(株)TSIホールディングスと持続可能な地域作りを目指す包括連携協定を締結
北海道上川町(町長:佐藤芳治、以下上川町)は、アパレルブランドを総合的に展開する株式会社TSIホールディングス(所在地:東京都港区、代表取締役社長:下地毅、以下TSI)と、10月29日に持続可能な地域づくりの実現に向けた包括連携協定を締結いたしました。
本協定では、上川町が持つ豊富な地域資源とTSIの多種多様なブランド開発で培ったノウハウを融合させ、地域起点の新たなライフスタイルの創出・地域経済への貢献と共に、関係人口の増加を図ってまいります。
具体的には、地域資源を生かした特産品や体験ツアーの開発など、モノとコト双方のコンテンツ開発・ブランディングによる、持続可能な地域社会作りを目指した取り組みを実施します。
■連携協定締結の背景
上川町は、日本最大の山岳公園「大雪山国立公園」や「層雲峡温泉」を
首都圏に本社を置く多くの企業と連携を深めており、直近では、日本酒の地域ブランド創出やキャンプ場の再開発による雇用創出に成功し、地域で生活することの魅力を継続的に発信しています。
本連携を通して、TSIがアパレル領域で得たブランドコンテンツを基にライフスタイルを総合的にデザインすることによる、町の新しい魅力と関係人口作りを進めることを目指し、包括連携協定の締結に至りました。
■連携の概要
新たな関係人口の創出やシビックプライド醸成など上川町の総合的な魅力度向上を目的に、上川町独自の
モノとコトの開発をソフトとハードの側面で4つに分けて事業化に向けたプロジェクトを推進していきます。
（イメージは下図参照）
第一歩として、商品と体験を組み合わせた上川町×TSIのオリジナル商品の開発計画が進行しています。
活用する資源としては、豊富にありながら活用が十分に進んではいない“上川町の木材”を想定。特に体験では、上川町の資源である森林や木材とTSIの持つブランドノウハウを掛け合わせることで、上川町でしかできないオリジナルの木工体験などのコンテンツを開発していきます。
これらの商品や体験は様々な地域企業と連携しながらの継続的な実施を目指すために、生産面では林業の過程で発生する端材の利活用を想定、また販売面では受注販売を基本とすることで、無駄な生産活動を低減した持続可能な取り組みを目指します。
■今後の展開
上川町は町民、関係人口、社会の三方よしの状態を目指しながら、
以下、参考資料 ----------------------------------------------------------------------------
■連携協定の項目
(1) 地域資源を生かした地域での観光やツアーに関わる体験コンテンツの開発
(2) (1)の体験を実施する場や空間のプロデュース
(3) 地域特産品などのブランディング全般の検討
(4) 商品設計やその生産販売網の構築
(5) (1)〜(4)を実行する上で甲乙双方が合理的に必要と考える一切の事項
■北海道上川町
https://www.town.hokkaido-kamikawa.lg.jp/
上川町は、北海道のほぼ中央に広がる日本最大の山岳自然公園「大雪山国立公園」の北方部に位置し、大雪山連峰と北海道第一の河川、石狩川の清流に恵まれた自然豊かな町。大雪山系の一つ、黒岳への登山口には北海道有数の温泉地である層雲峡温泉があり、大雪高原温泉の秋は「日本一早い紅葉」が見られる。主な観光施設は、層雲峡温泉・大雪山黒岳スキー場・大雪 森のガーデン・層雲峡オートキャンプ場・かみかわ大雪ヌクモなど。夏はラフティングや登山、サイクリング、冬はスキー、スノーボード、犬ぞり、冬キャンプなど多彩なアクティビティも楽しめる。
近年では、町内全域をキャンパスに各種講座やイベントを展開する「大雪山大学プロジェクト(https://daisetsuzan-univ.jp/ )」や、上川町での新しい働き方をテーマに移住者や関係人口の創出を図る「カミカワークプロジェクト(https://www.kamikawork.jp/ )」、そのほかにも、地域DMCを核にした通年型山岳リゾートタウン実現プロジェクトや、アドベンチャートラベルの推進による欧米豪市場の開拓など、先駆的な地方創生プロジェクトに数多く取り組んでいる。
■株式会社TSIホールディングス
http://tsi-holdings.com
株式会社TSIホールディングス( TSI HOLDINGS CO.,LTD.）は、2011年設立の東京都港区に本社を置くアパレル企業。主に百貨店やショッピングセンター等に出店するアパレルメーカーなど子会社およびグループ会社の事業活動の管理を行う。
連結従業員数 5700名。
東京証券取引所第1部上場。証券コード3608。
＜ブランド一覧＞
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