愛知芸術文化センター内に「つくってく?」をテーマにしたオープンアトリエがオープン
行政、民間企業、市民が一体となった共創事業の実証実験として「AOAA(Aichi Open Art Atelier)」が2025年2月までの期間限定で開館。イベント・ワークショップ等も多数開催。
株式会社オープン・エー(以下「オープン・エー」)は、愛知芸術文化センター内に、市民に開かれた、新しいアートスペース「AOAA(Aichi Open Art Atelier)」を運営しています。このアートスペースは、市民の創作活動や学びの場として、多様な利用が可能です。2024年7月より愛知県が実施するパイロット事業としてスタートしており、2025年2月までの期間限定の実証実験として開館しています。
AOAAの概要
【スペース】
AOAAは、アート活動だけでなく、ワークスペースや勉強の場所としても利用できる多目的スペースです。「つくってく?」をコンセプトに、愛知芸術文化センター地下2階にオープンしました。
【背景】
2022年度より愛知芸術文化センターの施設活性化検討調査が始動し、2023年度の社会実験を経て、今年度は新たなコンテンツを加えて開館しました。行政、民間企業、市民が一体となった共創事業として展開しています。
【設備】
WIFI、電源、ワークスペース、リソグラフ、ギャラリーなど、創作活動をサポートするための設備が整っています。
「つくってく?」を応援する3つのこと
1. つくるが生まれる「空間」
・コクヨ株式会社(以下「コクヨ」)の「ACTIVE FURNITURE PROJECT」。場所や用途に応じて自由に組み替えられる家具を自分で組み替えて、理想のスペースとして利用できます。
・一般社団法人学びの文庫(以下「学びの文庫」)による「一箱かきましギャラリー」では、自身の作品や本を展示することができ、販売やワークショップ等の開催もできます。
・リソグラフを導入し、独特の味わいのある印刷物の制作も可能です。
・ワークスペースとして仕事や勉強にも利用できます。
2. つくるを相談できる「サポーター」
・什器の使い方やAOAA内の質問ができるコミュニティマネージャーを配置しています。
・コクヨ、学びの文庫、オープン・エーなどの企業と連携しています。
・愛知県とも連携を図り、運営を行っています。
3. 新しい出会いがつくれる「交流イベント」
・アート業界で働く方を招いたトークイベント「Atelier Open Talk」を昨年度に引き続き今年度も開催します。
・VIVIWAREを活用したロボット教室やその他の交流会も予定しています。イベントやワークショップの持ち込み相談も可能です。
「一箱かきましギャラリー」(本棚貸出事業)に係る募集概要
広義のアートをテーマに、老若男女プロアマ問わず、自分自身の作品、興味関心のある作品、本などを一箱のなかで自由に配架、展示して、情報や価値観を共有できる場としてAOAAの本棚を利用できます。また、作品の販売やワークショップ等も料金内でできます。9月の金土日(21日(土)を除く)、13:00〜13:30まで、オーナー希望者向け説明会を実施しています。現在登録されているオーナー一覧及び募集の詳細は以下をご覧ください。
【詳細情報】https://note.com/manabibunko/n/n09a434f6f0a8
イベントスペース貸し募集概要
AOAAでは、イベント、ワークショップ、会議、講演会、研修等にご利用いただけるほか、作品や商品の販売・展示にご利用いただけます。詳細情報は公式Instagramの投稿よりご確認ください。
【料 金】1時間につき、2,000円(税込)~事務手数料として料金をいただきます。
※規模、期間に応じて個別に料金を設定しますのでご相談ください。
※物販の場合は、売上に応じて別途料金を負担していただきます。
【詳細情報】https://x.gd/goziU
今後のイベント予定
1. リソグラフ印刷機で名刺を刷ろう!
リソグラフ印刷機で名刺制作を行います。リソグラフとは版画のような温かみのある仕上がりが特徴の印刷方法です。実施日程などの詳細はPeatixのリンクよりご確認ください。
【開 催 日】 2024年 9 月 22 日 (日)
【開催時間】 13:00~16:00
【開催場所】 愛知芸術文化センター地下2階
【定 員】 5名
【申し込み】https://rsomeishi.peatix.com/
2.わくわくプログラミング教室
小中高校生向けのデジタルコンテンツ体験会です。
【開 催 日】 2024年 9 月 16 日 (月)
【開催時間】 ①10:00〜11:00(Pythonプログラミングに挑戦だ!)
②13:00〜15:00(レゴカーを動かそう!プログラミングに挑戦だ!)
【開催場所】 愛知芸術文化センター地下2階
【定 員】 ①上限4人(先着順)②上限6人(先着順)
【申し込み】https://forms.gle/Ko9VFdMjfGrdDKyM8
※申込受付はイベント直前まで(上限に達し次第終了)
3. ワークショップ「Wikipedia ARTS(ウィキペディア アーツ)in AOAA(仮称)」
Wikipedia ARTS(ウィキペディア アーツ)は地域の文化芸術について調べて、インターネット百科事典ウィキペディアの記事にまとめ、広く情報提供する活動です。参加者が愛知県美術館で所蔵品を鑑賞し、ウィキペディアンを講師にウィキペディアの編集にチャレンジします。
【開 催 日】 2024年11 月 2 日 (土)
【開催時間】 10:00~16:30
【講 師】 かんた氏(東京ウィキメディアン会)
【開催場所】 愛知芸術文化センター地下2階
【定 員】 10名程度
【申し込み】https://ws.formzu.net/dist/S983997085/
4.あいち芸文ZINEの市
愛知県近隣のZINEクリエイターやZINEに興味がある方が一堂に会する『あいち芸文ZINEの市』を初開催いたします。本イベントは、ZINEやアートに興味がある人、新しいカルチャーに触れたい人、自分だけのオリジナルZINEを作りたい人など様々な人の発信の場所であり、コミュニケーション創出の場所となります。開催に伴い出展者受付を開始いたします。出店申込みの詳細は下記の詳細情報よりご確認ください。
【開 催 日】 2024年 11 月 9 日 (土)・10日(日)
【開催時間】 11:00~16:30(予定)
【開催場所】 愛知芸術文化センター
【定 員】 50組(予定)
【詳細情報】https://www.instagram.com/p/C_iYrY8zNrC/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
5. ワークショップ「ショートショートミュージアム みんなの言葉の美術館(仮称)」
2023年度に開催したワークショップ「ショートショートミュージアム みんなの言葉の美術館」を今年度も開催予定です。愛知県美術館で所蔵品を鑑賞し、作品をもとにテーマを考え、作家による指導のもと、ショートショート(とても短いお話)を作成します。
【開 催 日】 2025年 1月 19 日 (日)・26日(日)※2日間のワークショップです
【開催時間】10:00~16:00(予定)
【講 師】太田忠司氏(小説家)
【開催場所】愛知芸術文化センター地下2階
【定 員】10名程度
【申し込み】開催詳細が決まりましたらAOAAの公式Instagramでご案内します
【参 考】昨年度開催の様子 https://note.com/manabibunko/n/n070e0aafe722
6. 「一箱かきましギャラリー」(本棚貸出事業)の展示・イベント
一箱かきましギャラリーは、アーティストが本棚の各スペースをオーナーとして自由に手軽に作品を展示しています。また、毎週のようにオーナーがAOAAに在室して、作品の解説や販売などを行っており、ステンドグラスや絵画、Tシャツ等の展示販売やオーナーが企画した紙バンドをつかったワークショップ、デザイン等のオープンレッスン等を実施しています。今後も随時開催していく予定です。
【開 催 日】 AOAA開室日に不定期で行います。詳細は以下URLをご確認ください。
【開催場所】 愛知芸術文化センター地下2階
【詳細情報】https://www.instagram.com/aichi_open_art_atelier/
施設情報
【所 在 地】芸文センター地下2階(名古屋市東区東桜一丁目13番2号)
【期 間】2024年7月19日(金曜日)から2025年2月28日(金曜日)まで
金土日12:00〜18:00に開館しています。
最新営業時間は、AOAA公式Instagramでご確認ください。
【詳細情報】https://www.instagram.com/aichi_open_art_atelier
パイロット事業について
「Aichi Open Art Atelier」運営実証実験
誰もが学び、創り、働くことのできるクリエイティブな空間を創造する場として、昨年度に引き続きAOAA(Aichi Open Art Atelier)を開室します。昨年度の検証結果を踏まえ、「つくる」「まざる」をコアテーマに芸文センターの新たな来館者層の開拓と交流の場づくり、栄エリアとの連携を踏まえた文化施設のあり方を検証します。民間企業や個人のプレイヤーと連携した企画やイベントなどを展開していきます。
パイロット事業主催:愛知県県民文化局文化部文化芸術課
受託事業者:株式会社オープン・エー
共同事業者:コクヨ株式会社・一般社団法人学びの文庫・名古屋国際工科専門職大学
【詳細情報】https://www.pref.aichi.jp/press-release/2024pilot-jisshi-geibun.html
お問い合わせ
株式会社オープン・エー
〒103-0002
東京都中央区日本橋馬喰町2丁目7-15
電子メール: aoaa.aichi@gmail.com
<株式会社オープン・エー>
2003年設立。リノベーションをはじめ、建築設計を基軸に、プロダクト、メディア、都市計画などを横断的に手掛ける。都市の空地を発見するサイト「東京R不動産」、公共空間の情報を集約・発信する「公共R不動産」、「公共不動産データベース」を運営。公園や図書館などの公共空間を再生し賑わいを作る事業に数多く参画。九州では、佐賀城公園のエリアリノベーションや佐賀県庁内のサイン、海の中道海浜公園の滞在型レクリエーション拠点の整備・運営事業にも携わる。
<コクヨ株式会社>
1905年創業のコクヨは、文具やオフィス向け家具などの製造・販売、オフィスの空間デザインを通じて、時代ごとのお客様の課題に向きあってきました。2021年に自らの社会における役割を「WORK & LIFE STYLE Company」と再定義し、「働く」「学ぶ・暮らす」のドメインで文具や家具だけにとらわれない豊かな生き方を創造する企業となることを目指しています。
<一般社団法人学びの文庫>
一般社団法人 学びの文庫は、自律した「学び」をテーマに活動をしています。市民の学びに関する私設図書館の設立(準備中)、新刊・古書店の運営、本棚プロデュース、データベース運用等を行っています。昨年度のAOAAでは、自由に閲覧等ができるアート関連の書籍の配置、アートブック展示、ワークショップ等を実施し、アートに気軽に触れられる場を提供しました。
<名古屋国際工科専門職大学>
東海で唯一の「AI・IoT・ロボット」「ゲーム・CG」の 実践的な新大学※として、文部科学省より設置が認可され2021年4月に開学。世界のICT・デジタルコンテンツ業界と連携した教育で、グローバルに活躍できる高度デジタル人材・DX人材を輩出します。名古屋駅前の校舎には、AIやVR、モーションキャプチャーをはじめとした最先端のソフト・ハードを導入。指導陣には、日本のDX推進の第一人者の教授をはじめ、トヨタ、デンソー、NTT、NEC、コナミデジタルエンタテインメントなど名だたる企業出身の実務家教員がそろい、これからの産業界や社会のニーズに応える高度な実践力や応用力が身につきます。
※2024年4月時点の「AI・IoT・ロボット」「ゲーム・CG」の専門職大学として 文部科学省HP「専門職大学等一覧」より
●情報工学科
∟AI戦略コース、IoTシステムコース、ロボット開発コース
●デジタルエンタテインメント学科
∟ゲームプロデュースコース、CGアニメーションコース
*オープンキャンパスは毎月実施。見学・相談は毎日実施しています(日曜・祝日除く)。
*詳細は本学WEBサイトにてご確認ください。
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