国内宿泊施設での外国語リクエスト数、1年間で約7倍に増加宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール「Kotozna In-room」利用データで明らかに

インバウンド再開に向けて明るい兆しとなるか

Kotozna株式会社

Kotozna株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 後藤玄利、https://kotozna.com/ )は、6月10日に訪日外国人観光客の受け入れを再開することを政府が決定したことに際し、当社が提供する宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール「Kotozna In-room」利用データより、国内宿泊施設での外国語リクエスト数を調査しました。その結果、2021年5月に比べ、2022年5月は外国語リクエスト数が約7倍、外国語利用割合も約1.3倍に増加していることが判明しました。

 


●国内宿泊施設での外国語リクエスト数は前年同月比で約7倍に増加
当社が提供する宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール「Kotozna In-room」は、宿泊客が施設案内や周辺観光情報などを自分の言語で確認することや、施設内のどこからでもスタッフと母国語同士でチャットができるサービスです。2020年10月より販売開始し、109言語に対応しています。今回、国内宿泊施設での「Kotozna In-room」利用者のリクエスト数を集計したところ、外国語でのリクエスト数は2021年5月1日~31日に対し、2022年5月1日~31日では約7倍に増加しました。さらに、同期間での全言語でのリクエスト総数に占める外国語の割合は1.77%から2.22%と、約1.3倍に増加していることが見て取れます。

2022年5月末時点で、訪日外国人観光客の入国制限は引き続き継続していますが、段階的な水際対策の緩和により、3月にはビジネス関係の入国者や技能実習生、留学生の受け入れを開始しました。さらに、今年4月10日からは1日の入国者の上限が1万人へ引き上げられ、訪日外国人の数も少しずつ増加していると考えられます。

 


●外国語比率で最も多いのは英語、ついで中国語、韓国語という結果に

        

 

 

2022年5月の「Kotozna In-room」利用データを利用された言語別でみると、最も多い外国語は英語、ついで中国語、韓国語という結果になりました。使用言語数も、今年5月時点で21言語と、前年同月の9言語から大きく増加しました。現状では、政府の水際対策が継続しており、ビジネス、留学、技能自習を目的とした来日がほとんどを占めると推察されます。この傾向は、「Kotozna In-room」の利用データ上でも昨年と比べ中国語、ベトナム語、ポルトガル語の伸びが大きいことにも現れていました。6月の入国制限の緩和により、団体ツアー客の受け入れが始まることから、他のアジア圏からの入国者数も増加すると予想されます。一方で新たな感染症拡大のリスクも懸念されるため、宿泊施設での非接触対応が同時に求められています。

◆2022年5月の言語別リクエスト数上位10言語


●Kotozna株式会社代表 後藤玄利よりコメント

「Kotozna In-room」の販売を開始した2020年10月は既にコロナ禍であり、国内旅行者のみの利用ではありましたが、当サービスの「非対面コミュニケーションが容易になる」「紙資料のデジタル化などで、非接触を実現できる」などの特長をご評価いただき、ご利用いただいておりました。
この度、国外からの観光客受け入れを再開するということで、当サービスが持つ「多言語同時翻訳」という強みを、ようやく活かすことが出来るようになると期待しています。

●Kotozna In-roomとは

 


「Kotozna In-room」は、多言語同時翻訳チャットツール「Kotozna Chat」(109言語対応/2022年5月末時点)をベースに新たに開発された、宿泊施設向けコミュニケーションツールです。宿泊客はアプリをダウンロードする必要なく、スマートフォンでQRコード(注1)を読み込むだけで、施設案内や周辺観光情報などが自分の言語で表示され、施設内のどこからでもスタッフと母国語同士でチャットができます。よくある質問にはチャットボットが自動返答することもでき、スタッフは必要な対応に専念できます。ゲストサービス、施設内で利用できるクーポンなど10テーマ・60項目のメニューが提供可能な上、施設のニーズに合わせ、対応項目をカスタマイズできます。本サービスの導入により、宿泊施設スタッフとゲスト間のバーチャルでのコミュニケーションを強化することで、「非対面」「非接触」「ソーシャルディスタンス」「3密回避」、並びに「多言語対応」「業務効率化」「売り上げ拡大」を同時に実現します。

●Kotozna In-roomご紹介動画https://youtu.be/CpTe3_Y_zpU
 

 


●Kotozna株式会社について 
公式HP:https://kotozna.com/about
本社:東京都港区
2016年10月  創業
2018年  9月  多言語チャットツール「Kotozna Chat」を開発。
2019年  6月  経産省が推進する、日本のスタートアップ育成支援プログラムJ-Startup(注2)に認定。
2020年10月  宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール「Kotozna In-room 」
(コトツナインルーム・https://kotozna.com/in-room )を国内にて、JTBと販売開始。インバウンド低迷の中、DX、ソーシャルディスタンスに有効と評価を得て、現在(2022年6月時点)、全国のホテル・旅館など200以上の施設に導入。
2021年 3月   Singapore Tourism Acceleratorの第4期参加企業に選出される。

注1)QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です
注2) J-Startup: 「企業価値又は時価総額が10億ドル以上となる、未上場ベンチャー企業(ユニコーン)又は上場ベンチャー企業を2023年までに20社創出」という政府が掲げた目標に対し、経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムです。Kotozna株式会社は2019年6月に選出されました。

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会社概要

Kotozna株式会社

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URL
https://kotozna.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区元赤坂1-7-20 メットライフ元赤坂ウエスト 1F
電話番号
03-6434-0123
代表者名
後藤玄利
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年10月