スイスの機械式時計ブランド、H. MOSER & CIE. が没入型の圧倒的なカスタマーエクスペリエンスを提供

物理的要素とバーチャル要素を併せ持つH.モーザー初のハイブリッドモデルの登場

株式会社エグゼス

H. モーザー社は、創設者であるハインリッヒ・モーザーのパイオニア精神を受け継ぎつつ、時代の流れに沿い、ラグジュアリーを感じられる没入型の新しい体験をお客様にお届けいたします。物理的、デジタル、そしてバーチャルの要素を組み合わせ、コンピューターを利用した最先端のソリューションを導入することになりました。これにより、今後は時計の真贋証明、デジタル資産、専用のメタバース空間といった包括的なエコシステムによって、まったく新しいサービスを提供できるようになります。これまでの限界を打破し、安全地帯から踏み出して、各分野の一流のパートナーやエキスパートと連携することで、セキュリティの強化やユーザーのより積極的な参加を促すユーザーエンゲージメントを強化する新たな技術を追求していきます。パイオニア精神に溢れるこの新しい世界探求のために、ネットワークも一新しました。
 


未知の領域を探求
2020 年に、H. モーザー社は e コマースおよび CPO プラットフォームを構築した初の独立系ウォッチブランドのひとつとなりました。持ち前の冒険心に素直に従い、Web 3.0. 事業に乗り出すことで、この流れをさらに発展させることになります。H. モーザー社 CEO のエドゥアルド・メイランは次のように説明しています。「私たちは今まさに新しい技術の時代の幕開けに立ち会っています。まだあまり知られていないこの分野のルールの定義で積極的な役割を果たし、謙虚さを失うことなく正当な問いを投げつつ、時代に合わせて進化し、自らの立場を鮮明に示すことが大切であると考えています。私たちの DNA には起業家精神が刻み込まれています。敢えてリスクを取り、未知の新たな領域に挑みながら、その精神を磨き上げてきました。」
H. モーザー社は、マルチレベルセキュリティの強化、透明性確保のためのブロックチェーン技術による商品の真贋証明、デジタル資産の所有権による独占権、商品そのものだけでなくそのメリットも伝えられるメタバース空間などを提供することができるエコシステムを構築しました。

 

H.モーザーの新しい環境にアクセスできるアプリ
今回の大型プロジェクトは物理的、デジタル、そしてバーチャルの要素を組み合わせた多層的なもので、オーラブロックチェーンコンソーシアム(Aura Blockchain Consortium)のブロックチェーン技術によって時計の真贋を判定できる専用アプリを通じて構築したエコシステムがベースとなっています。Aura SaaS により、証明書、保証書、保険、その他のサービスまで、製品のライフサイクルを通じて生産から販売までの過程の透明性が確保されます。最終的には、この真贋判定機能は保証書を介してH.モーザーのすべての時計に導入されていく予定です。製品やそれに関わる時計職人について紹介するショートムービー「タイムカプセル」などのデジタルアート作品をはじめとした、利益を目的としていないデジタル資産も NFT 形式で作成し、時計の製造が完了すると同時にブロックチェーンに組み込まれることになります。

これに伴い、H. モーザー社は、伝統と最先端の技術を融合した新しい "H.モーザーワールド" にお客様をいざなう没入型のメタバース体験を開発しました。このメタバース空間では、ブランドの世界観とマニュファクチュールとしての歴史を紹介しており、新たな次元でH.モーザーチームとの出会いを体験することができます。お客様がメタバース空間のコミュニティでバーチャル体験を存分に楽しめるように工夫を凝らしており、現在の主な仮想世界からもインスピレーションを受けることができます。現代的なミニマリストスタイルの山小屋(スイスシャレー)風のラウンジでは、スイスの情報のほか、H. モーザーが本社を置くラインファル(ライン川の滝)のようなブランド固有の情報も提供されます。開発した形にとどまらず、さらに進化する空間として設計されており、H.モーザーの想像力に溢れた世界にいざなう扉となっています。


エンデバー・センターセコンド ジェネシス
バイナリコード:01100111 01100101 01101110 01100101 01110011 01101001 01110011

この先駆的なプロジェクトは、50 本の限定エディションとなるコンセプトウォッチを中心に展開します。このウォッチは、バーチャルな要素から具体性を感じられるものまで、さまざまな美しい特徴を備えています。たとえばチタン製のリュウズとベゼルはピクセル化したデザイン(ドット絵)をもとに 3D プリンターで作り上げ、マイクロブラスト加工を施したステンレススチール製ケースと完璧に融合しています。これは三部作の第一弾となるもので、オーナーは続く 2 モデルを優先的にご購入いただけるようになります。エンデバー・センターセコンド ジェネシス(バイナリコードで 01100111 01100101 01101110 01100101 01110011 01101001 01110011)という名を冠した、物理的な要素とバーチャルな要素を併せ持つこのハイブリッドモデルは、サファイアガラスにオーナーであることを証明する一意の QR コードのエングレービングがそれぞれに施され、オーナーはそこから専用のバーチャルエコシステムにアクセスすることができます。具体的には、今後発売される限定エディションの優先購入権、H.モーザーコミュニティの会員権、発売イベントへの招待状などを用意していく予定です。これには、既存のお客様に付加価値を提供し、お客様と交流する機会を増やして関係性をさらに深めていきたいという狙いもあります。ジェネシスはもちろん、関連するデジタル資産も手厚い保険サービスの対象となります。さらに、H. モーザー社では先頃より、仮想通貨でのお支払いもお受けできるようになりました。


H. ーザー社のエキスパートのットワーク
分散型エクスペリエンスに向けた今回の飛躍的な進化を遂げるにあたり、H. モーザー社では実績のある数々の一流のパートナーの協力を仰ぎました。特に Deloitte Consulting Switzerland には、H.モーザーが高級時計の新しい未来を描くためにサポートしてくれる主要な技術分野のパートナーや業界パートナーに参画していただけるように企画をお願いしました。これにより当プロジェクトには、世界的なラグジュアリーグループが従来の枠組みを超えて業界の技術拠点とするべく共同で創設した、ラグジュアリー分野の大手技術ソリューションプロバイダー「オーラブロックチェーンコンソーシアム」、物理的な製品のほか、まったく新しいハイブリッド製品関連のデジタル資産をカバーする保険を初めて扱うことになった Zurich Switzerland、専用アプリからアクセスできるウォレット内のトークンの管理を担う Crossmint、全業界を通して、 H. モーザー社が自社の Web 3.0 管理スイートを導入した初のグローバルカスタマーの一社となった Salesforce など、多数のパートナーに参画いただいています。これらのパートナーが持つ専門知識が、H. モーザー社の手法の信頼性を高め、それを保証する役割を果たしています。異業種間のさまざまな経験をまったく新たな手法で組み合わせることによってパートナー間でノウハウを共有し、極めて価値の高いサポートネットワークを構築して、プロジェクトを確実に成功に導いています。

未来を約束
H.モーザーが導入を決めたのは、一方通行である Web 1.0、双方向型の Web 2.0 に続く、分散型の Web 3.0("the Ownership Web")で、「I own therefore I am(我所有す、故に我あり)」の世界であると表現することができます。この大きな進化により、ユーザーは他者が仲介することなくデジタル資産にアクセスできるようになりました。特にラグジュアリー業界においては、各分野の最高のパートナーとの連携による、信頼性の高い長期的な取り組みが不可欠です。

↑購入者向けのデジタルアート

H. モーザー社のお客様、そして人間を中核に据えた最先端のアプローチは独自のものです。このアプローチを通じて、お客様に人気のある機能を今後のモデルに取り入れたり、カスタマーエクスペリエンスを継続的に向上したり、熱意ある VIP オーナーが集うコミュニティにお客様をご招待したりなど、さまざまなことを実現できるようになります。

H. モーザー社は真のマニュファクチュールとして、これからも独自の世界をお届けします。



技術仕様エンデバー・センターセコンド ジェネシ
リファレンス 1200-1238、マイクロブラスト加工のステンレススチールモデル、 3D プリントによるチタン製リュウズおよびベゼル、Vantablack® ダイアル、サファイアガラスに QR コードのエングレービング、グレーのクーズーレザーストラップ、50 本限定

ケース
マイクロブラスト加工を施したステンレススチール製
ピクセル化したデザインを採用した、3D プリント加工のチタン製リュウズおよびベゼル
直径:40.0 mm
厚さ:11.3 mm
サファイアクリスタルに QR コードのエングレービング
シースルー ケースバック
ピクセル化したデザインを採用した、3D プリント加工のチタン製リュウズ

ダイアル
Vantablack®
ブラックのリーフ型針の時針および分針

ムーブメント
自動巻きキャリバー HMC 200
直径:32.0 mm(14 ¼ リーニュ)
厚さ:5.5 mm
振動数:21,600 振動/時
27 石
ラチェット式両方向自動巻きシステム
18K ゴールド製ローター、"H. Moser" の刻印
パワーリザーブ:約 3 日間
オリジナルのシュトラウマン® ヘアスプリング

機能
時針および分針
センターセコンド

ストラップ
手縫いのグレーのクーズーレザー
マイクロブラスト加工を施したステンレススチールのピンバックル

価格
3,860,000円(税別) 4,246,000円(税込)
12月発売


H. Moser & Cie.(H. モーザー)
H. モーザーは Heinrich Moser により 1828 年に創設されました。ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とするこのブランドは現在約 70 名の従業員を擁し、16 個の自社製キャリバーを開発、年間に 2,000 個以上の時計を製造しています。H.モーザーは、その姉妹会社であるPrecision Engineering AG(PEAG)を通じて、調速機構やヒゲゼンマイなどの部品を製造しており、これらは自社の生産に使用されるほか、パートナー企業にも供給されています。 Precision Engineering AGは、2012年にモーザーウォッチホールディングスに設立された独立企業であり、エスケープメント用の部品製造を専門としています。H. モーザーはモーザー家の人間を名誉会長とし、Heinrich and Henri Moser 基金の代表に迎えるという栄誉に浴しています。Heinrich Moser の子孫たちに設立された Moser 基金は、一族の歴史を維持するために機能しており、Heinrich Moser 家が住まうシャルロッテンフェル城に併設の Moser 博物館に収蔵すべき昔のモデルの収集といった役目も担っています。時計製造に関するノウハウとこの分野での専門技術に裏打ちされた MELB Holding はH. モーザー、Hautlence という企業を擁するに至っています。MELB Holding は伝説的なジュウ渓谷を拠点とする家族経営の独立系グループです。H. Moser & Cie.

H.モーザー 正規輸入代理店:株式会社エグゼス
東京都中央区銀座8丁目4-27 菊乃香銀座ビル6階
TEL.03-6274-6120 FAX.03-6274-6121

H.モーザー 直営店:「NX ONE GINZA」
東京都中央区銀座8丁目4-2 TEL.03-3573-7277 FAX.03-3573-7279
営業時間:12:00-19:00(火曜定休)

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社エグゼス

4フォロワー

RSS
URL
http://www.nxone.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート西館32階
電話番号
03-6274-6120
代表者名
川﨑 圭太
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年05月