第三者割当増資による資金調達実施のお知らせ
消防DXを可能とする消防系スタートアップの株式会社タヌキテック(本社:、京都市中京区 代表取締役:、市川浩也)は、融資及び第三者割当増資による資金調達を実施いたしましたのでお知らせいたします。
消防DXを可能とする消防系スタートアップの株式会社タヌキテック(本社:、京都市中京区 代表取締役:、市川浩也)は、融資及び第三者割当増資による資金調達を実施いたしましたのでお知らせいたします。引受先はコロプラネクスト7号ファンド投資事業組合(業務執行組合員 株式会社コロプラネクスト 代表取締役社長 山上愼太郎氏)他、ベンチャーキャピタル1社、個人投資家及び弊社株主による増資、但馬銀行京都支店、京都銀行三条支店、京都中央信用金庫本店の皆さまより資金をお預かりしました。本件の増資により、製品のアップデートと全国展開を図ります。
■現状の消防について
国内の消防団員は81万人、職業消防士となる消防吏員は16万人が存在しています。
一方で消防団員は高齢化及び都市部への人口集中により消防団員は減少傾向にあり、また不正な個人に支給される手当の集計や法令遵守を逸脱したガバナンスの低下や、多様な災害へ対応する装備・訓練の充実化が遅れており、消防吏員では多くの災害を経験してきた団塊世代の大量退職により、現場での世代交代が進み、ベテラン消防士から若手消防士へ現場の「経験」「技能」そして「勘」の技術承継の受け継ぎが円滑ではなく、住警器の普及や携帯電話網の発達により火災の早期発見や耐火建造物が増加したことで大規模な火災が減少することで、火災の経験を持たない若手消防士が増加した結果、消防職団員の受傷事故及び殉職が平成27年より増加傾向にあります。しかし、兵庫県南部地震による阪神淡路大震災による被害から国内では未曾有の災害が増加しており、風水害や地震、特殊災害による災害の広域化と特異化が進んでおります。更に火災は減少傾向にあるものの、多くの死傷者を出す特異的な火災への対応となり、日本の消防の現在地は、それらへの対応とsociety5.0(高度な情報処理が可能な超スマート社会)に向けた消防のデジタル化への対応が必要な大きな岐路に立たされています。
参考文献
著:関西大学社会安全学部 永田尚三教授(株式会社タヌキテック顧問)
「社会 消防団の報酬問題を憂う : 若者が入団を躊躇う組織文化が衰退を招く」
「マルチハザード型危機管理体制の最新動向」
著:総務省消防庁
「消防白書」
■弊社サービスついて
タヌキテックはこれまでに消防DXサービス「FireChief」を地方自治体へ提供をし、これまでに20の消防本部での導入に至り、本年度補正予算により更に増加中で、来年度には100件の導入を見込めるサービスへ成長しました。
地方自治体や消防本部では消防団の「災害時の充実強化」と「消防団事務のDX化」による、災害時の招集及び被害報告体制の確立を図り、また手当計算の省力化と消防団費の透明性向上を目的にFireChiefの導入が進んでおります。全国に存在する消防団員は平常時の火災予防から災害対応において有意義な存在であり、特に人的リソースが不足する大規模災害では消防団員の存在が必要不可欠です。FireChiefでは他に消防団事務のデジタル化、大規模災害時に消防団員から災害対策本部で被害報告をする機能を充実させ、事務負担の軽減による持続可能な消防団活動と大規模災害時の情報共有の仕組みを提供し、消防活動をサポートに貢献してきました。
■第三者割当増資の目的
弊社では消防向けの「FireChief」「Pro」シリーズの機能充実とカスタマー対応への投資を進め、当システムの普及と社会課題(消防業界における)の解消を目指します。
他に既に受注が決まっている医療機関向けの「MedicalChief」(ドクターカーの指令管制と現場医療行為共有システム)、河川対応・水防向けの「WaterChief」を今期(10月決算)にリリースを予定しており、消防団の処遇に関する課題の解決を主軸に、今後は災害発生時において関係各所との情報が共有なされていない課題と、消防や医療機関等個別の災害時の課題を解決する事を目的に新しいインフラとしてのサービスをローンチさせながら、関係各所との円滑な情報共有を可能とする通信規格の開発を図ります。また、民間警備会社向けに建物への侵入検知などの発報事故に出動する警備員の指令動態管理と事務処理のデジタル化を図るサービス「PatrolChief」のリリースも予定しております。既存サービスの販路を拡大しつつ、以上の横展開のサービスが充実します。
つきましては契約数の増加に伴い、また上記のサービスの横展開を鑑みて
今期中にアーリーでの資金調達を予定しております。
■出資者のコメント
株式会社コロプラネクスト Investment Director 中島 徹也
タヌキテックが提供する「FireChief」は、消防活動の円滑化と消防団事務の効率化を実現するグループウェアシステムです。
ITの力で「命」を救うことができる点で社会的インパクトが大きく、非常に魅力的だと感じています。
行政のDXはまだまだ発展途上の領域であり、業界を大きく変革するサービスだと期待し出資させていただきました。
市川さんは、過去に7年間消防団にて従事されており、現場目線を活かしたサービス開発が当社の飛躍的な成長を可能にすると確信しています。
ITを活用した防災領域の更なる発展のために、コロプラネクストとして全力でサポートさせていただきます!
■会社概要
社名:株式会社タヌキテック
代表取締役:市川浩也
設立:2018年12月
所在地(本社):京都市中京区下丸屋町403
資本金:91,520,045(資本準備金含む)
■現状の消防について
国内の消防団員は81万人、職業消防士となる消防吏員は16万人が存在しています。
一方で消防団員は高齢化及び都市部への人口集中により消防団員は減少傾向にあり、また不正な個人に支給される手当の集計や法令遵守を逸脱したガバナンスの低下や、多様な災害へ対応する装備・訓練の充実化が遅れており、消防吏員では多くの災害を経験してきた団塊世代の大量退職により、現場での世代交代が進み、ベテラン消防士から若手消防士へ現場の「経験」「技能」そして「勘」の技術承継の受け継ぎが円滑ではなく、住警器の普及や携帯電話網の発達により火災の早期発見や耐火建造物が増加したことで大規模な火災が減少することで、火災の経験を持たない若手消防士が増加した結果、消防職団員の受傷事故及び殉職が平成27年より増加傾向にあります。しかし、兵庫県南部地震による阪神淡路大震災による被害から国内では未曾有の災害が増加しており、風水害や地震、特殊災害による災害の広域化と特異化が進んでおります。更に火災は減少傾向にあるものの、多くの死傷者を出す特異的な火災への対応となり、日本の消防の現在地は、それらへの対応とsociety5.0(高度な情報処理が可能な超スマート社会)に向けた消防のデジタル化への対応が必要な大きな岐路に立たされています。
参考文献
著:関西大学社会安全学部 永田尚三教授(株式会社タヌキテック顧問)
「社会 消防団の報酬問題を憂う : 若者が入団を躊躇う組織文化が衰退を招く」
「マルチハザード型危機管理体制の最新動向」
著:総務省消防庁
「消防白書」
■弊社サービスついて
タヌキテックはこれまでに消防DXサービス「FireChief」を地方自治体へ提供をし、これまでに20の消防本部での導入に至り、本年度補正予算により更に増加中で、来年度には100件の導入を見込めるサービスへ成長しました。
地方自治体や消防本部では消防団の「災害時の充実強化」と「消防団事務のDX化」による、災害時の招集及び被害報告体制の確立を図り、また手当計算の省力化と消防団費の透明性向上を目的にFireChiefの導入が進んでおります。全国に存在する消防団員は平常時の火災予防から災害対応において有意義な存在であり、特に人的リソースが不足する大規模災害では消防団員の存在が必要不可欠です。FireChiefでは他に消防団事務のデジタル化、大規模災害時に消防団員から災害対策本部で被害報告をする機能を充実させ、事務負担の軽減による持続可能な消防団活動と大規模災害時の情報共有の仕組みを提供し、消防活動をサポートに貢献してきました。
■第三者割当増資の目的
弊社では消防向けの「FireChief」「Pro」シリーズの機能充実とカスタマー対応への投資を進め、当システムの普及と社会課題(消防業界における)の解消を目指します。
他に既に受注が決まっている医療機関向けの「MedicalChief」(ドクターカーの指令管制と現場医療行為共有システム)、河川対応・水防向けの「WaterChief」を今期(10月決算)にリリースを予定しており、消防団の処遇に関する課題の解決を主軸に、今後は災害発生時において関係各所との情報が共有なされていない課題と、消防や医療機関等個別の災害時の課題を解決する事を目的に新しいインフラとしてのサービスをローンチさせながら、関係各所との円滑な情報共有を可能とする通信規格の開発を図ります。また、民間警備会社向けに建物への侵入検知などの発報事故に出動する警備員の指令動態管理と事務処理のデジタル化を図るサービス「PatrolChief」のリリースも予定しております。既存サービスの販路を拡大しつつ、以上の横展開のサービスが充実します。
つきましては契約数の増加に伴い、また上記のサービスの横展開を鑑みて
今期中にアーリーでの資金調達を予定しております。
■出資者のコメント
株式会社コロプラネクスト Investment Director 中島 徹也
タヌキテックが提供する「FireChief」は、消防活動の円滑化と消防団事務の効率化を実現するグループウェアシステムです。
ITの力で「命」を救うことができる点で社会的インパクトが大きく、非常に魅力的だと感じています。
行政のDXはまだまだ発展途上の領域であり、業界を大きく変革するサービスだと期待し出資させていただきました。
市川さんは、過去に7年間消防団にて従事されており、現場目線を活かしたサービス開発が当社の飛躍的な成長を可能にすると確信しています。
ITを活用した防災領域の更なる発展のために、コロプラネクストとして全力でサポートさせていただきます!
■会社概要
社名:株式会社タヌキテック
代表取締役:市川浩也
設立:2018年12月
所在地(本社):京都市中京区下丸屋町403
資本金:91,520,045(資本準備金含む)
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