核融合技術で新エネルギー開発に取り組む京都フュージョニアリング、特許庁の「知財アクセラレーションプログラム(IPAS)」に採択

知財の戦略的活用により、核融合分野でのグローバル展開を目指す

核融合技術で新エネルギー開発に取り組む京都フュージョニアリング株式会社(本社:京都府宇治市、代表取締役:長尾昂、以下「KF社」)は、知財戦略とビジネス展開において更なる核融合事業の拡大を加速することを目指し、特許庁の「IPAS2021(※1)」に応募し、知財戦略メンタリングの対象企業として採択されたことを発表します。
これにより、KF社は本年10月から約5ヶ月間「IPAS2021」の知財メンタリングに参画し、世界的に研究開発が興隆する核融合分野での知財戦略の構築を加速させます。今後KF社は、国内外での受注拡大と、核融合技術で新エネルギー開発をけん引するディープテックカンパニーブランドの確立を目指していきます。
 

 

 


新エネルギー開発による脱炭素社会の実現に向け、すでに欧米を中心に50社以上の核融合ベンチャーが活発に活動し、核融合産業が新たに構築されようとしています。特に、国内ではこれまでの公的機関での研究活動を背景に、優れた技術優位性や産業基盤を有しています。こうした状況下において、2019年10月に京都大学発のディープテックカンパニーとして、核融合炉の機器開発やプラントエンジニアリングの技術を利用し、新エネルギー開発を目指して発足したKF社にとっても、知財戦略の強化は喫緊の課題でした。

今回、KF社は知財戦略の強化を掲げ、専門家の支援を得るため、「IPAS2021」に応募し、支援先として採択されました。KF社は「IPAS2021」を通じ、核融合炉の分野において、更なる市場競争力と優位性を確立していきます。

以上

※1:IPASはスタートアップの成長を加速させるための知財戦略構築等を支援するプログラム(特許庁委託事業)です。知財専門家、ビジネス専門家によるメンタリングを通じて、スタートアップが知財を戦略的に活用し、競争力を失うことなく成長を加速させていくことを目的としております。

【京都フュージョニアリング社(KF社)について】
京都フュージョニアリングは2019年に京都大学の研究開発技術をベースに設立された会社です。当社は核融合炉の実現に向けた先進技術の開発を行っており、特に、核融合炉の加熱装置や熱の取出し装置、プラントエンジニアリングにおいて、世界有数の技術力を有しています。高性能かつ商業的に実現可能で革新的な核融合炉技術ソリューションを開発することで、世界中の官民の核融合研究機関とともに核融合の実用化を加速し、人類の究極的なエネルギーソリューションの提供と脱炭素社会の実現を目指します。

【会社概要】
会社名   京都フュージョニアリング株式会社
設立    2019年10月
分野    ディープテックエリア
事業内容  核融合炉関連技術、装置の研究開発
本社所在地 京都府宇治市
代表取締役 長尾 昂(ながお たか)
社員数           25名
HP       https://kyotofusioneering.com/

 

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会社概要

URL
https://kyotofusioneering.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区大手町1丁目6番1号 大手町ビル 5階
電話番号
03-4530-3706
代表者名
長尾 昂 / 小西 哲之
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2019年10月