高解像魚群探知機『AquaMagic』が水産業のスマート化推進支援事業の補助金対象として正式認定。最大２／３の補助の活用が可能。【株式会社AquaFusion】

スマート水産機器を活用し、より資源に優しい漁業へ貢献

令和３年補正予算の事業である『水産業のスマート化推進支援事業（以下、本事業）』の補助金対象として、アクアフュージョン社の高解像魚群探知機『AquaMagic』が5月17日正式に認定されました。本事業を通じて、最大２／３の補助を受ける事が可能です。

（株）AquaFusion（アクアフュージョン、本社・神戸市、代表取締役CEO：笹倉 豊喜）が製造する高解像魚群探知機『AquaMagic』は、5cmの魚1匹1匹を識別する事ができる魚群探知機です。AquaMagicは独自の超音波技術により、従来の魚群探知機と比べ超音波の送信回数が多く、海の中をより詳細に見る事ができます。また、映った海中のデータを自動解析する事で魚であるかを判定し、魚体長を計測する事も可能なため、海中にどれくらいのサイズの魚がどれだけいるかが分かります。狙った魚だけを漁獲する選択漁業や、将来的には資源量の把握を可能にする技術です。

　当社は、AquaMagicの優れた性能を活かし、これまで水産庁主導のスマート水産業推進事業において、オホーツク海や富山市などで資源データ取得に取り組んできました。そして今回、この取り組みのスピードを加速するために、本事業へ申請し、補助金の対象として正式認定を受ける事ができました。
 

AquaMagicで魚体長計測をした映像

AquaMagic機器本体

 
　本事業を通じAquaMagicを購入頂くと、通常１６５万円（税込）のところ、最安５２万円※（税込）～購入が可能になります。是非この機会にAquaMagicで効率的な漁業を実感して頂きたいと思います。
​※助成を受けるには、資源データ取得の取り組みに参加頂くなど、条件があります。また振動子や本体の取付費用は含まれておりません。詳細は当社にご確認ください。

またAquaMagicに加え、定置網の入網量確認サービス『MagicBuoy-T』も補助の対象となっております。MagicBuoy-Tは、当社の高性能魚探をブイに仕立てて定置網に設置し、遠隔で入網量等を確認する事ができる新しいスマート水産サービスです。（令和４年９月以降商品化。価格などは未定。）

MagicBuoy機器本体・画面イメージ

助成対象の製品カタログ（引用：マリノフォーラム２１）
https://www.mf21.or.jp/smart/003C.pdf

 

　当社は本事業を通じて、日本の水産業のスマート化に貢献したいと考えております。また、今後も技術開発のチャレンジを続け、日本の水産業界発展に寄与してまいります。

【（株）AquaFusionについて】
Sustainable Oceanの実現を目指し、漁業者の負担軽減と水産資源の持続的な維持に取り組むスタートアップ企業です。従来の魚群探知機と比べ100倍以上の分解能を有した独自の超音波技術FineTechnologyをベースに、魚群探知機の開発・販売だけに留まらず、定置網観測、養殖生簀観測、深海調査、海洋調査（マイクロプラスチック計測）等、広く水中を可視化する機器を研究開発しております。

 

【AquaMagicお客様の声】