QXLV、本質的なESG経営を実現するestomaをVCとして初導入
■ 背景と概要
東証プライム上場企業にTCFD(*)に基づく情報開示が義務付けられ、日本でも大企業中心に環境に配慮した取り組みを始める企業が急増しています。約90%が自社のコーポレートサイト上でサステナビリティページを開設しているものの、日々トレンドが変化する状況で非財務情報のデータ収集の難易度が高く、目標へのコミットができている企業が少ない状況です。
QXLVは、「”飛躍の30年”を共に創る」をミッションに掲げ、日本経済を牽引するグローバル企業を目指すスタートアップをシード期から支援するベンチャーキャピタルです。
創業間もない時期から起業家と共にESG経営に取り組んでいくために、環境だけではないESG全ての情報の管理・算定・データ収集・レポーティングまで行えるestomaを活用することにいたしました。
事前にQXLVの既存投資先のESGスコアを算出し、シード期のスタートアップにも活用できるよう調査項目のチューニングを行いました。
今後は新規投資の判断時に活用するだけでなく、定期モニタリング時にもスコアを計測し続けることで、日本のスタートアップ企業に持続可能性の意識を高める一翼を担ってまいります。
※ Task force on Climate-related Financial Disclosuresの略で、「気候関連財務情報開示タスクフォース」と呼ばれる各企業の気候変動への取り組みを具体的に開示することを推奨する、国際的な組織
■ 両社代表からのメッセージ
QXLV 代表パートナー 古谷 健太郎
これまでテスト運用的に投資判断時・投資実行後のモニタリングにおいてESGスコアを実施してまいりました。想定以上に、多くの起業家がESG課題に取り組むことを意識されている一方、具体的なアクションを取れていないケースが多いことが判明しました。
そこで、当社ではestoma社と協力し、シード段階からスタートアップ企業の中長期的な成長を見据えたESG活動を後押しする取り組みを開始しました。
投資先企業の飛躍的成長及び、スタートアップエコシステム発展のため、今後もこのような取り組みを実施してまいります。
株式会社estoma 代表取締役 伊藤 総一郎
「2100年まで人類を残す」というパーパスを掲げる当社は、持続可能な社会の実現の上では大企業だけではなく中小企業やスタートアップなど企業規模に関係なくESG・脱炭素に取り組む必要があると考えています。
QXLV社との今回の取り組みは、スタートアップという未来の大企業になりうる企業のESGスコアを可視化・管理していく試みは、今後の持続可能な社会の発展に大きく貢献していくのではないかと期待をしています。
■ estomaについて
株式会社estomaは、「2100年まで豊かな地球環境と人類を守る」という思いから立ち上がったソーシャルベンチャー企業です。世界初のESG情報統合管理クラウドestomaでは、「ESGの学習」「ESG開示枠組み対応」「外部評価機関対応」「サプライヤー管理」「ESGデータ収集・分析・CO2算定」など、ESG開示における全ての取り組みや情報を管理できます。ESG情報開示に関するあらゆるニーズに対応し、 効率的かつ効果的に開示をサポートすることで、全ての企業がESGに取り組み地球にやさしい事業体制を 実現することを目指しています。
【QXLV 会社概要】
会社名 :クオンタムリープベンチャーズ株式会社
所在地 :東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー16階
設立. :2019年3月
代表者 :古谷 健太郎
URL :https://qxlv.jp/
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