企画展「縄文ムラの原風景-目指せ世界遺産!岩手県御所野遺跡」2021年4月10日(土)から開催【横浜市歴史博物館】
令和3年は、東日本大震災から10年の節目となり、東北地方の復興や未来へつながる取組みに注目が集まっています。
今回の展覧会は、世界遺産登録を目指す、「北海道・北東北の縄文遺跡群」17遺跡の一つ、岩手県一戸町の御所野遺跡(ごしょのいせき)を擁する、御所野縄文博物館が貴重な歴史遺産をより多くの市民に伝えるために企画したものです。当館も国指定史跡 大塚・歳勝土遺跡公園を管理しており、御所野縄文博物館の理念に賛同し、世界遺産登録を応援するために開催するに至りました。
国指定史跡「御所野遺跡」は、縄文時代中期をとおしておよそ800年間という長期にわたり縄文人が暮らしを営んだムラの跡です。人々が暮らしまた交流した証として、縄文土器や石器だけでなく、接着剤として使用したアスファルト、まつりや祈りの道具と考えられる石棒など数多くの資料が見つかり、縄文社会の移り変わりを追っていくうえで重要な遺跡です。焼失した土屋根の竪穴建物も確認されています。これらの縄文人の活動によって残された情報とともに、自然の営みとして大地に残された記録から、自然とともに生きた縄文人の生活と文化について、「縄文ムラの原風景」として紹介します。
また、横浜市内遺跡出土の復元済み縄文時代中期土器を常設展示室内に並べ、関東と東北の文化を比較してご覧いただけるミニ展示も同時開催するほか、御所野縄文博物館より講師をお招きしたイベントも開催いたします。
- 展示概要
【開館時間】 9時~ 16時 30分(券売は16時まで)
【休 館 日】 毎週月曜日、ただし5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)は休館
【会 場】 横浜市歴史博物館 企画展示室
【主 催】(公財)横浜市ふるさと歴史財団、岩手県、岩手県教育委員会、一戸町、一戸町教育委員会
【主 管】 御所野縄文博物館 【共 催】横浜市教育委員会
【観 覧 料】 一般800円、高校・大学生400円、小・中学生・横浜市内在住65歳以上100円
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため展示室の人数制限を設けております。ご来館時にお待ちいただくことなく安心してご観覧いただけるよう日時指定オンラインチケットを販売いたします。(横浜市歴史博物館|オンラインチケット販売 (https://www.e-tix.jp/yokohama-rekihaku/)
- 関連イベント 「御所野縄文博物館」より講師をお招きした関連イベントなど多数開催します
場所:2階廊下
●講演会(事前申込)
(1)「縄文ムラの原風景-縄文遺跡群の世界遺産登録について」
日時:5月16日(日)14:00~
講師:菅野紀子氏(御所野縄文博物館学芸員)、高田和徳氏(御所野縄文博物館館長)
(2)「縄文時代から続く北の編み組み」(仮)
日時:5月30日(日)14:00~
講師:佐々木由香氏(明治大学黒曜石研究センター客員研究員)
(1)(2)とも会場:横浜市歴史博物館講堂 定員:92名 資料代:500円
●実演 縄文時代から続く現代の技術
(1)鳥越竹細工の編み組み (2)面岸の箕作り
日時:5月22日(土)14:00~16:00、23日(日)10:00~12:00、14:00~16:00
会場:エントランスホール 参加費:無料
●縄文体験ワークショップ
クルミ樹皮、シナノキ樹皮のストラップづくり
日時:4月17日(土)、5月22日(土)14:00~16:00 /4月18日(日)、5月23日(日)10:00~12:00、14:00~16:00
会場:エントランスホール 参加費:600円
●ギャラリートーク
日時:4月17日(土)、18日(日)、5月15日(土)、6月26日(土)、27日(日) 土曜日は14:00~、日曜日は10:00~、14:00~(各40分程度)
参加費:無料(企画展チケットが必要です)
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