スタートアップスタジオ「Spirete」、静岡銀行と連携し、同行が新設した社内ベンチャー制度の支援を開始
静岡銀行の「社内ベンチャー制度」は、基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」を体現するとともに、持続可能なビジネスモデルへの変革を実現するため、約20年ぶりに全面改定した人事制度に関連し新設された制度です。この制度は、「インナーイノベーション」(所属部店のミッションの実現に資するイノベーションへの取組み)と「アウターベンチャー」(将来の事業化・起業等が見込まれる新たな事業開拓への取組み)」の二つを核とし、同行の人事制度改革の目的の一つである「自律」と「挑戦」・「失敗からの学び」を浸透させ、意識を行動へつなげていくことを狙いとしています。
Spireteは、この静岡銀行の「社内ベンチャー制度」を全面的にサポート。はじめにアウターベンチャープログラムにおいて、社外メンターとしてビジネスアイデアの仮説検証、事業化計画立案、プロトタイピングなどのフォローを行います。また案件のなかで、Spireteが有するプログラムに合いそうな案件があれば、Spireteのプロジェクトとしても採択し、スタートアップとして起業を目指していきます。
現在、Spireteには大企業在籍者や出身者、フリーランス、学生など多種多様な人材が集結し、ディープテック分野を含む10数件のプロジェクトに参画、各プロジェクトを牽引しています。
Spireteでは今回の連携をきっかけとし、今後は各プロジェクトへ静岡銀行役職員の参画も積極的に促していくことで、企業に所属しながら起業にチャレンジする経験を積んで頂き、静岡銀行が目指す一人ひとりが自ら考え行動し、多様な意見を認め合いながら挑戦し続けることができる人財集団の構築を共に実現させていきます。
▼連携内容骨子
・静岡銀行の「社内ベンチャー制度」の支援
… 社外メンターとして案件の選択、メンタリングなど。
・Spireteプロジェクトとしての採択(予定)
… 「社内ベンチャー制度」に応募があった案件からスタートアップとして起業するタネとなりうる案件を独自にセレクト。Spireteプロジェクトとして異業種・異業界人材にも参画してもらい起業を目指す。
・静岡銀行のSpirete起業プログラム新加入
… Spirete起業プログラムは、異業種の人材やノウハウを混ぜ、新たな事業展開、意思決定の迅速化、外部からのリスクマネーの調達を通じて、実現が難しかった 最大限の事業成長の加速を狙います。
〈本プログラムに参画中の主な企業〉
NTTデータ株式会社、コニカミノルタ株式会社、株式会社静岡銀行、JSR株式会社、ニプロ株式会社、日本たばこ産業株式会社、NOMON株式会社、ヤンマーホールディングス株式会社、東和不動産株式会社(インキュベーションパートナー)ほか(2021年12月末現在)
【Spireteについて】
連続起業家であり企業支援家でもある孫泰蔵氏率いるコミュニティ「Mistletoe(ミスルトウ)」からスピンオフする形で2019年に設立されたスタートアップスタジオ。大企業や大学研究機関から預かった事業アイデアや技術シーズをもとに、大企業人材や大学研究機関の人材、フリーランスや副業人材など、異分野の技術と異業種/業界の専門知識や経験を組み合わせ、グローバル規模での資金調達・事業展開に挑戦できるスタートアップの創出を目指しています。
会社名:Spirete株式会社
代表者:中島 徹
所在地:東京都千代田区神田小川町3-28-5 axle御茶ノ水101号室
URL:https://www.spirete.com/
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
Spirete株式会社 豊田
Email: contact@spirete.com
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