レッド・シー・グローバル、東京にて民間企業との交流を図る調達ロードショーを開催
レッド・シー・グローバルの最新ロードショーが東京で開催され、一流の請負業者、コンサルタント、サプライヤーと出会い、新たなパートナーシップを築く
今回のロードショーは、レッド・シー・グローバルの拡大する観光開発ポートフォリオの需要に応えるためのイベントの一環として行われた
2023年9月21日、東京:世界でも有数かつ壮大な再生型の観光(Regenerative tourism)プロジェクトであるザ・レッド・シーとアマーラのデベロッパーであるレッド・シー・グローバル(本社:サウジアラビア、最高経営責任者 ジョン・パガーノ、RSG)はこの度、東京で調達を目的としたロードショーを実施しました。ロードショーは、サプライヤーや請負業者など日本の主な民間企業が集まり、RSGとのコラボレーションの機会を紹介する場となりました。
このイベントは、サウジアラビアのレッド・シー(紅海)沿岸において開発プロジェクトのポートフォリオの増加に伴い、日本国内の民間企業にその機会を知ってもらう取り組みの一環として実施されました。ロードショーは、世界的データプロバイダーのMEEDとの共同開催で実施され、MEEDはサウジアラビア市場の貴重な知見を共有し、より広範なビジネスの機会を紹介しました。
MEEDのコンテンツ担当でありロードショーのモデレーターであるEd James(エド・ジェームス)は次のように述べています。「日本は歴史的にサウジアラビアのプロジェクトにおいて重要な役割を果たしてきました。また、サウジ市場に参入し、8,800億ドルのプロジェクトパイプラインの一部を確保するのに絶好の機会であり、これほど参入しやすいタイミングはありません。今年に入ってサウジアラビアではすでに450億ドルを超える契約を締結しており、サウジアラビアの契約総額は過去最高を記録する勢いです」
1兆3,000億ドル以上の将来的なプロジェクトパイプラインを持つサウジアラビアは、中東地域で最大の市場であり、湾岸協力会議(GCC)の2兆3,000億ドルのプロジェクト市場の半分以上を占めています。
「20年間に渡って中東のプロジェクトを見てきましたが、このような状況は見たことがありません。レンダリングが現実のものとなり、今年中に人々がホテルに宿泊できるという事実は、サウジアラビアのビジョン2030の実現に向けた姿勢を示すものです」
イベントではRSGのサステナビリティへの取り組みと、再生型な手法を取り入れたリゾート開発への応用について説明が行われました。RSGは、自社事業分野での革新推進や、地球が現在直面している極めて大きな課題に対する解決策の考案に熱心に取り組み、それに伴い調達についてもカスタマイズする、先進的な考えを持つ企業と、パートナーシップを築きたいと考えています。
レッド・シー・グローバルでコスト・コマーシャル・調達部門のヘッドを務めるBen Edwards(ベン・エドワーズ)は次のように述べています。「東京で実施したロードショーは、日本の民間セクターの皆様に、私たちの熱意と、人と地球により良いものを提供したいという価値観を知っていただく貴重な機会となりました。サウジアラビアの観光業界を変革し、世界をより持続可能な未来へと導くというRSGの旅に皆様が加わってくださることを願っています。拡大を続けるRSGのポートフォリオの一員となることで、私たちのパートナーは世界をリードするプロジェクトの実現に貢献し、この地域における豊富なビジネスチャンスにアクセスする機会を得ることができます」
イベントでは建設会社BECアラビアを代表して、テクニカル・ディレクターそして役員のHussein Hemdy(フセイン・ヘムディ)が出席しました。BECアラビアは現在、アマーラのスタッフ用ビレッジの建設に携わっており、すでにサウジアラビア内で総額25.1億ドル相当の約120のプロジェクトを完了しています。
Hemdyは次のように述べています。「RSGチームのサポートのおかげで、健康と安全記録、品質への影響なしに、ほぼ30日もスケジュールを前倒しできました。現場の住居も契約の一部としてRSGが手配しており、労働者の福祉も優先事項とされています」
「RSGの登録と入札プロセスは非常にシンプルで、SAP Aribaのシステムに文書化された当社の能力に合った明確なRFPが共有されています。同様に、支払いも定期的に行われ、タイムリーに受け取ることができました」
サウジアラビアに年間330億SARの収入がもたらされるものと予測される2つの巨大プロジェクトについて、RSGは複数のシェアード・サービスの運用とその効率向上を共に実現するためのパートナーを探しています。RSGのコミットメントは大きく2つあり、その一つが2つのリゾートに100%再生可能なエネルギーを常時供給することです。ザ・レッド・シーではリゾートをオフグリッドに保つため、5つの太陽光発電所を既に建設しています。
RSGの目標は2040年までに30%の環境保全による効果を達成することです。それには周辺の生息環境の保護と向上にとどまらず、積極的に地域社会とより広い意味でのサウジアラビア王国を支援することを意味します。
RSGの調達エグゼクティブディレクターであるMohammed Al Fardan(ムハンマド・アル・ファルダン)は次の通り述べています。「RSGでは、環境とその地域に住む人々に敬意を払うことの重要性を理解している、志を同じくする企業と働くことが重要であると考えています。この度実施したロードショーは、パートナー企業がどのように私たちのゲストにラグジュアリーな体験を提供できるかをハイライトするだけでなく、地球と人々のために旅行とホスピタリティの分野に変革をもたらすという私たちの使命に貢献する機会となりました」
「イベントを通じて新しい企業と出会い、今後の入札に参加いただくための登録プロセスを説明することができました。初めてサウジアラビアに進出する将来のパートナーに、ガイダンスと安心感を提供することができたと感じております」
RSGはこれまでに、2つの開発プロジェクトを通じて6,200件近く、合計475億SAR(127億米ドル)超に相当する請負契約を発注しています。エドワーズはさらに述べています。「私たちは通常、建設管理手法の一環として、建設パッケージを20の下請けパッケージに分割しているため、サプライ・チェーンのすべての人が弊社と登録することが重要だと考えています。これは、登録パートナーにより多くの機会を提供し、各社が得意とするパッケージに入札できることを意味します。このように建設パッケージを細分化する方法も中東では非常に珍しく、これまでに好意的な評価を得ています」
RSGは今年、ザ・レッド・シーに最初のゲストを迎える準備を進めており、最初の3つのホテルの他、初の国内便が専用に建設された新しいレッド・シー国際空港に到着する予定です。2030年の完全完成時には、最大8,000室を有する50のホテルと住宅が建設される予定です。
2025年オープン予定のアマーラでは、3,000を超える客室と1,200戸のラグジュアリーマンションやヴィラが提供され、ゲストの皆さまには、マリーナ、ゴルフコース、ハイエンドな小売店のほか、高級レストラン、ウェルネス施設やレジャー施設などもお楽しみいただけます。
これらのリゾートにより、サウジアラビアの経済に12万もの雇用の創出が予測されます。
レッド・シー・グローバルに関する詳細、または今後の入札に関する情報を受け取るための登録には当社ウェブサイトをご覧ください:https://www.redseaglobal.com/en/vendor-registration
レッド・シー・グローバルについて
レッド・シー・グローバル(RSG、ウェブサイト:https://www.redseaglobal.com/)は、サウジアラビアの公的投資基金(PIF)が100%出資する非公開株式会社です。
複数のプロジェクトを展開するグローバルデベロッパーであるRSGは、世界をより持続可能な未来へと導く方法を探すことに尽力し、責任ある再生型(regenerative)な開発がいかにコミュニティに希望を与え、経済を推進し、環境を充実させるかを示していきます。すべての人々によりよい未来を築くためには、天然資源の保護は開発に関するすべての意思決定において考慮すべき重要事項だと考えています。
経済の多様化を図るサウジアラビアの「ビジョン2030」の要であるRSGは、人々と地球にポジティブなの影響を与える建築資産やリゾートを開発する中で、若く才能のあるサウジアラビアの人材と民間企業のために魅力的な機会を生み出すことにより、サウジアラビアの変革を支える重要な役割を果たしています。
RSGは世界でも有数の野心的な開発事業のビジョンを担う企業で、その事業にはザ・レッド・シーやアマーラといったラグジュアリーかつ再生型(regenerative)のリゾートが含まれています。そのポートフォリオを通して、RSGはプロジェクトの実現のために極めて革新的なコンセプトや戦略、技術を活用しています。
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