株式会社天地人を含む共同研究開発チームが、総務省「令和2年度における電波資源拡大のための研究開発」に採択
株式会社天地人は、国立研究開発法人情報通信研究機構、国立大学法人東北大学、三菱電機株式会社と共同研究開発チームを編成し、総務省が令和2年度から実施する「電波資源拡大のための研究開発」における提案公募に採択されました。
「電波資源拡大のための研究開発」はいくつかの研究開発課題から構成されますが、今回、本チームが採択されたのは、「多様なユースケースに対応するためのKa帯衛星の制御に関する研究開発(予測技術を活用した衛星通信システムの運用計画作成技術)」です。
「電波資源拡大のための研究開発」はいくつかの研究開発課題から構成されますが、今回、本チームが採択されたのは、「多様なユースケースに対応するためのKa帯衛星の制御に関する研究開発(予測技術を活用した衛星通信システムの運用計画作成技術)」です。
■ 研究開発課題の背景
近年の社会経済活動のグローバル化・多様化に伴い、空や海における広範な活動領域でのブロードバンド環境や、地上においても携帯電話網や光ブロードバンドのエリア外におけるネットワークなどへのニーズに基づき、衛星通信への期待が増大しつつあります。また、大規模災害時において、陸上移動通信システムが復旧するまでの補完システムや緊急通信システムとしての衛星通信のニーズも高まっている背景があります。
本研究開発は、技術試験衛星9号機(ETS-9)に代表される次世代のハイスループット衛星を用いた衛星通信システムにおいて、5G網など地上の通信システムと円滑な接続を実現しつつ、周波数リソースをより効率的に利用するための仕組みの構築を目指すものです。
■ 株式会社天地人の役割
周波数リソースの効率化のためには、回線条件や通信需要の変化をデータ解析に基づき予測を行い、衛星リソースを適切に割り当てる運用計画方式を確立することが重要です。株式会社天地人は、スタートアップのアイデアや機動力を発揮しつつ、これまで培ってきた気象解析技術やAI技術(機械学習技術)を活用して、気象状況予測サブシステムならびに移動体需要予測サブシステムの研究開発を担当します。
■ 参考情報
①総務省報道資料
令和2年度における電波資源拡大のための研究開発の基本計画書(案)に対する意見募集の結果及び提案の公募
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000340.html
②国立研究開発法人情報通信研究機構
ワイヤレスネットワーク総合研究センター宇宙通信研究室
https://www2.nict.go.jp/spacelab/pj_ets9.html
■株式会社天地人 会社概要
会社名:株式会社天地人
所在地:東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー9F
代表者:代表取締役 櫻庭康人
事業内容:衛星データを使った土地評価コンサル
サイトURL:https://tenchijin.co.jp/
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