【分譲マンションに居住経験のある男女270人にアンケート調査】住民トラブルを経験した人は全体の95%という結果に!
不動産のWebメディア「なるほど!不動産売却」がアンケート調査を実施
不動産に関するWebメディア「なるほど!不動産売却」( https://es-tate.jp/ )を運営する株式会社ジャストイットは、過去・現在で分譲マンションに住んだことがある男女270人を対象に、マンショントラブルに関するインターネット調査を実施しました。
マンションで生活をする上で、避けて通れないのが住民トラブルです。
マンションには様々な考えを持った人たちが、一つの建物を共有して生活をしているため、住民どうしが衝突しトラブルに発展することがあります。
マンショントラブルをなるべく避けるためには、マンション購入前に実際に起こりうるトラブルについて知ってから、購入するマンションを選ぶことが理想的です。
そこで今回は、今までに分譲マンションに住んだことがある男女270人を対象に、「実際に体験したマンショントラブル」についてインターネット調査を実施しました。
また今回は「住まいのアトリエ井上一級建築士事務所」の所長、井上恵子氏にご協力いただき、アンケート調査に対するご意見を伺いましたので、合わせて参考にしてください。
◆調査結果のポイント
◆調査概要
つまり全体の95%が、何らかのマンショントラブルを経験していることになります。
同じマンション内に住む住民どうしのトラブルが一番多いようですが、マンションの部外者とトラブルを起こすこともあるようです。
またマンショントラブルにはいくつか種類がありますが、主に「騒音トラブル」「駐車場または駐輪場トラブル」「隣人トラブル」「ゴミ出しのトラブル」「外国人住民とのトラブル」の5つに分けられました。
また少数ではありますが、マンションに住む外国人住民に対する不満から、トラブルになることもあるようです。
そして騒音トラブルにもいくつかの種類があることがわかりました。
子供の生活音をコントロールするのは難しいため、周囲の住民が我慢できずに子供の親へ注意するようです。
そのためトラブルの原因となる人物の特定ができず、トラブルが解決できないことからさらに住民の不満が溜まりやすくなるのかもしれません。
マンションの世帯数に対して駐車スペースが足りないことから、車は持っていても駐車できない住民が、他人の駐車スペースに無断駐車するなどのトラブルがあるようです。
駐車スペースが足りないのは、マンションの管理側の問題ですが、実際にトラブルに発展するのは住民の利用マナーが原因と言えるかもしれません。
ですがベランダでタバコを吸うと、煙や灰が隣や階下に移動してしまい、住民どうしのトラブルに発展するようです。
ですが不正なゴミ出しを行っている人がいたとしても、特定ができないことが多く、さらに住民の不満を高めてしまうのでしょう。
また外国人ではなく、外国人を対象とした民泊を経営する日本人に対する住民トラブルも起きているようです。
今回のアンケート調査でマンショントラブルが起きたとき、だれに相談するのか尋ねてみたところ、全体のおよそ半数の住民が「管理人または管理会社」に相談していることがわかりました。
ですが中にはマンショントラブルが起きても、住民どうしで解決させようとする管理会社もあるようなので、マンション購入前に管理会社についても調べておくことをオススメします。
またマンションの内見を行うときは一度ではなく、時間帯や曜日を変えて何度も足を運んだほうがいいとの意見が多かったです。
詳しい詳細は、「なるほど!不動産売却」の記事をご覧ください。
https://es-tate.jp/research-mansion-trouble/
一級建築士/インテリアプランナー/日本女子大学非常勤講師
総合建設会社で主にマンションの設計・工事監理、性能評価などを担当。2004年の独立後は生活者の視点から「安心・安全・快適な住まい」をテーマに、webサイトでの記事執筆、新聞へのコラム掲載、マンション購入セミナーの講師として活動。著書に「住宅リフォーム計画」(学芸出版社/共著)「大震災・大災害に強い家づくり、家選び」(朝日新聞出版)などがある。
住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所
http://atelier-sumai.jp/
https://es-tate.jp/
所在地:京都市下京区中堂寺粟田町93KRP6号館4F
設立日:2012年1月
HP:https://justit.co.jp/
◆運営サイト
留学マスター:https://knowledge-plus.com/
ウィズマネー:https://with-money.jp/
主婦のネタ帳:https://wiim.jp/
マンションには様々な考えを持った人たちが、一つの建物を共有して生活をしているため、住民どうしが衝突しトラブルに発展することがあります。
マンショントラブルをなるべく避けるためには、マンション購入前に実際に起こりうるトラブルについて知ってから、購入するマンションを選ぶことが理想的です。
そこで今回は、今までに分譲マンションに住んだことがある男女270人を対象に、「実際に体験したマンショントラブル」についてインターネット調査を実施しました。
また今回は「住まいのアトリエ井上一級建築士事務所」の所長、井上恵子氏にご協力いただき、アンケート調査に対するご意見を伺いましたので、合わせて参考にしてください。
◆調査結果のポイント
- マンショントラブルを経験したことがある人は全体の95%
- マンショントラブルで1番多いのは「騒音トラブル」
- マンショントラブルが起きたときは全体の49%が管理会社に相談する
- マンションを選ぶときは住んでいる住民を見るのがポイント
◆調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:分譲マンションに居住経験がある全国の男女270名
- 調査実施日:2020年1月29日(水)~2020年2月2日(日)
- 調査監修:調査監修:井上恵子氏(一級建築士)
- マンショントラブルを経験したことがある人は全体の95%
インターネット調査の結果、回答者270人中257人がマンショントラブルの経験があると回答しました。
つまり全体の95%が、何らかのマンショントラブルを経験していることになります。
同じマンション内に住む住民どうしのトラブルが一番多いようですが、マンションの部外者とトラブルを起こすこともあるようです。
またマンショントラブルにはいくつか種類がありますが、主に「騒音トラブル」「駐車場または駐輪場トラブル」「隣人トラブル」「ゴミ出しのトラブル」「外国人住民とのトラブル」の5つに分けられました。
今回のアンケート調査の結果、マンショントラブルを経験したことのある人の多くは、騒音トラブルに悩まされていたことがわかっています。
また少数ではありますが、マンションに住む外国人住民に対する不満から、トラブルになることもあるようです。
井上恵子氏の見解 マンションのトラブルには「居住者の行為、マナーをめぐるもの」が最も多く、今回の調査でも「騒音」「違法駐車」「ゴミ出し」「タバコのマナー」「挨拶」などが上がっています。最近の傾向として「ペット」と「民泊」に注目です。近年ではペット飼育可のマンションが増えていますが、マンションにはペットを飼っていない人も入居していることを忘れずに。また、民泊を巡るトラブルも今後注意が必要です。いずれもマンションでルールを決め、入居者それぞれが守ることを求められています。 |
- マンショントラブル1位「騒音トラブル」
防音設備がきちんと整っているマンションであっても、完全に防音ができるわけではないため、近隣周辺の部屋へ音が伝わってしまうことが多いようです。
そして騒音トラブルにもいくつかの種類があることがわかりました。
騒音で住民とのトラブルに発展しやすいのは、「子供が立てる足音」でした。
子供の生活音をコントロールするのは難しいため、周囲の住民が我慢できずに子供の親へ注意するようです。
- マンショントラブル2位「駐車場または駐輪場トラブル」
そのためトラブルの原因となる人物の特定ができず、トラブルが解決できないことからさらに住民の不満が溜まりやすくなるのかもしれません。
そして駐車場や駐輪場で多いトラブルが、「駐車スペースが足りない」「無断駐車された」の2つです。
マンションの世帯数に対して駐車スペースが足りないことから、車は持っていても駐車できない住民が、他人の駐車スペースに無断駐車するなどのトラブルがあるようです。
駐車スペースが足りないのは、マンションの管理側の問題ですが、実際にトラブルに発展するのは住民の利用マナーが原因と言えるかもしれません。
- マンショントラブル3位「隣人トラブル」
室内でタバコを吸うと、タバコを吸わない家族に悪影響がありますし、壁や床も汚れますから、ベランダで一服する人が多いかと思います。
ですがベランダでタバコを吸うと、煙や灰が隣や階下に移動してしまい、住民どうしのトラブルに発展するようです。
- マンショントラブル4位「ゴミ出しのトラブル」
悪臭のするゴミや、専門業者の回収が必要な粗大ゴミを、マンションのゴミ捨て場に捨てられていることに不満を感じている住民が多いようです。
ですが不正なゴミ出しを行っている人がいたとしても、特定ができないことが多く、さらに住民の不満を高めてしまうのでしょう。
- マンショントラブル5位「外国人住民のトラブル」
日本と海外では文化が違うため、にぎやかに暮らす国の人が住民になると、静かに暮らしたいと考える日本人にとっては少し迷惑に感じてしまうのかもしれません。
また外国人ではなく、外国人を対象とした民泊を経営する日本人に対する住民トラブルも起きているようです。
- マンショントラブルが起きたときは全体の49%が管理会社に相談している
今回のアンケート調査でマンショントラブルが起きたとき、だれに相談するのか尋ねてみたところ、全体のおよそ半数の住民が「管理人または管理会社」に相談していることがわかりました。
多くのマンショントラブルは、管理会社に相談することで解決できると回答している方がお多い印象でした。
ですが中にはマンショントラブルが起きても、住民どうしで解決させようとする管理会社もあるようなので、マンション購入前に管理会社についても調べておくことをオススメします。
井上恵子氏の見解 マンション内でトラブルが発生した時に「管理人」または「管理会社」に相談した人が多い結果となりましたが、もし「管理組合」がある場合はそこに相談しても良いでしょう。直談判した人も21%いましたが、まずは上記した第三者に相談し、そこを通して困っていることを伝えてもらったり、掲示板に張り紙をしてもらうなどの対処をしてもらいましょう。反対に、もし自分が苦情を言われたら、知らんぷりをせず真摯に受け止め、再発防止の努力をすることが大切です。過去に子どもの足音が原因で裁判になった事例がありましたが、訴えられた原因は、苦情に対して何も対処しない親の態度にありました。 |
- マンショントラブルを避けるためにマンション選びで気をつけたい10のこと
圧倒的に多かったのは、マンションに「どんな住民が住んでいるか確認する」でした。
またマンションの内見を行うときは一度ではなく、時間帯や曜日を変えて何度も足を運んだほうがいいとの意見が多かったです。
井上恵子氏の見解 多くの世帯が一つ屋根の下に暮すマンションでは、住人各々がマナーやルールを守り、お互いに迷惑をかけないように気を配って暮らすことが大切です。そして自分の住戸を中心に、最低でも上下左右斜めに接する住民の方とは顔見知りになり、挨拶を交わす関係を持つことをお勧めします。どんな家族が住んでいるかを知ることで、お互いへの理解が深まります。近年では災害時にマンションの住民同士での助け合いが大切であることがわかり、入居時に住民同士の交流を深めるためのイベントを企画する管理会社もあります。そのような会合にも積極的に出席し、住民同士で良好な関係をつくっておくことが、何よりのトラブル防止対策となるでしょう。 |
「なるほど!不動産売却」では、マンショントラブルの体験談も紹介しています。
詳しい詳細は、「なるほど!不動産売却」の記事をご覧ください。
https://es-tate.jp/research-mansion-trouble/
- 【監修】一級建築士 井上恵子氏
住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所 所長
一級建築士/インテリアプランナー/日本女子大学非常勤講師
総合建設会社で主にマンションの設計・工事監理、性能評価などを担当。2004年の独立後は生活者の視点から「安心・安全・快適な住まい」をテーマに、webサイトでの記事執筆、新聞へのコラム掲載、マンション購入セミナーの講師として活動。著書に「住宅リフォーム計画」(学芸出版社/共著)「大震災・大災害に強い家づくり、家選び」(朝日新聞出版)などがある。
住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所
http://atelier-sumai.jp/
- 「なるほど!不動産売却」とは
不動産の購入や売却に関する情報発信サイトです。
https://es-tate.jp/
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