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文化庁
会社概要

『メディア芸術×文化資源 分散型ミュージアム』 “日本庭園”をテーマに高松空港で展開

文化庁による訪日観光客向けの新事業「空港等におけるメディア芸術日本文化発信事業」を開催しています。

メディア芸術×文化資源 分散型ミュージアム 事務局

丸亀市の中津万象園で開催中の展覧会
「聴象発景 - evala(See by Your Ears)feat. 鈴木昭男」
 新作オーディオビジュアルインスタレーション
《Score of Presence - Gravity of Bird》
10月4日(金)より展示開始

【高松空港 開催概要】
日時:令和元年10月4日(金) ~  ※8:00~20:00
場所:高松空港(香川県高松市)国際線ターミナル1F出発ロビー他  ※今後,2Fガラス壁面装飾も予定
内容:「日本庭園」をテーマにアーティストevala(See by Your Ears)が表現。
   「中津万象園」(香川県丸亀市)で開催中のサウンドアート展覧会「聴象発景」の音源を元に独自の新作
    オーディオビジュアルインスタレーションを高松空港国際線ターミナル1F出発ロビーに展示。
公式ウェブサイト:https://jmadm.jp/
文化庁では,「空港等におけるメディア芸術日本文化発信事業」のプロジェクトの一環として 『メディア芸術×文化資源 分散型ミュージアム』を国内の国際空港10箇所程度で順次展開中です。

本プロジェクトでは,日本各地域の土壌が育んだ豊かな文化資源をアーティスト・クリエイターたちがその魅力を新たな視点で表現し,各地域の玄関口である空港等で展示いたします。展示されたメディア芸術作品をきっかけに,訪日観光客を日本文化の新しい魅力に出会う旅へと促します。

このたび,新千歳空港,羽田空港に続き,高松空港国際線ターミナル1F出発ロビーで,香川県丸亀市の日本庭園「中津万象園」で開催中のサウンドアート展覧会「聴象発景 - evala(See by Your Ears)feat. 鈴木昭男」と連携した高松空港でしか体験できない内容での展示《Score of Presence - Gravity of Bird》<新作>を令和元年10月4日(金)より開始します。

《Score of Presence - Gravity of Bird》は,「聴象発景 - evala(See by Your Ears)feat. 鈴木昭男」の参加アーティ ストの evala 氏よるオーディオビジュアルインスタレーション。1688 年築庭の「中津万象園」 にある現存最古の煎茶室「観潮楼」で発表している音源を用い,特殊なサウンドパネルからの微細音の変化で空間の存在感や趣を想起させ,複雑な音のデータを独自のアルゴリズムで可視化したビジュアルイメージを出力した,かつて ない「サウンド・ペインティング(音の絵画)」の作品となっています。新たなアートスポット高松空港で先鋭テクノロジー×サウンド×文化資源の試みを是非体験してください。

※高松空港では今後,2Fガラス壁面装飾も予定しています。詳細が決まり次第発表いたします。
※今後の開催空港等を含め最新情報に関しましては,詳細が決まり次第随時発表いたします。


【高松空港における実施概要】 

■テーマ:日本庭園(中津万象園)
■作品:《Score of Presence ‒ Gravity of Bird》解説

 

Photo:新津保建秀

アーティストの evala 氏が,中津万象園で行われるサウンドアート展覧会「聴象発景」において,日本最古の煎 茶室「観潮楼」内で発表している『Anechoic Sphere・ Reflection/Inflection』の音源を元に,高松空港のために 新作オーディオビジュアルインスタレーションを表現します。中津万象園での作品は,園内の各所に配置するも う一人のアーティスト鈴木昭男氏の「点音(おとだて)」 ポイントからのマイク収音や中津万象園や琵琶湖のフィールドレコーディング音源をソースに 3D 音響プロ グラム化し,さらにデータ解析の後,独自のカオスアル ゴリズムによりサウンドアートを構成しています。高松空港バージョンのインスタレーションでは,その音源を元にエッセンスを空港に合わせて独自にアレンジし,L字型の壁面に並んだ平面スピーカーからの微細音の変化によって空間の存在感や趣を想起させ,その場所だけに広がるサウンド空間構成を表現。さらにサウンドデータからデジタルビュジュアライズされた画像が特殊効果プリントによって壁面全面を覆い,音の変容している様が視覚化されます。L字壁面に対峙するモニターディスプレイには,中津万象園の池,橋,茶室内部,松林等 の各所の現場実写撮影が,再構成され映像表現として流されています。庭園に潜む深層の流れを可視化し,空港でもその本質に触れることができる重層的なインスタレーションです。
 

■アーティスト:evala (See by Your Ears)
1976年京都生まれ。音楽家,サウンドアーティスト。先鋭的な電子音楽作品を国内外で発表し,2016年からは立体音響システムなどを駆使した新たな聴 覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」を始動。独自の空間意識の音響を追求した暗闇の無響室で体験するインスタレーション 《Anechoic Sphere》をSónar+D(バルセロナ),ACC(韓国光州)ほか世界各地で発表。2018 年にはソニーの音の VR 技術「Sonic Surf VR」を用いた 576ch音響インスタレーション《音響回廊オデッセイ》をSXSW(オースティン)で発表。




Photo:新津保建秀

■キュレトリアル・ディレクター:阿部一直
1960年長野生まれ。キュレーター,アートプロデューサー,東京工芸大学教授。1990~2001年キヤノン株式会社「アートラボ」プロジェクト専任キュレーター。2003年~ 2017年山口情報芸術センター,アーティス ティックディレクター,副館長兼任。数々の新作アートプロダクションをプロデュース。2006 年ベルリン 「transmediale award 06」国際審査員。2014年~2016年文化庁芸術選奨メディア芸術部門選考審査員,2017年より文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員。2018年には,Asian Cultural Center ( カンジュ市 ) ゲスト ディレクターとして「Otherly Space/knowledge」展をキュレーション。

■連携展覧会「聴象発景 - evala(See by Your Ears)feat. 鈴木昭男」について
 中津万象園・丸亀美術館(香川県丸亀市中津町25-1)で9月27日(金)~11月24日(日)開催


[聴象発景について]
香川県丸亀市,築 330 年余の日本庭園「中津万象園」全域を舞台とした新感覚のサウンドアート展覧会。先鋭テクノロジー×サウンド×日本庭園をテーマに, 歴史的文化財を最先端のサウンドアートの力で変容させ,瀬戸内海からの風が香る日本庭園が新たなアートスポットへと変身します。江戸時代以来の伝統的な文化遺産において,日本人の自然観と美学を「音」による新たな空間表現から感じ取り,呼び覚ましていく実験的企画です。 

[中津万象園・丸亀美術館について]
1688 年,丸亀二代目藩主・京極高豊候により築庭された回遊式の大名庭園。庭の中心には京極家先祖の地である近江の琵琶湖を型どった八景池を置き,「近江八景」になぞらえた8つの島が浮かぶ。「万象園」の名は森羅万象,即ち宇宙に存在するすべてのものを意味し,それらを併せ持つ名園として名高い。また,平家建数奇屋風に建 築した「丸亀美術館」湖畔には,庭の景観を楽しみながら食事のできるレストラン「懐風亭」も併設する。 

[鈴木昭男プロフィール]
1941 年平壌生まれ,京丹後市在住。サウンドアーティストの世界的先駆。1960年代より,常に「聴く」 側にまわる姿勢で,音と場の関わり方を模索する音のイベントやパフォーマンス,インスタレーションで知られる。空間への「なげかけ」と「たどり」を自修イベントとして行い,また「アナラポス」などの創作エコー音器による演奏など,身近な素材を使った数々のサウンドイベントを実施。1990年代からは「聴く」 という行為を独自の思考によって探求したサウンドインスタレーションを世界各地で精力的に発表し続けている

公式ウェブサイト:http://www.bansyouen.com/sound/

【高松空港開催概要[詳細]】
日時: 令和元年10月4日(金) ~  ※8:00~20:00
場所: 高松空港国際線ターミナル1F出発ロビー他  ※2Fガラス壁面の展示も予定しております
アーティスト:evala (See by Your Ears)
キュレトリアル・ディレクター:阿部一直
協力: 高松空港(株),琴参バス(株)
主催: 文化庁「令和元年度空港等におけるメディア芸術日本文化発信事業」

<高松空港から中津万象園へのアクセス>
[タクシー(直行)]
高松空港から中津万象園までタクシーで約50分
[丸亀駅経由]
高松空港から丸亀駅までリムジンバス(琴参バス)で約70分,丸亀駅から中津万象園までタクシーで6分
[高松駅・丸亀駅経由]
高松空港から高松駅までリムジンバス(ことでんバス)で約40分,高松駅から丸亀駅までJR予讃線快速で約30分,丸亀駅から中津万象園までタクシーで約6分


 

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本社所在地
東京都千代田区霞が関3丁目2番2号
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宮田亮平
上場
未上場
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設立
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