公開書簡「mRNA Vaccines: This is just the beginning」
モデルナは、世界予防接種週間に際して、ワクチンと予防接種の重要性を振り返る公開書簡を発表しました。(英語原文は https://www.modernatx.com/moderna-blog/mrna-vaccines-just-beginning をご覧ください。)
ワクチンと予防接種の持つ重要性を振り返る世界予防接種週間(World Immunization Week)が本日(4月24日)から始まります。公衆衛生に与える影響の大きさの点で、ワクチンは清潔な水が得られることに次ぐものであるとされています[※1]。昨年はこの重要さがとりわけ強調され、またワクチン接種によって新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大やその他の人々の命を奪う疾患に立ち向かうことができるとの希望がもたらされた年となりました。
新型コロナウイルス感染症は、科学だけではなく社会にとっても新たな時代の幕を開きました。昨年1年を通してmRNAワクチンがもたらしえるブレークスルーの大きな可能性が示されました。新型コロナウイルス感染症との闘いを支援するため弊社のmRNAワクチン推進できたことは光栄でした。
モデルナは、自らのプラットフォームが持つ力を活用し、mRNAワクチンのパイプライン開発を加速し続けることを約束しています。このmRNAプラットフォームが持つ力は、今回の感染症拡大への対応に貢献しているだけでなく、将来さらにさまざまなことが可能になるとの希望をもたらすものです。
モデルナは自らの経営資源と社員が持つすべての力を使い、深刻な疾患を防止するmRNAワクチンの提供に取り組んでいます。モデルナはこの規模をさらに拡大したいと望んでおり、他のmRNAワクチンの開発研究と共に、自らのプログラムをさらに加速し、拡大するための開発にも資源を投入しています。
これは始まりに過ぎません。
モデルナの研究者たちは、mRNAワクチンの研究と開発に2010年から取り組んでいます。今日では1,300名を数えるモデルナの社員が、このワクチン技術のイノベーションにおいて極めて重要な時期において、その先駆者となるための努力をさらに重ねています。
モデルナには、世界中の人々に影響を与えている病原体に対し、従来とはまったく異なるスピードで新たなワクチンを開発することのでき、他にはない可能性が存在すると確信しています。
新型コロナウイルス感染症だけに留まらず、モデルナは人々に害を与えるその他のウイルスや、アンメットニーズが存在する分野をターゲットとしてワクチンを開発しています。2021年には、サイトメガロウイルス(CMV)ワクチンの候補薬について第III相試験を開始する予定です。CMVは世界中において先天性欠陥を引き起こす最大の感染性の要因であるため、この取り組みは特に重要なものとして位置付けられています。モデルナではまた、インフルエンザを対象としたmRNAワクチンも開発しており、2021年にはmRNAインフルエンザワクチン候補薬の第I相試験を開始する予定です。また世界の公衆衛生に大きな影響を及ぼすワクチンの開発も進めています。モデルナは公衆衛生上の懸念となっている病原体に対するワクチンが健康の維持に極めて大きな役割を担うと確信しており、そのためこのようなワクチンの進歩に長年にわたって継続的に取り組んでいます。
モデルナはまた、mRNAワクチンが持つ可能性を最大限に実現するためには、あらゆるコミュニティがこれらのワクチンや医療を利用できなければならないことも認識しています。モデルナは、新型コロナウイルス感染症を対象とした米国でのCOVE第III相臨床試験を遅らせましたが、これも米国の多様な社会の中の最も高リスクのコミュニティを反映した臨床試験を実現するためでした。モデルナの取り組みはこれだけではなく、新型コロナウイルス感染症から学んだことを近く開始するCMVワクチンの第III相試験にも応用しています。モデルナはこの試験に登録する被験者における人口統計的な目標を最近公表しており、この目標の透明性を維持すると共に、目標を達成することに責任を負っています。さらにモデルナは、小児や高齢者など、被害を受けやすい人々を守るmRNAワクチンも引き続き追求します。
モデルナの取り組みはワクチンだけには留まらず、希少疾患、循環器疾患、自己免疫疾患などをはじめとする分野にもmRNAが持つ力を活用しようとしています。モデルナは日々の仕事の中でイノベーションを影響力へと変えることにより、患者さんへの使命をさらに果たすと共に、世界中の多くの人々の暮らし改善に貢献しています。
mRNAは今回のパンデミックと闘い、またさらにそれ以降を目指すうえで、従来の状況を根本的に変えるアプローチです。モデルナは満たされていないニーズが存在するさまざまな疾患に対して自らのmRNAワクチンプラットフォームをもたらすことに専念しており、また自らが実現しようとするブレークスルーにも期待を抱いています。モデルナはmRNAの研究が約束する、患者さんに新たな世代の医薬をもたらすことをその使命としています。モデルナは、これがその始まりに過ぎないと確信しています。
ステファン・バンセル(Stéphane Bancel)、最高経営責任者
スティーブン・ホーグ(Steven Hoge)、医学博士、社長
ジャクリーン・ミラー(Jacqueline Miller)、医学博士、上級副社長兼感染症治療分野責任者
※1 https://www.who.int/bulletin/volumes/86/2/07-040089/en/
新型コロナウイルス感染症は、科学だけではなく社会にとっても新たな時代の幕を開きました。昨年1年を通してmRNAワクチンがもたらしえるブレークスルーの大きな可能性が示されました。新型コロナウイルス感染症との闘いを支援するため弊社のmRNAワクチン推進できたことは光栄でした。
モデルナは、自らのプラットフォームが持つ力を活用し、mRNAワクチンのパイプライン開発を加速し続けることを約束しています。このmRNAプラットフォームが持つ力は、今回の感染症拡大への対応に貢献しているだけでなく、将来さらにさまざまなことが可能になるとの希望をもたらすものです。
モデルナは自らの経営資源と社員が持つすべての力を使い、深刻な疾患を防止するmRNAワクチンの提供に取り組んでいます。モデルナはこの規模をさらに拡大したいと望んでおり、他のmRNAワクチンの開発研究と共に、自らのプログラムをさらに加速し、拡大するための開発にも資源を投入しています。
これは始まりに過ぎません。
モデルナの研究者たちは、mRNAワクチンの研究と開発に2010年から取り組んでいます。今日では1,300名を数えるモデルナの社員が、このワクチン技術のイノベーションにおいて極めて重要な時期において、その先駆者となるための努力をさらに重ねています。
モデルナには、世界中の人々に影響を与えている病原体に対し、従来とはまったく異なるスピードで新たなワクチンを開発することのでき、他にはない可能性が存在すると確信しています。
新型コロナウイルス感染症だけに留まらず、モデルナは人々に害を与えるその他のウイルスや、アンメットニーズが存在する分野をターゲットとしてワクチンを開発しています。2021年には、サイトメガロウイルス(CMV)ワクチンの候補薬について第III相試験を開始する予定です。CMVは世界中において先天性欠陥を引き起こす最大の感染性の要因であるため、この取り組みは特に重要なものとして位置付けられています。モデルナではまた、インフルエンザを対象としたmRNAワクチンも開発しており、2021年にはmRNAインフルエンザワクチン候補薬の第I相試験を開始する予定です。また世界の公衆衛生に大きな影響を及ぼすワクチンの開発も進めています。モデルナは公衆衛生上の懸念となっている病原体に対するワクチンが健康の維持に極めて大きな役割を担うと確信しており、そのためこのようなワクチンの進歩に長年にわたって継続的に取り組んでいます。
モデルナはまた、mRNAワクチンが持つ可能性を最大限に実現するためには、あらゆるコミュニティがこれらのワクチンや医療を利用できなければならないことも認識しています。モデルナは、新型コロナウイルス感染症を対象とした米国でのCOVE第III相臨床試験を遅らせましたが、これも米国の多様な社会の中の最も高リスクのコミュニティを反映した臨床試験を実現するためでした。モデルナの取り組みはこれだけではなく、新型コロナウイルス感染症から学んだことを近く開始するCMVワクチンの第III相試験にも応用しています。モデルナはこの試験に登録する被験者における人口統計的な目標を最近公表しており、この目標の透明性を維持すると共に、目標を達成することに責任を負っています。さらにモデルナは、小児や高齢者など、被害を受けやすい人々を守るmRNAワクチンも引き続き追求します。
モデルナの取り組みはワクチンだけには留まらず、希少疾患、循環器疾患、自己免疫疾患などをはじめとする分野にもmRNAが持つ力を活用しようとしています。モデルナは日々の仕事の中でイノベーションを影響力へと変えることにより、患者さんへの使命をさらに果たすと共に、世界中の多くの人々の暮らし改善に貢献しています。
mRNAは今回のパンデミックと闘い、またさらにそれ以降を目指すうえで、従来の状況を根本的に変えるアプローチです。モデルナは満たされていないニーズが存在するさまざまな疾患に対して自らのmRNAワクチンプラットフォームをもたらすことに専念しており、また自らが実現しようとするブレークスルーにも期待を抱いています。モデルナはmRNAの研究が約束する、患者さんに新たな世代の医薬をもたらすことをその使命としています。モデルナは、これがその始まりに過ぎないと確信しています。
ステファン・バンセル(Stéphane Bancel)、最高経営責任者
スティーブン・ホーグ(Steven Hoge)、医学博士、社長
ジャクリーン・ミラー(Jacqueline Miller)、医学博士、上級副社長兼感染症治療分野責任者
※1 https://www.who.int/bulletin/volumes/86/2/07-040089/en/
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