富士ソフト、FFRIセキュリティとIoTセキュリティ分野で協業強化
両社の国産技術を生かしたセキュリティ対策サービスを提供
富士ソフト株式会社は、サイバーセキュリティのリーディングカンパニーである株式会社FFRIセキュリティとサイバーセキュリティ分野における協業の強化について合意しました。両社の国産技術を活かしたIoTセキュリティ対策サービスを提供し、安全保障の観点から政府官公庁や自治体、IoT機器製造業、及びそれら機器を活用する企業等、お客様のセキュリティ対策を支援してまいります。
近年、モバイル機器や生活家電がインターネットに接続され、いつでもどこでも情報につながる社会になってきました。コロナ禍でリモートワークが急激に普及し、製造や生産の現場でもオンライン化が進み、インターネットの利用が拡大しています。しかしその裏側では、世界中でサイバー攻撃が急増しており、製造や生産の現場で活用されるIoT機器は、脆弱性対策が不十分なまま使用されるとサイバー攻撃の標的にされてしまいます。IoT機器は、開発、製造の段階で十分なセキュリティテストと対策が必要です。さらに、グローバル化や多様化が進む企業のサプライチェーンにおいては、セキュリティ関連製品に海外の技術が多く使用され、その解決についても海外企業へ依存している状況となっています。
この度当社は、FFRIセキュリティ社との協業をこれまで以上に強化いたします。FFRIセキュリティ社の国産のセキュリティ製品や世界トップレベルのセキュリティ技術と、当社の国内有数の実績を保有するインフラ構築からセキュアシステム開発、運用までのトータルソリューションを融合させることで、高度化するサイバー攻撃からお客様の安心・安全を守るよりよいサービスを提供してまいります。
特に、安全保障の観点から、グローバルサプライチェーンにおけるセキュリティ対策は課題となっており、国産のセキュリティ対策がその性質上、利用する側の企業にとっても重要な役割を持っております。
まず当社は、これら対策においても喫緊の課題となっているIoTセキュリティ対策として、IoT機器向け国産ファジングテストツール「FFRI Raven」、およびそのツールを活用したテスト実施サービスの提供を開始いたしました。
今後もFFRIセキュリティ社と協業を強化し、両社の強みを活かしたサイバーセキュリティ分野におけるビジネス展開を進めてまいります。
株式会社FFRIセキュリティ https://www.ffri.jp/
代表者: 代表取締役社長 鵜飼 裕司
所在地: 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 新東京ビル2階
日本発のサイバーセキュリティ・エンドポイントセキュリティをリードする専門家集団です。世界トップレベルのセキュリティ・リサーチ・チームを作り、コンピュータ社会の健全な運営に寄与します。
代表取締役社長 鵜飼 裕司様よりコメントを頂戴しました。
「近年のサイバー攻撃者は、目的を達成するためには対象・手段・技術・経路を選ばない傾向がますます強くなり、かつサプライチェーンに着目した攻撃が増加しています。この状況下では、IT分野に留まらず、OT(Operational Technology/運用制御技術)に対するセキュリティ対策が急務であり、特にITとOTの融合に不可欠なIoT関連機器の安全性担保は非常に重要なテーマです。当社はこの度の富士ソフトによるFFRI Ravenおよびファジングテスト実施サービスの提供により、今後ますます増加するであろうIoT機器の安全性向上に貢献してまいりたいと考えております。また、今後も協業体制の強化を進め、両社の持つ技術を融合してまいりたいと思います。」
FFRI Raven https://www.fsi.co.jp/project/s/raven.html
IoT機器向け、未知のセキュリティ脆弱性発見に特化したファジングテストツール
提供開始日: 2021年6月1日(火)
提供価格: ライセンス 50万円/月(税抜)~
ファジングテスト実施サービス 個別見積り
以上
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