抵抗感を抱く傾向があります。実際に研究データでも、人から離れた存在ほど情緒的な会話を引き出したという結果があります。
(出典:https://www.jcss.gr.jp/meetings/jcss2017/proceedings/pdf/JCSS2017_OS11-14.pdf

emolでは、ユーザーが対人ストレスを感じることなく心のケアを促進することに重点をおいており、ユーザーが抱えている悩みをまずはAIと話してもらうということを目的としています。


【正式版で追加された機能】

■AIのレクチャーを受けながらマインドフルネスに導いてくれる「デジタルセラピープログラム」
デジタルセラピーでは、1週間〜3週間程度のセルフケアセッションをAIからレクチャーを受けながら進めていくことで、認知行動療法をベースとした心のケア方法について学びながらケアを実践していくことができます。 プログラムは、マインドフルネスの音声ガイダンスや、レクチャー動画、呼吸法の実践、カード形式での選択、ミニゲームなど、楽しく心のケアを実施いただける流れになっています。
この度の正式版リリースでは年末年始に特化した、今年の振り返りを行い来年を健康な心で過ごせるための7日間プログラムを提供します。 今後も新規プログラムの随時アップデートを予定しています。
 


<なぜemolのデジタルセラピーが良いのか>
一般的なマインドフルネスアプリではオーディオガイダンスのみのものが多く、実施者の理解の促進が難しいという課題がありましたが、emolではしっかり実践いただくためにAIが一緒にユーザーの悩みを明確にすることを導きながら進行するので、「なんで?」「どうやって?」「これってできてるの?」という疑問を解消しながら心のケア方法の理解を深めつつプログラムを体験いただけます。

■心のケア方法を提供する「emol town」
メンタルヘルスケアの方法は、その時の悩みや状況、性格などによって様々で、自身にあったケアを行うことが効果的です。emol townでは、AIがユーザーの悩みに合わせて、その人に適したさまざまな心のケア方法を提供することを実現します。
まずは保険のレコメンドを10月から開始しており、ソリューションの拡充に向けてアプリ内に心のケアに関するコンテンツや商品を取り扱う仮想の街で、さまざまな悩みに解消法を提供することを目的としています。第一弾として、emolオリジナルの「デジタルセラピープログラム」と、Rosy Tokyoと連携のもと「メディカルハーブ」を提供します。
今後も、漢方、ヨガ、アロマ、クリニックなど、ヘルスケア関連サービスと連携することを予定しています。
 


<お家のリラックスタイムをemol townで楽しく過ごす>
新型コロナに伴う自粛は今後も続いており、自宅から出れないモヤモヤをemol townで楽しみながら心のケアにご活用いただければと思います。


【Z世代向けメンタルヘルスケアアプリとして】
emolアプリのユーザーは10代〜20代が70%を占めており、若い世代にも気軽に心のケアを体験してもらえるように7日間のプログラムを490円という低価格から提供しています。
一般的なマインドフルネスアプリなどではサブスクリプションの形態が多い中、emolのデジタルセラピープログラムはZ世代の購買行動にあわせて、コンテンツを一度ご購入いただくと永年利用ができる買い切りの形態を取っています。
emolは、コロナ禍で不安な気持ちと隣り合わせにある若い世代が少しでも心穏やかに過ごせるようにサービスの提供を進めてまいります。


【今後の展望】
今後は専門家連携のもとメンタルヘルスケア機能を拡充し、会話AIの継続的な改善をすることで一人ひとりに適した心のケア方法を提供できるよう進めていきます。
医療機関向けの展開も進めており、クリニックに通われている方がAIとの会話を通じてカウンセリングの質の向上や症状の改善に活用してもらう機能などの導入を予定しています。
将来は、個人も企業も医療機関を結び、心のケアに関するデータと、改善に向けて最適なケアの提供ができるメンタルヘルスケアプラットフォームを目指しています。


■会社概要
会社名: emol株式会社
代表者: 代表取締役 千頭沙織
設立日: 2019年3月18日
URL: https://emol.jp/
事業内容: メンタルヘルス関連サービス開発
お問い合わせ: support@emol.jp

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会社概要

emol株式会社

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URL
https://emol.jp
業種
サービス業
本社所在地
京都府京都市下京区中堂寺南町134 ASTEM棟 7F
電話番号
-
代表者名
千頭沙織
上場
未上場
資本金
1100万円
設立
2019年03月