<令和・平成・昭和 生まれのアレルギーの子をもつ親の『対策』調査>時を経ても変わらぬ意識。実は、アレルギー疾患の子をもつ親の99%が、発症後に対策を開始。適切なタイミングで“予防”ができていなかった!
アレルギー予防のためには“産後すぐ”からの『肌の“早期”保湿ケア』が望ましいが、知らない親は全世代で約7割も!
翠松堂製薬株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:谷村 真一)では、アレルギー予防の正しい知識を普及し、「洗浄+保湿」により乳幼児をアレルギーから守る「予防スキンケア」の重要性を啓発する活動を行っています。
今回は、アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支ぜん息など)のある「令和」「平成」「昭和」生まれのお子さん(第1子)をもつ保護者を対象に「乳幼児のアレルギー対策」に関する意識調査を実施しました。
今回は、アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支ぜん息など)のある「令和」「平成」「昭和」生まれのお子さん(第1子)をもつ保護者を対象に「乳幼児のアレルギー対策」に関する意識調査を実施しました。
- 調査結果のポイント
2.具体的なアレルギー予防策』1位は、3世代とも『肌の保湿』と回答。
3.しかし、『アレルギー予防には、“産後すぐ”からの保湿が重要』といった“保湿の適切なスタート時期”について“知っていた”親は、全世代で約3割。約7割の親は“知らなかった”!
“知っていた”親は、世代別だと「昭和」が約1割、「平成」が約3割、「令和」が約5割の結果に。
時代の経過とともに医学的治験などのエビデンスが増え、それにともない親の理解も深まりつつあるが、他の世代に比べて最新情報を得やすい現役世代の「令和」であっても、約2人に1人にとどまっている。
4.さらに、『アレルギーは肌から連鎖的に発症する』ことを“知っていた”親は、全世代で約4割。約6割の親は“知らなかった”!
5.実際は、『子どもがアレルギーを発症してから、対策を開始した親』が99%とほとんどで、3世代とも適切なタイミングでアレルギー予防をできていない【実態】がうかがえた。
- 調査結果(詳細)
「あなたは、お子さん(第1子)が生まれた後に、『アレルギーを予防するための対策』を行なっていますか(いましたか)。」と聞いたところ、“行っている(いた)”と答えた割合は、「令和」生まれの子の親が96.2%、「平成」が94.6%、「昭和」が92.9%と、3世代ともほぼ同じ結果に。
自己申告ではあるものの、アレルギー予防の実践率が非常に高い結果となりました。
2.『具体的なアレルギー予防策』1位は、3世代とも『肌の保湿』と回答。
「あなたが行っている(いた)『アレルギーを予防するための対策』を具体的に教えてください。」と聞いたところ、1位は、3世代とも“肌の保湿”で、「令和」生まれの子の親が46.4%、「平成」が50.1%、「昭和」が45.2%でした。この結果から、各世代の親が『“肌の保湿”=アレルギーを予防するための有効な対策の一つ』と捉えている様子がうかがえます。しかし、2位以下の回答は分散傾向にあり、例えば、離乳食については『開始時期を遅くする』『アレルギーの原因食物を完全に除去する』など誤った予防策が選択され、「平成」「昭和」生まれの子の親が、当時は正しくても現在は適切でない予防策を選択する、「令和」が最新の適切な予防策を認識していない様子も見受けられました。
3.しかし、『アレルギー予防には、“産後すぐ”からの保湿が重要』といった“保湿の適切なスタート時期”について“知っていた”親は、全世代で約3割。約7割の親は“知らなかった”!
“知っていた”親は、世代別だと「昭和」が約1割、「平成」が約3割、「令和」が約5割の結果に。時代の経過とともに医学的治験などのエビデンスが増え、それにともない親の理解も深まりつつあるが、他の世代に比べて最新情報を得やすい現役世代の「令和」であっても、約2人に1人にとどまっている。
「あなたが育児中に知っていたことを教えてください。」とたずねた中で、『アレルギー疾患の予防には、産後すぐから毎日、洗浄料で肌を清潔にして、保湿剤で肌を保護し続けることが重要である』という項目について“知っていた”と回答した親は、全世代では、28.4%で、残りの71.6%は“知らなかった”という結果に。世代別では「令和」が49.2%、「平成」が29.5%、「昭和」が12.8%。(グラフC-3.を参照)
時代の経過とともに医学的治験などのエビデンスが増え、それにともない親の理解も深まりつつあります。現役世代の「令和」は「平成」「昭和」に比べて最新情報を得やすい環境下にありますが、それでも約2人に1人にとどまっています。『“肌の保湿”=アレルギーを予防するための有効な対策の一つ』だということは知られていても、『保湿をスタートする“適切なタイミング”』までは知られていないことが明らかとなりました。
4.さらに、『アレルギーは肌から連鎖的に発症する』ことを“知っていた”親は、全世代で約4割。約6割の親は“知らなかった”!
「あなたが育児中に知っていたことを教えてください。」とたずねた中で、『乳児期にアトピー性皮膚炎がある場合、成長にともなって食物アレルギーやぜん息、鼻炎など他のアレルギー疾患を発症する確率が高くなる』という項目について“知っていた”と回答した親は、全世代では、41.3%で、残りの58.7%は“知らなかった”という結果に。世代別では、「令和」が39.2%、「平成」が40.1%、「昭和」が46.9%でした。『アレルギーの予防』や『肌の保湿』は実践されていても、それを実践する理由となる『乳幼児のアレルギーと肌に関する重要なリスク』が知られていないことが明らかとなりました。
※グラフC-4.を参照
5.実際は、『子どもがアレルギーを発症してから、対策を開始した親』が99%とほとんどで、3世代とも適切なタイミングでアレルギー予防をできていない【実態】がうかがえた。
「あなたのお子さん(第1子)がアレルギー疾患を発症した年齢と対策を始めた年齢を教えてください。」とたずねたところ、1,147名の回答者のうち、アレルギーの発症前から予防するための対策を開始していた親は、13名のみでした。世代別の内訳としては、「令和」生まれの子の親が6名、「平成」が7名で、「昭和」は0名の結果に。
3.同様、時代の経過とともに親の理解も深まりつつあるため、「昭和」に比べて「令和」「平成」の人数が多いと推測しますが、いずれにしても全世代の99%の親が適切なタイミングで『アレルギーを“予防”するための対策』を実践できていない可能性が高いと考えられます。
- 調査結果にともなう「予防スキンケア」啓発の重要性
近年、乾燥や湿疹によりバリア機能が低下した肌からアレルゲンが侵入することで、さまざまなアレルギーの発症リスクが高まることが明らかになり、アレルギー予防には生後すぐからのスキンケアが重要であることがわかってきています。また、乳幼児期にアトピー性皮膚炎を発症してしまうと、その後、食物アレルギーやぜん息などさまざまなアレルギー疾患を発症する(アレルギーマーチ)確率が高まるといわれています。
そのため、お子さんのアトピー性皮膚炎の予防のためには、皮膚を清潔に保つ「洗浄」と、潤いを保って肌を保護する「保湿」をセットにした「予防スキンケア」を、産まれて間もない頃から実践することが重要であるといわれています。
翠松堂製薬では、今後も多くの保護者に興味をもってもらえるよう、さまざまな角度から、アレルギー予防の正しい知識を普及し、「洗浄+保湿」により乳幼児をアレルギーから守る「予防スキンケア」の重要性を啓発する活動を継続していきます。
- 調査概要
期間:2023年3月3日(金)~3月8日(水)
対象:アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支ぜん息など)のある子どもをもつ20~74歳の女性1,147名(第1子の生まれ年をもとに「令和」「平成」「昭和」で区切って抽出)
- 翠松堂製薬株式会社とは
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