“病院経営の非効率”をデータドリブンで解決する「MedUp」、シリーズAで6億円の資金調達を実施
病院経営のDXに向けて、プロダクト開発と営業・マーケティング体制を強化
■引受先
DNX Ventures
ALL STAR SAAS FUND
モバイル・インターネットキャピタル
■資金調達の背景と目的
メダップは、病院経営の非効率をDX推進に伴うデータドリブン化で解決し、持続可能な医療の実現を掲げ、事業を推進してまいりました。このたびの資金調達では、中・大病院向け地域連携プラットフォーム「foroCRM」のさらなる市場拡大と開発体制の強化に投資します。将来的には、地域連携以外の病院経営に関わる課題の効率化に向けたプロダクト開発も検討してまいります。
■中・大病院向け地域連携プラットフォーム「foro CRM」とは
中・大病院向け地域連携プラットフォームツール「foro CRM」は、前方連携のマーケティング・営業・カスタマーサクセスをワンストップで実現する地域医療連携強化支援サービスです。済生会熊本病院との共同開発により、病院のオペレーションに特化したかたちで連携活動に重要な分析・管理・共有機能を搭載しています。
病床機能分化や地域包括ケアシステムの実現に伴って、患者への医療提供や病院経営における医療機関同士や介護施設等との連携の重要性が高まっています。しかしながら、地域連携活動においては多様な活動やデータが存在するため、活動記録の一元管理及び効果検証は困難でした。
foro CRMは地域連携活動記録にプラットフォームを提供し、データの一元管理を可能にします。さらに、それらをDPCデータ、紹介・逆紹介データなどと結び付け、連携活動の戦略立案と効果検証を可能にします。また、これらを当社専門家がサポートすることで、より確実にDPC対象病院とクリニックの効果的な意思疎通を実現します。
(サービスサイト:https://www.foro-crm.jp/)
■本ラウンド引受先 コメント
DNX Ventures Managing Partner / Head of Japan 倉林 陽氏
メダップは、昨年のプレシリーズAから支援させて頂いており、今回のシリーズAではリード投資家として引き続きご支援させて頂くことになりました。この約1年半で、メダップの提供するforo CRMのプロダクトとチームも一気にパワーアップして、新型コロナウイルスの混乱の中でも、大病院のユーザー数もMRRも大きく成長させることができました。これもひとえに、メダップが病院経営の課題に向き合い、お客様の成功を実現してきた結果です。高齢化が進む日本において、サステイナブルな医療システムの構築は最重要アジェンダの1つであり、今回のコロナ禍において病院のオペレーション効率の重要性も浮き彫りになりました。foro CRMを皮切りに、メダップが、日本の病院経営全体を変革する「中枢プラットフォーム」に進化していくことを期待しています。
ALL STAR SAAS FUND マネージングパートナー 前田 ヒロ氏
医療現場のオペレーション効率化は、かねてより求められ重要視されていましたが、昨今では特に急務となっています。しかし、ただ効率を向上させ生産性を高めるだけでは十分ではありません。サステナブル(持続可能)な状態を作り、患者さんそして医療従事者の皆さん双方にとって安心できる安全な環境も整えていく必要があります。この両面の向上を実現するために挑戦するMedUpは、まず病院間の連携と病院内の連携を高めるソリューションからスタートし、ゆくゆくは病院業界の様々なリソース活用をサポートするインフラ的存在になると信じてます。
ALL STAR SAAS FUNDは、経営と開発分野で豊富な経験を持つMedUpチームと共に、組織作り、そして採用サポートを中心に長期的な支援を実施していきたいと思います。
モバイル・インターネットキャピタル CIO マネージングパートナー 元木 新氏
メダップの株主として、2019年2月からご支援させて頂いております。病院マネジメントという領域に早期に着目し、現場の課題を丁寧に解決し、着実に成長しているスタートアップです。また、柳内社長のもと、バランスの取れた素晴らしいチーム組成を行っています。丁寧な仮説検証を行い、PDCAサイクルを回す姿勢は、メダップのカルチャーといっても過言ではないと感じます。病院マネジメント領域において、メダップがナンバーワン・プレイヤーになることを期待し、このたび追加出資させて頂きました。私たちモバイル・インターネットキャピタルは、元同僚の野心的な挑戦を今後も継続的に支援していく方針です。
■メダップ株式会社 Founder, 代表取締役CEO 柳内 健のコメント
この度、既存投資家であり業界特化型SaaSへの知見の深いDNX Venturesをリードに、既存投資家のモバイル・インターネットキャピタル、新規投資家のALL STAR SAAS FUNDから投資・支援をいただき大変嬉しく思います。今回調達した資金をプロダクト開発や事業拡大のためのチーム強化に投資することで早期にサービスを普及させ、メダップが目指すテクノロジーによる病院経営のDX実現にむけてチーム一丸となって取り組んでまいります。
【参考note】 投資家から見たメダップ
リード投資家であるDNX Ventures倉林氏とCEO柳内の対談をnoteに掲載しています。
プレシリーズAから支援しているDNXが、なぜメダップへの投資を決めたのか、現在の評価・今後の期待などをお話ししています。ぜひご覧ください。
■DNX Ventures 倉林陽氏が語る、”ポジティブサプライズ”で常識を打破し、病院経営のDXをSaaSで実現する「MedUp」の魅力とは?
https://note.com/medup/n/ncb13cb0a7188
【参考オンラインイベント】投資家対談とOnline Meetupを開催
投資家のみなさまとCEO 柳内の対談、会社Meetupの2本をオンラインイベントにて実施します。
このたび投資を決定いただいた投資家の目線から、なぜメダップへの投資を決めたのか、医療業界や現在のメダップおよびリーダーとしての柳内をどのように評価しているのかなどをお話しします。ぜひご参加ください。
■オンラインイベントのお知らせ
1.投資家対談
2021/09/14(火) 19:00-20:00
〜エス・エム・エス創業者と元VCの起業家が語る〜
40兆円の複雑な市場で成功するための経営と組織戦略
https://share.hsforms.com/1h-6oID1QQmmTJwMCjh9h7g1s39q
2.メダップOnline Meetup
2021/09/28(火) 19:30-20:20
「メダップってどんな会社?」、「病院経営のDXって何?」、「どんな人が働いているの?」といったことを知っていただくため、Online Meetupを開催します。
https://medup.connpass.com/event/222094/
■メダップ株式会社について
「DXで、病院を最先端の業界にする」をビジョンに、医療従事者の労働量や医療費などが持続可能な形で、医療サービスの質が改善される世界を実現することを目指します。
会社名:メダップ株式会社
所在地:東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 霞が関ビルディング5階 31VENTURES霞が関
代表:代表取締役 柳内 健
設立:2017年8月
資本金:7億3,595万円 (資本準備金を含む)
会社HP: https://medup.jp/
採用情報: https://jobs.medup.jp/
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