保育業界で唯一「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に3年連続認定・表彰!
2019年の「ホワイト500」認定、2020年「健康経営優良法人」に続き、3年連続で認定・表彰されました。
1930年設立、都内で21園の認可保育園・認定こども園を運営しているワンルーフアライアンス 社会福祉法人東京児童協会(所在地:東京都江戸川区、理事長:菊地政幸 URL: https://one-roof-alliance.com/ )は経済産業省より、2019年、2020年に続き3年連続で「健康経営優良法人」大規模法人部門に認定・表彰されました。
社会福祉法人東京児童協会は、健康経営に積極的に取り組んでいる法人として「健康経営優良法人」大規模法人部門に認定されました。 これは、2019年、2020年に続き3年連続での認定・表彰となります。私たちは、今後も保育業界をあらゆる面から、リードし改革していく先駆者として、法人職員の健康維持増進に向けての様々な取り組みを率先して行ってまいります。
【健康経営優良法人認定制度とは】地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、職員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」の取り組みが特に優良であるとみとめられる大企業や中小企業等の法人を、経済産業省と日本健康会議が認定する制度です。
- 【取得にあたっての想い】経営戦略室室長 菊地元樹 コメント
私たちは、子どもたちの命をお預かりし『安全と安心』を保証する「保育園」「子ども園」を都内で21園、運営している法人です。この『安全と安心』を生み出すために、日々、何百人もの保育士、看護師、栄養士、様々な職員が一丸となって働いています。少子化が叫ばれる時代ではありますが、共働きの家庭は年々増加しており、多様な生き方を許容する社会を創っていくために私たち保育業界が担う役割はこれからも広がっていくと考えています。
しかし「安全と安心」の場を創り出すはずの保育業界自体には、まだまだ課題が多いのが現状です。過酷な労働環境や保育現場の崩壊などマイナスイメージも強く、保育士の待遇の改善の必要性が叫ばれており、人材が育っていかない・定着しないなどの課題が多々あります。平成29年のデータにはなりますが、必要とされる保育士数は約46.0万人、離職率等を考慮して推計した保育士供給数は約38.6万人。この数字から、約7.4万人の保育士が不足していることが分かります。
私は、保育園を運営する法人の家系で生まれ育ち、さらに日本保育協会に在職していたこともあり、常に保育業界と密に接してきました。その経験の中で、保育の質を底上げしていくために必要なのは「保育者としての経験値」だと感じており、常に時代に合わせた質の高い保育環境を創り出すことを目指しています。
私たちが、その目標を達成し、社会での役割を担っていくためには、まず保育者が安心して根を張り、育つ土壌を整えることが責務だと考えました。
しかし、前述したように「保育業界」というのは、特殊な勤務体系・業務内容などから、職員に負担がかかりりやすいことも身を持って感じてきました。誰かが新たな価値観で、風を吹き込んでいかないと保育を志す人たちがいつまでも育っていけないなということを危機感として感じ続けてきました。
そこで始まった取り組みが「健康経営優良法人」の取得でした。まず目指したのは「ボトムアップの組織」です。例えば、年2回、全職員に向けカウンセリングを実施し、カウンセリングで現場の職員の生の声を集めていきました。地道な取り組みではありましたが、この発信に職員が共鳴してくれ、様々な取り組みを企画・実装していき、結果「健康経営優良法人」の認定をいただくことにつながりました。
東京児童協会は創立91年を迎える歴史ある法人になりますが、常に時代に最適な保育を心がけ、園での事務作業のデジタル化、保育アプリの開発と先進的な取り組みにチャレンジするベンチャーマインドが息づく法人です。「安心安全な保育園・こども園を運営し、子どもたちと保護者の生活を守っていくためには、現場で働く保育士、看護師、栄養士…すべての職員が、いきいきと元気で働ける環境を保ち続けなくてはならない」。そう考え、法人内のみならず、保育業界の職場課題を変えるムーブメントとして私たちは「健康経営優良法人」への認定チャレンジを始めました。私たちのチャレンジが、少しでも保育業界の在り方を変えていく力につながっていけばと思っております。
私たち事務方の職員は、子どもたちや保護者様とお会いする機会は滅多にありませんが、今回のようなムーブメントを通し、健全な園の運営の実現、ひいては子どもたちと保護者の生活を守ることに繋がっていることを改めて実感し、身が引き締まる思いでいます。今後も、職員とその先にいる子どもたち、保護者に想いを馳せ、チャレンジしていく組織でありたいと思います。
- 【認定にあたっての主な取り組み】
私たちは、保育に携わる職員の心身の健康は、職員とその家族の幸福な生活、ひいては私たちの目指す子育て社会を実現するために重要な要素であると考え、様々な取り組みを実施しています。
≪主な取り組み例≫
1.メンタルヘルスケア対策
・外部の産業カウンセラーによる派遣カウンセリングを年に2回実施
・産業医による月に2回の面談実施
・産業保健スタッフと所属園、産業医との連携による職場環境調整
・産業保健スタッフと看護師(衛生推進者)による職場巡回
・産業カウンセラーによるメンタルヘルス相談窓口を設置
・衛生委員による「働きやすい職場作り」の説明を各園にて巡回実施
・外部相談窓口を複数設置、相談内容により選択可能
・カインドネスギフト(法人内でのコミュニケーション施策)の実施
・Webシステムを用いた職員間のコミュニケーション機会の提供
2.健康診断後のフォローアップ体制の強化
・健康診断受診後のリスク保有者へ事務局より受診勧奨し、産業医、看護師によるフォローアップ体制を整備
・職員に向けて健康管理研修の実施、健康に関する情報や知識を社内周知
・産業医より健康に関するコラムを社内報にて掲載、配布
・毎月、健康におけるサポートマガジンを各園へメールにて送付
3.運動習慣に向けた具体的な支援
・沖縄舞踊チーム「美らてぃーだ」の活動場所を拠点内に設置し、有志が継続的に練習し、法人内外のイベント・式典にて発表
・衛生推進者によるストレッチ体操を各園で実施
・職員主催のウォーキング、ランニング、ヨガなどのイベントを実施
≪主な取り組み例≫
1.メンタルヘルスケア対策
・外部の産業カウンセラーによる派遣カウンセリングを年に2回実施
・産業医による月に2回の面談実施
・産業保健スタッフと所属園、産業医との連携による職場環境調整
・産業保健スタッフと看護師(衛生推進者)による職場巡回
・産業カウンセラーによるメンタルヘルス相談窓口を設置
・衛生委員による「働きやすい職場作り」の説明を各園にて巡回実施
・外部相談窓口を複数設置、相談内容により選択可能
・カインドネスギフト(法人内でのコミュニケーション施策)の実施
・Webシステムを用いた職員間のコミュニケーション機会の提供
2.健康診断後のフォローアップ体制の強化
・健康診断受診後のリスク保有者へ事務局より受診勧奨し、産業医、看護師によるフォローアップ体制を整備
・職員に向けて健康管理研修の実施、健康に関する情報や知識を社内周知
・産業医より健康に関するコラムを社内報にて掲載、配布
・毎月、健康におけるサポートマガジンを各園へメールにて送付
3.運動習慣に向けた具体的な支援
・沖縄舞踊チーム「美らてぃーだ」の活動場所を拠点内に設置し、有志が継続的に練習し、法人内外のイベント・式典にて発表
・衛生推進者によるストレッチ体操を各園で実施
・職員主催のウォーキング、ランニング、ヨガなどのイベントを実施
4.喫煙・受動喫煙対策
・「東京都受動喫煙防止条例」制定を周知し、各園にチラシを配布・掲示、職員へ教育機会の提供
※2020年4月1日から幼稚園、保育所は屋外にも喫煙場所の設置不可
※2020年4月1日から幼稚園、保育所は屋外にも喫煙場所の設置不可
5.福利厚生の充実
・職員一人一人のプライベートの充実の為、「Benefit Station」の導入 など多数
今後も働きやすい職場づくりを推進し、ストレスや疾病に関連する健康影響のリスクの低減を目指し、全職員の心身の健康づくりを実現してまいります。
今後も働きやすい職場づくりを推進し、ストレスや疾病に関連する健康影響のリスクの低減を目指し、全職員の心身の健康づくりを実現してまいります。
- 【社会福祉法人東京児童協会について】
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