【黒鳥社|新刊のご案内】Quartz Japanの人気連載の待望の書籍化。ニュース時評のニューノーマル・若林 恵『週刊だえん問答 コロンの迷宮』刊行!

株式会社黒鳥社


『WIRED』日本版前編集長・若林 恵が率いるコンテンツメーカー・黒鳥社は、若林のQuartz Japanの人気連載をまとめた書籍『週刊だえん問答 コロナの迷宮』を12月17日(木)に発売いたします。対立と分断とインフォデミックの迷宮をさまようポストコロナ世界の 政治・社会・文化・経済を斜め裏から読み解くニュース時評。 待望の書籍化です!!

 


だえんで眺めるポストコロナの世界
 
株式会社黒鳥社より、ビジネスメディア「Quartz Japan」の若林 恵の人気連載をまとめた書籍『週刊だえん問答 コロナの迷宮』を発売いたします。

ステイホーム中の4月にスタートしたUS版Quartzの特集シリーズ<Field Guides>を若林 恵が読み解く人気連載企画「週刊だえん問答」(旧タイトル:Guidesのガイド)をまとめた1冊。

アベノマスク、Black Lives Matter、リモートワーク、芸能人の自殺、 5G 覇権、医療崩壊、デリバリー、グローバルサプライチェーン、 香港、大麻、メンタルヘルス、デジタル庁などをテーマに、対立と分断とインフォデミックの迷宮をさまようポストコロナ世界の政治・社会・文化・経済を斜め裏から読み解く、新しい形のニュース時評です。

本誌は、聞き手も話し手も若林本人でありながら「仮想対談形式」で話が進みます(Quartz Japan編集長との対話ではありません)。焦点を二つにすることで、テーマに掲げた問題の複雑さをそのまま捉え、その背後に絡み合うコンテクストを紐解こうと試みています。

表紙イラスト・宮崎夏次系さん、デザイン・藤田裕美さん、写真・鈴木悠生さん。判型は「月刊文藝春秋」のパロディで、本文3段組みの総頁448P!!『さよなら未来』以来、ひさびさの単著(本人は「雑誌」と言い張っています)になります。
コロナで迷宮化した世界を「だえん問答」で振り返るこの冬一番の必読書。ぜひご一読ください。


※noteに掲載され、話題を呼んだ若林による台湾の“デジタル担当大臣”オードリー・タンへのインタビューも特別収録。

■目次■
序文 だえんで眺めるポストコロナの世界

#1 メディカル・クラファンの矛盾|医療クラウドファンディングは正義や公正を実現するものではない

#2 デリバリーのジレンマ|エッセンシャルな仕事であるにもかかわらず、まったく保護されていない使役
#3 ホームフィットネスの意義|日々刻々と変わり続けるカラダをメンテナンスするということが本質
#4 ビデオカンファレンスの混線|目的がごっちゃになっていままで会議が行われていたのだとすると
#5 グローバルトレードの袋小路|サプライチェーンは秘されてきたものだが、それは永遠に変わる
#6 ネットフリックスの期待値|サブスクリプションビジネスは、期待値のビジネスなんです
#7 アフリカの教訓|アフリカはHIVからエボラまで何度も危機を迎えてきた経験があります
#8 Z世代のポテンシャル|「大人」を介在させずに、経済や社会を回していくことが可能
#9 サイエンスの受難|科学の客観的信憑性は、自分の信念に合致するかどうかの問題
#10 化石産業の末路|2019年は代替エネルギーが石炭の電力生産量を下回る最後の年になる
#11 コミュートの革命|「移動のタイミング」を自己決定できるかどうか
#12 メンタルヘルスの転回点|「自分は取り残されている」という感情のなかで人が危険な状態になっていく
#13 アンチレイシストの訓練|私たちは「人の話に耳を傾けること」をちゃんと訓練されていない
#14 チャイナの新世界秩序|コロナのトンネルを抜けたらそこは中国だった
#15 エルダーケアの再生|「不自由になったら金で不自由を補う」というモデルには限界がある
#16 カンナビスの曲がり角|大麻の販売所は「エッセンシャル」とみなされていた
#17 オフィスの再想像|「リモートがデフォルト」の環境は「ブルシット・ジョブ」を増やす
#18 香港のダブルバインド|「14億人の巨大市場」という壮大なハニートラップ
#19 大学のトランスフォーメーション|2020年末までに、日本のIT人材は質的に30万人以上の不足に陥る
#20 ネクストバブルの恐怖|上手いストーリーを思いついて布教に成功すれば、どでかいことが起きる
#21 意思決定のパラドクス|意思決定の合理性が高まれば高まるほど人間の弱さが浮き彫りに
#22 テレビコマーシャルの瀬戸際|広告はただのイメージであって、企業はそこでは何の行動も約束していない
#23 ホームオフィスの含意|そもそも「家で仕事をすること」はいつから当たり前でなくなったのか
#24 リモートチームの黄金時代|ワーカー同士の力でさまざまな問題を調停していく仕組み
#25 データの洪水|データのないところでもち出されるインサイトはただの「思いつき」

#26 コンサルの持続可能性|完成したモノの出来よりもプロセス自体を重視していく方向に

#27 ポッドキャストの時代性|空気の振動として伝わる「信頼性」みたいなこと

特別収録 オードリー・タンとの対話(オードリー・タン×若林恵)
あとがき 新しい習慣

■関連キーワード■
アベノマスク、Black Lives Matter、リモートワーク、芸能人の自殺、 5G 覇権、医療崩壊、デリバリー、グローバルサプライチェーン、 香港、大麻、メンタルヘルス、デジタル庁......


■著者プロフィール

若林 恵 Kei Wakabyashi
平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』。「こんにちは未来」「〈働くこと〉の人類学」「blkswn jukebox」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
●黒鳥社 https://blkswn.tokyo/
 

Quartz Japan (クォーツ・ジャパン)

2012年に米国で創業した『Quartz(クオーツ)』は、モバイルテクノロジーとジャーナリズムを組み合わせたメディアとして、また、優れたUI・UX・コンテンツを有するメディアとして、世界中のビジネスリーダーから高い評価を得ている経済メディア。『Quartz Japan』は、その日本版として2019年11月に創刊。世界経済の新たな動きを伝えるメディアとして、有料ニュースレター(メール)を展開している。

 

■書籍詳細■
書名 :『週刊だえん問答 コロナの迷宮』 (ISBN978-4-9911260-4-8 C0036)
著者:若林 恵+Quartz Japan
デザイン:藤田裕美
装画:宮崎夏次系
写真:鈴木悠生
発行 :株式会社黒鳥社
販売代行 :トランスビュー
発売日:2020 年12月17日(木)
定価:1600 円+税
判型 :A5変型/ 総ページ数448P

■書店の皆様■
売り場でのフェア展開用に、著者・若林恵による『週刊だえん問答 コロナの迷宮』の関連書籍の選書リスト(約70点を選書)を作成しました。選書リストをご希望の書店の皆様は、株式会社黒鳥社 info@blkswn.tokyoまでお問い合わせください。

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会社概要

株式会社黒鳥社

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URL
https://www.blkswn.tokyo
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区虎ノ門3-7-5 虎ノ門RooTs21ビル 1階
電話番号
03-6809-1105
代表者名
土屋 繼
上場
未上場
資本金
2330万円
設立
2018年03月