令和4年度『財界賞』『経営者賞』決定!

株式会社財界研究所

総合ビジネス誌『財界』(発行元・財界研究所=本社・東京都港区赤坂3-2-12、村田博文社長、https://www.zaikai.jp/)は、恒例の『財界賞(第67回)』『経営者賞(第65回)』の選考委員会を2022年11月7日(月)午前11時30分から、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急で開催。令和四年度の『財界賞』『経営者賞』受賞者は、次のように決まりました。

●『財界賞』
十倉 雅和(とくら・まさかず)日本経済団体連合会会長

●『財界賞特別賞』
中満 泉(なかみつ・いずみ)国際連合事務次長兼軍縮担当上級代表
栗谷 義樹(くりや・よしき)山形県・酒田市病院機構理事長

●『経営者賞』
磯崎 功典(いそざき・よしのり)キリンホールディングス社長
神山 治貴(かみやま・はるき)マクニカ名誉会長
佐藤 慎次郎(さとう・しんじろう)テルモ社長CEO
山田 進太郎(やまだ・しんたろう)メルカリ代表取締役CEO
下村 朱美(しもむら・あけみ)ミス・パリ・グループ代表
 
「財界賞」は、グローバルに社会に貢献し、広く日本経済を牽引した経済人を対象に、また「経営者賞」は、令和4年に顕著な業績を残した経営者、人材教育等で特筆すべき取り組みをした経営者を対象としております。「授賞理由」は次のとおりです。

『財界賞』 十倉 雅和 氏(日本経済団体連合会会長)
コロナ禍、ウクライナ危機で世界が混沌とする中、日本の財界リーダーとして産業界を牽引。生き方・働き方改革で積極的に提言。また今、岸田文雄政権が掲げる「新しい資本主義」の中核である「人への投資」に向けた情報発信にも積極的。資源価格高騰、インフレ対応に際しては、新価格体系の構築と賃金水準の引き上げという好循環をつくろうと訴えている。また、国としてのエネルギー確保や、中国など諸外国との対話に関する発信を進めていることも評価された。

『財界賞特別賞』 中満 泉 氏(国際連合事務次長兼軍縮担当上級担当)
2017年に日本人女性として初めて、国際連合事務次長に就任。軍縮担当上級担当となり、「軍縮」という国益が衝突する解決の難しい問題を手掛ける。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からキャリアをスタートさせ、クルド難民問題では前線で支援に携わった他、旧ユーゴスラビアなど、紛争地での人道支援に携わった経験を持つ。ウクライナ戦争など世界が混沌とする中、日本人女性として平和に向けて世界で活動していることが評価された。

『財界賞特別賞』 栗谷 義樹 氏(山形県・酒田市病院機構理事長)
日本の医療費が年々増加し、人手不足問題も顕在化する中で、全国でもいち早く自治体病院の再編に動いた。「小が大を飲む」形で酒田市立病院が山形県立病院と統合。地域の各医療機関でカルテなどの情報を共有することによって生産性を向上させた。医療業界におけるホールディングカンパニー制を実現し、地域から新たな医療の形を追求している点が高く評価された。


『経営者賞』 磯崎 功典 氏(キリンホールディングス社長)
人口減少や少子高齢化の中で、酒類事業の収益性を上げるため、いち早く事業構造改革に着手。社会課題を解決する「CSV経営」をスローガンに掲げ、食品から医療にわたる領域での価値創造を追求している。ビール研究から端を発した健康な人の免疫機能の維持をサポートする免疫関連商品も拡充させており、新たな経営の舵取りを推進している点も高く評価された。

『経営者賞』 神山 治貴 氏(マクニカ名誉会長)
時代の変化が激しいエレクトロニクス業界において、独立系半導体商社として成長。世界的な半導体不足が続く中で、『技術商社』を看板に掲げて、国内最大のエレクトロニクス商社をつくりあげた。商社とはいえ、社員の3割が技術者。まだ知られていない最先端のテクノロジーを発掘して、顧客に届ける提案型の技術商社として成長してきたことが評価された。

『経営者賞』 佐藤 慎次郎 氏(テルモ社長CEO)
「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念を掲げ、カテーテルでは世界有数のシェアを誇る企業となった。現在はデバイス中心の事業から、医療現場の課題解決や患者の生活の質向上などを見据えたソリューション中心の事業に移行するなど、成長性や収益性を高めるための経営を実践中。医療機器にまつわる技術力を強みにグローバル経営を実施している点が評価された。

『経営者賞』 山田 進太郎 氏(メルカリ代表取締役CEO)
スマートフォン一つで、誰もが気軽に出品・購入できるフリマアプリ『メルカリ』の運営を手掛けて成長。若い世代を中心に圧倒的な支持を集め、個人売買が可能な新たなプラットフォ―ムをつくりあげた。私財を投じて「山田進太郎D&I財団」を設立。中学生や高校生向けに理系への進学を目指す女子生徒を支援するなど、社会貢献の姿勢も高く評価された。

『経営者賞』 下村 朱美 氏(ミス・パリ・グループ代表)
『シェイプアップハウス』1号店の開業から40年、日本を代表するエステティックサロングループを一代でつくり上げた。2014年から2020年まで東京ニュービジネス協議会会長として、起業家育成に尽力した他、2023年には日本初となる美と健康の専門職大学『ビューティ&ウェルネス専門職大学』を開学する予定。人材育成に注力する姿勢も高く評価された。
 
◆『財界賞・経営者賞』の選考委員は次の方々です。

伊藤 邦雄氏(一橋大学CFO教育研究センター長)
大宅 映子氏(評論家、大宅壮一文庫理事長)
北畑 隆生氏(元経済産業事務次官・開志専門職大学学長)
熊谷 亮丸氏(大和総研副理事長、内閣官房参与)
小林 いずみ氏(みずほフィナンシャルグループ取締役会議長)
小宮山 宏氏(三菱総合研究所理事長・第28代東京大学総長)
柴生田 晴四氏(元東洋経済新報社社長・経済倶楽部理事長)
嶌 信彦氏 (ジャーナリスト)
村田 博文 (司会兼任・総合ビジネス誌『財界』主幹)
(50音順)

◆『財界賞・経営者賞』授賞式典は2023年1月20日(金)、東京都内のホテルで開催致します。

株式会社 財界研究所
代表取締役社長 村田博文
住所 東京都港区赤坂3-2-12
電話 03(5561)6616
https://www.zaikai.jp/
 

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会社概要

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URL
https://www.zaikai.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂3-2-12 赤坂ノアビル7階
電話番号
03-5561-6616
代表者名
村田博文
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1953年08月