【コロナ禍シニアの行動変化調査】シニア層における「新しい生活様式」の浸透は女性の意識変容が下支えになる!

95%のシニアが「意識や行動」に変化!女性が最も新型コロナウイルスの影響を受けていた!!

ルーツ・オブ・コミュニケーション株式会社(東京都中央区、代表取締役:渡瀬英治)が運営する、シニアマーケティングに役立つ情報を提供するポータルサイト『シニアライフ総研®』では、シニア層の日常生活における新型コロナウイルス感染症拡大の影響を把握するため、55歳以上の高齢者約670人を対象にインターネット調査を行いました。
【調査サマリー】
  1. シニア層の95%に意識・行動変容があり、顕著なのは衛生面で、約8割の回答者が手洗いうがい、マスクに関する変化がみられた。また全般的に男性よりも女性のほうが変化したと回答する割合が高くなっている。
  2. シニア層の75%に自身が行う「時間が増えたもの」があり、挙げられたのは「TVの視聴時間」49%、「PCによるインターネットの利用時間」43%などが挙げられた。これらの傾向もこのコロナ禍では特に女性が牽引している。
  3. コロナ禍で新たに取り組んだこととして、女性の4人に1人が「室内での健康維持・増進策」を上げ、男性回答を上回っており、女性の方が健康への意識が高い傾向にある。
  4. 買い物に関して、「購入頻度が減り、1回あたりの購入量・金額が増えた」と答えた女性は56%にのぼり、過半数の女性が影響を受けた。また女性は男性に比べて通販利用やテイクアウト等、臨機応変に購買行動を変化させた層が多い。
  5. コロナを想定した「新しい生活様式」を受け、「3密(密集・密接・密閉)」を意識的に回避」、「こまめな手洗い・うがいの実施」を積極的に行っていくと答えた女性は7割以上で、男性の占める割合よりも高かった。日常生活における意識変容に関して、女性のほうが前向きな傾向がみられる。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年5月下旬
対象エリア:日本全国
対象者:介護サポートなどを必要としない健康な高齢者(年齢55~87歳)
有効回答数:666名(男性:337名/女性:329名)

【調査結果】
  •  1. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「意識や行動」について変化があったもの (複数回答)
 

「意識や行動」について変化があったもの「意識や行動」について変化があったもの


新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、シニア層の95%が「意識や行動」について変化があったものとして、中でも「外出時にマスクの装着を欠かさなくなった」83%、「手洗い・うがいなどを、こまめにするようになった」82%、「外出をほとんどしなくなった」が48%、「室内換気をこまめにするようになった」42%、「運動不足を感じるようになった」38%と続く。
これらは全て男性よりも女性が数値を大きく押し上げていることから、コロナ感染の流行はシニア層の女性が非常に敏感に反応したことがうかがえる。
男性で特徴的なのは、「自宅でお酒を飲むことが増えた」が10%と女性の2倍となっており、毎日の過ごし方に変化があったと思われる。

 
  • 2. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「時間が増えたもの」(複数回答)

コロナ禍で時間が増えたものコロナ禍で時間が増えたもの


新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、シニア層の75%に自身が行う「時間が増えたもの」があり、挙げられたのは「TVの視聴時間」49%、「PCによるインターネットの利用時間」43%、「スマホなどのモバイル端末によるインターネットの利用時間」が20%、「YouTubeの視聴時間」16%とシニア層にもテレビと共にインターネットが確実に浸透していることが分かる。これらの傾向もこのコロナ禍では特に女性が牽引しており、さらに「料理の時間が増えた」23%と、家事にも時間を費やしたと回答している。

 
  • 3. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「新たに生活に取り入れたこと・やってみたこと」 (複数回答)

コロナ禍で新たに生活に取り入れたことコロナ禍で新たに生活に取り入れたこと

 


女性の4人に1人が「室内での健康維持・増進策(体操や筋トレなど)」を新たに取り組んだと回答しており、今後についても「筋トレやストレッチ、ヨガなどは自宅で動画を活用しようと思う」15%(5参照)と、それぞれ男性回答を上回っており、女性の方が健康への意識が高い傾向にある。

 
  • 4. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、自身を含む家族の「買い物」について変化があったもの(複数回答)

 

コロナ禍で「買い物」について変化があったものコロナ禍で「買い物」について変化があったもの


買い物に関しては、「購入頻度が減り、1回あたりの購入量・金額が増えた」と答えた女性は56%にのぼり、「通販を利用」15%、「食事のテイクアウト」13%、「ネットスーパー利用」8%など、男性のそれらに比べて積極的に利用したことがうかがえる。
今後、女性の14%は終息後も通販を利用予定と答えており、今後の買い物形態も変化するかもしれない。

 
  • 5. 厚生労働省から発表された「新しい生活様式」を受けて、今後の生活様式について変える予定のもの(複数回答)

 

 

「新しい生活様式」を受けて今後の生活様式について変える予定のもの「新しい生活様式」を受けて今後の生活様式について変える予定のもの


コロナを想定した「新しい生活様式」について女性は「3密(密集・密接・密閉)を意識的に回避」78%、「こまめな手洗い・うがいの実施」78%、「外出時、屋内にいるときや会話をする時は症状がなくてもマスクを着用」60%、「こまめに室内換気」54%、「帰省や旅行は控えめにしようと思う」42%と、男性を含む全体のトップ5項目すべてで14~26ポイント以上高く、「新しい生活様式」への意識もかなり高い実態が浮き彫りとなった。



■「シニアライフ総研®」では、シニア層における新型コロナの影響について、さらに詳しい情報を掲載しています。
WEBサイト:https://www.seniorlife-soken.com/archives/19181


【シニアライフ総研®について】

 

 

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https://www.seniorlife-soken.com/


【運営会社】

会社名 : ルーツ・オブ・コミュニケーション株式会社 
代表者 : 代表取締役 渡瀬 英治
所在地 : 東京都中央区新川2丁目1-10 八重洲早川第2ビル5F
TEL : 03-3553-7878
URL : http://www.roots-c.com/index.html

 

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会社概要

URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区新川2-1-10 八重洲早川第2ビル5階
電話番号
03-3553-7878
代表者名
渡瀨英治
上場
未上場
資本金
1100万円
設立
2008年06月