Enpower は次世代電池実用化に向けた資金調達を実施、2022年累計調達額は3500万ドル(約45億円)に

Enpower Japan 株式会社

今年初めに1,500 万ドルを調達したシリーズ A に続き、 ​Enpower Japan 株式会社を傘下に持つホールディング会社Enpower Greentech Inc.は、Sequoia Capital ChinaとDayone Capitalが主導する投資ラウンド、シリーズA+で2,000万ドルを調達しました。
Enpower Japan 株式会社を傘下に持つホールディング会社Enpower Greentech Inc.(以下「Enpower」)は、Sequoia Capital ChinaとDayone Capitalが主導する投資ラウンド、シリーズA+で2,000万ドルを調達しました。 GAC Capital、BR Capital、Tianqi Capital、Niuli Ventureも本投資ラウンドに参加、Scheme Capitalが投資アドバイザーを務めました。

本投資ラウンドは、今年初めに1,500万ドルを調達したシリーズAに続くもので、今回の資金調達により、Enpowerでは、生産工場の建設、製品性能の改善、市場の拡大と言った、リチウム金属電池および全固体電池の実用化に向けた活動を加速して参ります。

2012年に設立されたEnpowerは、主にドローンおよび電気自動車市場向けに高エネルギー密度金属リチウム電池および全固体電池を開発しています。ソフトバンク株式会社や自動車メーカーと連携し、日本、米国、中国に研究開発・生産拠点を構えています。また、Enpowerは独自開発したリチウム金属の界面制御技術及び電解質/電解液技術により、安全性を損なうことなく、従来のリチウムイオン電池のエネルギー密度上限値を大幅に更新しました。これまで、エネルギー密度520Wh/kgかつ1100Wh/L級の性能を持つ、容量1.2Ah/3.6Ah/10Ahクラスの金属リチウムパウチセルおよび円筒形セルの開発に成功しております。また、第三者機関によるUN38.3 国連勧告輸送試験だけでなく、リチウムイオン電池にとって難題な釘刺し試験にも同様に合格しました。

今年の第4四半期には、ドローン市場向けにリチウム金属電池の供給を予定しています。その後、eVTOLや電気自動車市場へのサンプル供給を実施する計画です。Enpowerの金属リチウム電池の早期商品化により、サプライチェーンの構築が加速され、次世代バッテリーのコスト削減が期待されます。

Enpowerでは世界屈指の技術者を集め、100件以上の電池関連特許出願、および電池開発分野における各種発表を実施してきています。 2019年ノーベル化学賞を受賞したテキサス大学オースティン校のジョン・グッドイナフ教授や東京工業大学の菅野了次教授のチームと協力して、共同開発を続けてきています。

最後にEnpowerは、今年で100歳となられるジョン・グッドイナフ教授の誕生日を祝う機会に、より安全で環境に配慮した将来の電動化・低炭素化社会実現に向けた研究開発活動に邁進することを、ジョン・グッドイナフ教授にお約束したいと思います。

詳しくは弊社HP ニュースリリースへ
https://enpowerjp.co.jp/2022/06/30/release/

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会社概要

Enpower Japan 株式会社

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URL
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業種
製造業
本社所在地
東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階
電話番号
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代表者名
車 勇
上場
未上場
資本金
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設立
2018年02月